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久米島・慶良間諸島

久米島、慶良間諸島の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

久米島 慶良間諸島 観光ガイド

久米島・慶良間諸島の観光・旅行 Info

久米島(くめじま)

自然景観スポット

はての浜

久米島東側の沖合に浮かぶ真っ白な砂浜だけの島。
エメラルドグリーンの海に囲まれ、シュノーケリングや写真撮影に人気のスポットです。

ミーフガー

「女岩」とも呼ばれる巨大な岩。安産や子宝祈願のパワースポットとして地元に親しまれています。

比屋定バンタ(ひやじょうバンタ)

高台から東シナ海を一望できる絶景スポット。
サンセットの時間帯が特に美しく、ドライブの途中に立ち寄るのがおすすめです。

文化・歴史スポット

上江洲家(うえずけ)

琉球王国時代の建築様式を残す伝統的な住宅。
国の重要文化財に指定されており、当時の暮らしぶりがわかります。

久米島博物館

久米島の自然・歴史・文化を学べる施設。海洋生物の展示や民俗資料が充実しています。

慶良間諸島(けらましょとう)

慶良間諸島は那覇から高速船やフェリーでアクセスでき、主に渡嘉敷島(とかしきじま)、座間味島(ざまみじま)、阿嘉島(あかじま)などがあります。

渡嘉敷島(とかしきじま)

阿波連ビーチ(あはれんビーチ)

白砂と透明度抜群の海が魅力のビーチ。
マリンアクティビティやスノーケリングにも最適で、宿泊施設も整っています。

展望台(トカシク展望台・アハレン展望台)

美しい慶良間ブルーを一望できるスポット。
夕陽の時間帯は特に絶景です。

座間味島(ざまみじま)

古座間味ビーチ

世界屈指の透明度を誇る海で、シュノーケリングに最適。
周囲のサンゴ礁には多くの熱帯魚が集まります。

高月山展望台

島の中心部にある展望台で、座間味港や周囲の島々を見渡せます。

阿嘉島(あかじま)

ニシバマビーチ

阿嘉島の人気ビーチで、遠浅で穏やかな海。
カラフルなサンゴや熱帯魚が間近に見られ、家族連れにも人気です。

慶留間橋(げるまばし)

阿嘉島と慶留間島(げるまじま)を結ぶ橋からの眺めが絶景。
自転車や徒歩でのんびり島巡りが楽しめます。

その他の特徴的な魅力

ホエールウォッチング(冬季)

1月~3月はザトウクジラのシーズン。
慶良間諸島周辺ではホエールウォッチングツアーが数多く催行され、クジラが間近で見られます。

ダイビングの聖地

慶良間諸島は世界屈指のダイビングスポット。
初心者から上級者まで対応したショップが充実し、ウミガメやマンタとの出会いも期待できます。

久米島・慶良間諸島のグルメガイド

久米島町(くめじまちょう)

名産品・ローカルフード

久米島みそ

大豆を原料にした、まろやかな甘みが特徴の手作り味噌。

クルマエビ

全国的にも知られる久米島産の高級養殖エビ。刺身や塩焼きで絶品。

人気のレストラン

海坊主(うみぼうず)

地元の海産物や島料理が楽しめる人気店。クルマエビ料理が特におすすめ。

お土産

久米島紬(くめじまつむぎ):伝統工芸品。小物や反物などが販売されています。

泡盛「久米仙」:地元の酒造が作る風味豊かな泡盛。


渡嘉敷村(とかしきそん)

名産品・ローカルフード

海ぶどう

とれたての海ぶどうが食べられる。ミネラルたっぷりの海藻。

もずくそば

島もずくを練り込んだそば。ヘルシーで人気。

人気のレストラン

マリンブルーとかしき

阿波連ビーチ近くにあるレストラン。海を眺めながら島料理が楽しめる。

お土産

もずく加工品(スープ・佃煮・乾燥もずくなど)

慶良間ブルーの写真集・ポストカード


座間味村(ざまみそん)

名産品・ローカルフード

島だこ

引き締まった歯ごたえが特徴。タコ飯や唐揚げがおすすめ。

アーサ汁

海藻のアーサ(あおさ)を使った体にやさしいスープ。

人気のレストラン

まるみ屋

地元の食材を使った定食が人気。島豆腐料理やアーサ汁も好評。

お土産

アーサ入りせんべい手作りの島みやげ雑貨が人気。


粟国村(あぐにそん)

名産品・ローカルフード

粟国の塩

伝統的な平釜製法で作られる天然塩。料理の味を引き立てる。

イラブー汁

ウミヘビ(イラブー)を使った珍しい伝統料理。栄養価が高く、行事食として重宝される。

人気のレストラン

村内共同食堂

島の人々が通う素朴な食堂。粟国の塩を使った家庭料理が楽しめます。

お土産

粟国の塩を使ったお菓子やバスソルトが人気。


渡名喜村(となきそん)

名産品・ローカルフード

サクナ(長命草)

薬草としても有名な健康食材。天ぷらやおひたしに。

黒糖

昔ながらの製法で作られる黒糖はコクがあり、人気の島おやつ。

人気のレストラン

飲食店は少ないが、民宿で地元料理を提供するところが多い。

お土産

手作り黒糖サクナ茶など、健康志向の商品が人気。


北大東村(きただいとうそん)

名産品・ローカルフード

ラム酒「CORCOR」

サトウキビから作られた島発の本格ラム。世界的な評価も高い。

サトウキビ料理

サトウキビのしぼり汁を使ったデザートや調味料が名物。

人気のレストラン

民宿内の食堂や共同売店で地元料理を楽しめます。

お土産

CORCORラム酒黒糖関連商品が人気。


南大東村(みなみだいとうそん)

名産品・ローカルフード

大東寿司

サワラなどの魚を甘酢で〆た島独自の押し寿司。お祭りや空港でも販売。

島バナナ

甘みと酸味が絶妙な希少な品種。完熟は絶品。

人気のレストラン

ホテルよしざと食堂

大東寿司をはじめ、島料理の定食が楽しめる。

お土産

大東寿司(冷凍パック)島バナナジャムなどが人気。

久米島・慶良間諸島の季節の祭り・イベント

久米島町(くめじまちょう)

久米島まつり

毎年夏に開催される町最大の祭り。伝統芸能、花火大会、屋台などがあり、島民と観光客が一体となって盛り上がります。

ハテの浜ウォーク

久米島の人気スポット「ハテの浜」で開催されるウォーキングイベント。白砂と青い海に囲まれた絶景を歩く贅沢な体験。

特徴的なこと

伝統舞踊「クイチャー」は、久米島の人々にとって非常に大切な文化遺産であり、各行事で披露されます。


渡嘉敷村(とかしきそん)

渡嘉敷村豊年祭

五穀豊穣と村の繁栄を祈願する伝統行事。エイサーや舞踊、神事などが執り行われ、集落ごとに特色があります。

サバニレース

古くから伝わる木造の伝統舟「サバニ」を使ったレースイベント。サバニ文化の継承と観光資源化を目的に開催。

特徴的なこと

島の自然と共生する文化が色濃く残っており、イベントでは地元の海産物や郷土料理がふるまわれることも。


座間味村(ざまみそん)

座間味村夏まつり

音楽ライブ、伝統芸能、花火大会などが行われる夏の一大イベント。村民と観光客の距離が近く、アットホームな雰囲気です。

ホエールウォッチングフェスティバル

1〜3月のザトウクジラシーズンにあわせて開催。自然観察ツアーや写真展などが実施されます。

特徴的なこと

環境保護と観光が両立している地域。ホエールウォッチングのエコツーリズムが有名です。


粟国村(あぐにそん)

粟国村海神祭(ウンジャミ)

旧暦の5月に行われる、航海の安全と豊漁を祈願する祭り。神事のあとには伝統舞踊や競技が行われます。

粟国島まつり

地域振興と観光交流を目的としたイベント。特産品販売や伝統芸能披露などが行われます。

特徴的なこと

粟国島では「イラブー(海蛇)」料理が行事食として振る舞われることもあり、古来の信仰や生活文化が色濃く残っています。


渡名喜村(となきそん)

渡名喜の豊年祭

旧暦の7月に実施される、五穀豊穣と無病息災を祈る行事。各家庭に神が宿るという「御嶽(うたき)」信仰が強く関係しています。

トゥブリの儀式

水の神に捧げる神聖な儀式。渡名喜独自の宗教儀礼として、島民の信仰を今に伝えています。

特徴的なこと

琉球時代の伝統的な赤瓦屋根の街並みが残り、島全体が文化財のような雰囲気。祭りも非常に厳かです。


北大東村(きただいとうそん)

北大東まつり

村を挙げて行う年に一度の祭り。音楽ステージや伝統舞踊、スポーツ大会が行われます。

ラムフェスタ

地元のサトウキビから作られたラム酒「CORCOR」を主役にしたイベント。試飲や料理とのペアリングが楽しめます。

特徴的なこと

島外からの移住者も多く、沖縄文化と本土文化のミックスされたユニークな雰囲気があります。


南大東村(みなみだいとうそん)

南大東まつり

ステージイベントや島伝統の大東太鼓の演奏などが行われる、村最大のイベント。

大東寿司まつり

名物「大東寿司」の普及と島おこしを兼ねたグルメイベント。販売や試食が行われ、観光客にも人気。

特徴的なこと

島はかつて八丈島からの移住者が開拓した歴史があり、言葉や風習にも八丈文化の影響が見られます。

久米島・慶良間諸島の気温・天候

これらの島々はすべて亜熱帯海洋性気候に属し、1年を通じて温暖で湿潤です。冬でも極端に冷え込むことはほとんどなく、年間を通じて過ごしやすい気候が魅力です。

春(3月〜5月)

気温

平均気温:18〜25℃。3月はやや肌寒い日もありますが、4月からは本格的に暖かくなり、Tシャツで過ごせる日が増えます。

特徴

海開きが行われ、ダイビングやシュノーケリングも徐々に楽しめる時期になります。観光のハイシーズン前で比較的静かに島時間を楽しめる季節です。

梅雨(5月中旬〜6月中旬)

気温

平均気温:23〜28℃。蒸し暑く感じられる日が多くなります。

特徴

湿度が高く、スコールのような雨が降ることもありますが、1日中降り続くわけではなく晴れ間も見られます。梅雨明け後は一気に真夏の陽気になります。

夏(6月下旬〜9月)

気温

平均気温:28〜32℃。日差しが非常に強く、熱中症対策が必須です。

特徴

海の透明度が高く、マリンアクティビティの最盛期。多くの観光客でにぎわいます。

台風シーズン

特に8月から9月にかけては台風が接近することが多く、飛行機やフェリーの欠航もあり得ます。最新の天気情報をこまめに確認しましょう。

秋(10月〜11月)

気温

平均気温:23〜28℃。日中はまだ夏のような陽気が続きますが、朝夕は涼しくなります。

特徴

観光客がやや落ち着き、過ごしやすい気候の中で静かな島旅を楽しめるシーズンです。泳ぐことも可能ですが、水温は徐々に下がっていきます。

冬(12月〜2月)

気温

平均気温:17〜21℃。寒暖差が小さく、寒さはそれほど厳しくありません。

特徴

ホエールウォッチングがシーズンイン(座間味村など)。泳ぐにはやや水温が低いですが、風が弱ければ釣りや島内散策には最適な時期です。

雨と風

冬でも風が強くなる日があります。大東諸島では季節風(北風)が吹きやすく、船の運航が影響を受けることもあります。

地域別の特徴

久米島町(くめじまちょう)

全体的に温暖で過ごしやすい気候。ハテの浜などでは年間を通じてマリンスポーツが楽しめます。

慶良間諸島(渡嘉敷村・座間味村)

透明度の高い海と穏やかな天気で、春から秋までのマリンレジャーに最適。ホエールウォッチングも人気。

粟国村・渡名喜村

自然豊かな小規模離島。気候は比較的穏やかで、風に強い船便の運航状況は旅行の重要なポイント。

北大東村・南大東村

沖縄本島から遠く、台風や強風の影響を受けやすい地域。独自の農業気候(サトウキビ栽培など)が特徴です。

久米島・慶良間諸島へのアクセス

沖縄本島から離島への移動手段は、主に飛行機フェリーが利用されます。それぞれの島によって交通手段や所要時間が異なりますので、以下に地域別のアクセス方法をご紹介します。

久米島町(くめじまちょう)

那覇からのアクセス

飛行機

那覇空港から久米島空港まで約30分。JTAやRACが1日数便運航しています。

フェリー

那覇の泊港(とまりん)から久米島(兼城港)まで約3時間30分。1日1~2便が運航されています。

渡嘉敷村(とかしきそん)

那覇からのアクセス

フェリー

泊港から渡嘉敷港へ「フェリーとかしき」で約70分、「マリンライナーとかしき(高速船)」で約35分。1日1~2便。

座間味村(ざまみそん)

那覇からのアクセス

フェリー

泊港から座間味港まで「フェリーざまみ」で約2時間、「クイーンざまみ(高速船)」で約50分~1時間10分。

島内移動

座間味島と阿嘉島間は定期船「みつしま」で15分程度。

粟国村(あぐにそん)

那覇からのアクセス

飛行機

那覇空港から粟国空港まで約25分。RACが定期便を運航(天候による欠航もあり)。

フェリー

泊港から粟国港へ約2時間10分。週に数便の運航で、海況により欠航もあり。

渡名喜村(となきそん)

那覇からのアクセス

フェリー

泊港から渡名喜港へ、粟国行きフェリーが週3便ほど寄港。所要時間は約2時間~2時間30分。

北大東村(きただいとうそん)・南大東村(みなみだいとうそん)

那覇からのアクセス

飛行機

那覇空港から北大東・南大東空港へ、RACが運航。1日1便ずつ(那覇→南大東→北大東→那覇の循環便)。所要時間は各島まで約1時間15分。

フェリー

泊港から各島へフェリーだいとうが運航。那覇~南大東~北大東~那覇というルートで、3~6日に1便、所要時間は約13~15時間。

アクセス時の注意点

久米島・慶良間諸島の移動手段

各島は自然に恵まれており広さや交通インフラも異なるため、観光スタイルに合わせた移動手段の選択が重要です。以下、町村ごとの移動手段を紹介します。

久米島町(くめじまちょう)

主な移動手段

渡嘉敷村(とかしきそん)

主な移動手段

座間味村(ざまみそん)

主な移動手段(座間味島・阿嘉島・慶留間島)

粟国村(あぐにそん)

主な移動手段

渡名喜村(となきそん)

主な移動手段

北大東村(きただいとうそん)

主な移動手段

南大東村(みなみだいとうそん)

主な移動手段

久米島・慶良間諸島の観光コース

沖縄本島からアクセス可能な離島群は、それぞれ異なる自然・文化・魅力を持っています。以下では、久米島・慶良間諸島・大東諸島にある各町村の観光モデルコースをご紹介します。

久米島町(くめじまちょう)

1日〜2日モデルコース

1日目

久米島空港到着 → はての浜ツアー → イーフビーチ散策 → 畳石観賞 → 久米島温泉

2日目

宇江城跡 → 五枝の松 → ミーフガー(女岩) → 具志川城跡 → 久米仙酒造見学

渡嘉敷村(とかしきそん)

日帰りまたは1泊2日コース

泊港からフェリーで渡嘉敷島へ → 阿波連ビーチでシュノーケリング → トカシクビーチ → 展望台散策 → 宿泊または日帰り帰港

座間味村(ざまみそん)

1泊2日コース

1日目(座間味島)

古座間味ビーチで海水浴 → 高月山展望台 → ホエールウォッチング(冬季)

2日目(阿嘉島)

阿嘉ビーチ → 慶留間島ドライブ → ケラマジカ観察 → フェリーで那覇へ戻る

粟国村(あぐにそん)

1泊2日ゆったり島時間コース

粟国港到着 → マハナ展望台 → 断崖の海岸線散策 → 製塩所見学 → 夕日鑑賞 → 星空観察

渡名喜村(となきそん)

日帰りまたは1泊コース

集落の赤瓦屋根と石垣の町並み散策 → 美しい海岸線ウォーキング → 伝統的な家並み撮影 → 伝統工芸体験(要予約)

北大東村(きただいとうそん)

2日間で大自然探訪コース

北大東空港到着 → 沖縄最東端の碑 → 海軍棒展望台 → 鍾乳洞探検(要案内人) → クレーン桟橋見学

南大東村(みなみだいとうそん)

1泊2日アドベンチャー&文化体験

星野洞(鍾乳洞)探検 → 大東そばランチ → 大東寿司体験 → 島唄ライブや地元酒場で交流 → クレーン船での乗下船体験

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