沖縄県 » 西表島・竹富島・小浜島

西表島・竹富島・小浜島

西表島、竹富島、小浜島の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

西表島 竹富島 小浜島 観光ガイド

西表島・竹富島・小浜島の観光・旅行 Info

沖縄県の八重山諸島に位置する西表島・竹富島・小浜島は、それぞれ異なる魅力を持った観光地です。大自然、伝統文化、リゾート感を楽しめるこれらの島々のおすすめ観光スポットをご紹介します。

西表島(いりおもてじま)

仲間川マングローブクルーズ

日本最大級のマングローブ林を観察できるクルーズ。遊覧船でジャングルのような自然を体感できます。

星砂の浜(ほしすなのはま)

砂の中に星の形をした有孔虫の殻が混じっており、星砂を探すのが楽しいビーチです。シュノーケリングも人気。

ピナイサーラの滝

落差約55mの沖縄県最大の滝。カヌーとトレッキングを組み合わせたツアーが多く、秘境感満点の冒険が楽しめます。

由布島(水牛車渡り)

浅瀬の海を水牛車に揺られて渡る観光体験。島内には亜熱帯植物園があり、のどかな風景が広がります。

竹富島(たけとみじま)

赤瓦の古民家集落

伝統的な赤瓦屋根と白砂の道が残る重要伝統的建造物群保存地区。沖縄らしい風情が漂います。

水牛車観光

三線の音色とともに集落内をのんびり巡る人気アクティビティ。ガイドの案内で島の歴史や文化を学べます。

コンドイビーチ

遠浅で透明度抜群のビーチ。干潮時には砂洲が現れることもあり、のんびりとした時間を過ごせます。

カイジ浜(星砂の浜)

こちらも星砂で有名なビーチ。砂をよく観察すると、星型の砂が見つかります。

小浜島(こはまじま)

シュガーロード

サトウキビ畑の一本道が続く絶景ロード。ドラマ『ちゅらさん』のロケ地としても有名です。

大岳(うふだき)展望台

島の中央にある小高い丘からは、八重山諸島の島々を一望できます。絶景スポットとして人気。

はいむるぶしビーチ

高級リゾート「はいむるぶし」のプライベートビーチ。透明な海でカヤックやSUPなどのマリンアクティビティも充実しています。

細崎(くばざき)

島の西端にある漁師町。遠くに西表島を望む絶景と、静かな集落の風景が魅力です。

まとめ:それぞれの島の魅力を楽しもう

石垣島から各島へのアクセスも良く、日帰り観光や1泊滞在にも適しています。旅の目的やスタイルに合わせて、最適なコースを選んでみましょう。

西表島・竹富島・小浜島のグルメガイド

沖縄県の離島地域に位置する竹富町(西表島・竹富島・小浜島など)および与那国町(与那国島)には、豊かな自然と文化に根ざした個性的な食文化や特産品が数多くあります。旅行の楽しみのひとつであるグルメやお土産情報を、島ごとにご紹介します。

竹富町の名産品・グルメ・お土産

西表島

名産品・ローカルフード

黒紫米(くろむらさきまい):栄養価が高く、もちもちとした食感。おにぎりやおこわに人気。
島バナナ:濃厚な甘みと酸味が特長の希少な果物。
パインアップル:夏場は糖度の高いピーチパインやスナックパインが人気。

人気レストラン
おすすめのお土産

黒紫米の加工品(米粉、クッキー)地釜塩オリジナル島コーヒーなどが人気です。

竹富島

名産品・ローカルフード

ジューシー(沖縄風炊き込みご飯)あかばなー(ハイビスカス)のお茶黒糖などが有名です。

人気レストラン
おすすめのお土産

竹富民芸館のミンサー織りや、手作りのシーサーなど民芸品が旅の記念にぴったりです。

小浜島

名産品・ローカルフード

島らっきょうの塩漬けもずく島豆腐など地産地消が魅力。
また、小浜牛という島育ちの和牛も提供されることがあります。

人気レストラン
おすすめのお土産

オリジナル島塩やシークヮーサードレッシングが特に人気です。

与那国町の名産品・グルメ・お土産

与那国島

名産品・ローカルフード

与那国そば:八重山そばとは違う、太めのストレート麺が特長。
かじきの刺身カジキのカツなど、漁業の島ならではの新鮮な魚介が味わえます。
花酒「どなん」:60度のアルコール度数を誇る、与那国島限定の泡盛。

人気レストラン
おすすめのお土産

花酒「どなん」をはじめ、与那国馬グッズや、手作りの島サンゴアクセサリーなど、離島ならではの希少なお土産が充実しています。

西表島・竹富島・小浜島の季節の祭り・イベント

沖縄県の八重山諸島にある竹富町(西表島・竹富島・小浜島など)と、最西端の与那国町では、古くから受け継がれる伝統行事や島民が一体となって楽しむ祭りが多く存在します。ここでは、それぞれの島ごとの代表的なイベントをご紹介します。

竹富町の主な祭り・イベント

西表島

節祭(しち)

開催時期:旧暦9月(年によって変動)
概要:西表島の各集落(祖納、干立など)で行われる年に一度の大祭で、五穀豊穣と航海安全を祈願します。
特徴:カラフルな衣装を身にまとった住民による古式舞踊、御神輿や船こぎなど、壮大な儀式が島全体で繰り広げられます。

竹富島

種子取祭(たなとぅい)

開催時期:旧暦9月
概要:竹富島最大の伝統行事で、五穀豊穣を祝う儀式として知られます。2日間にわたり神事や芸能が奉納されます。
特徴:国の重要無形民俗文化財にも指定されており、奉納芸能では組踊や舞踊、狂言などが上演されます。

小浜島

結願祭(きつがんさい)

開催時期:旧暦8月
概要:豊年祈願と感謝を込めた神事で、伝統芸能が奉納されます。
特徴:小浜島の住民が演じる迫力ある舞や歌が観光客にも好評です。観光客の見学も歓迎されていることが多いです。

与那国町の主な祭り・イベント

与那国島

ドゥナン・ハーリー(与那国ハーリー)

開催時期:5月〜6月(旧暦5月4日前後)
概要:海の神に豊漁と航海安全を祈願するハーリー(爬龍船競漕)です。
特徴:与那国島独自の様式で行われるレースと、島民の熱気あふれる応援が見どころです。

与那国島一周マラソン

開催時期:11月中旬
概要:与那国島を一周するマラソン大会で、島内外から多くのランナーが参加します。
特徴:日本最西端の絶景を眺めながら走れる希少な大会です。地域住民の声援や手作りエイドも魅力。

旧正月(ソーグヮチ)

開催時期:旧暦の元日
概要:旧暦に基づく正月行事で、神前での祈りや伝統芸能が披露されます。
特徴:与那国では旧正月を盛大に祝う風習が残っており、獅子舞や棒術などが行われることもあります。

地域ならではの特徴

伝統を重んじる祭り文化

これらの離島では旧暦に基づいて行事が催されることが多く、農業や漁業、自然への祈りと感謝を込めた信仰と芸能の融合が特徴です。
また、観光客も歓迎される祭りも多いため、地元文化に触れる貴重な体験ができます。

自然と調和した地域行事

祭りの多くは、海や山、作物との共存を大切にする暮らしを反映しており、独特の風習や民謡、踊りが息づいています。特に与那国島では、台湾に近い地理的背景から、独自の文化も感じられる行事が多く見られます。

西表島・竹富島・小浜島の気温・天候

沖縄県の最南端に位置する竹富町(西表島・竹富島・小浜島など)および与那国町(与那国島)は、温暖な亜熱帯海洋性気候に属しています。一年を通じて高温多湿で、冬でも比較的暖かく、海のレジャーが楽しめる地域です。以下に、季節ごとの気候と気温、雨や台風の特徴について解説します。

春(3月〜5月)

気温と気候

平均気温:20〜26℃
春は暖かくなり始め、日中は半袖で過ごせる日も多くなります。湿度は低めで過ごしやすく、花や新緑の自然も楽しめるベストシーズンの一つです。

特徴的な事柄

春は台風の心配がほとんどなく、海遊びやトレッキング、観光に適した穏やかな気候です。マンタやウミガメの観察もできる時期です。

梅雨(5月中旬〜6月中旬)

気温と気候

平均気温:25〜29℃
梅雨入りは本州よりも早く、5月中旬頃から始まります。曇りや雨の日が多くなりますが、1日中降り続けることは少なく、晴れ間もあります。

特徴的な事柄

湿度が高く蒸し暑さを感じることもありますが、観光は可能です。雨具の携帯があると便利です。また、この時期に一部のホタル観賞も楽しめます(西表島など)。

夏(6月下旬〜9月)

気温と気候

平均気温:28〜32℃
強い日差しと高温が続く真夏の時期。紫外線が非常に強いため、日焼け対策が必須です。熱帯夜も多く、冷房の効いた宿泊施設が望まれます。

特徴的な事柄

7月〜9月は台風シーズンであり、接近・上陸により交通機関が乱れることがあります。旅行前には天候情報の確認を。
一方で、海の透明度が高くなり、ダイビングやシュノーケリングに絶好の季節です。

秋(10月〜11月)

気温と気候

平均気温:24〜28℃
暑さがやわらぎ、湿度も下がって過ごしやすい季節です。まだまだ海遊びが楽しめる気温で、観光には最適な時期となります。

特徴的な事柄

観光客が夏に比べて減少し、落ち着いた雰囲気で島を楽しめます。秋の台風は年によって影響があるため、事前の確認をお忘れなく。

冬(12月〜2月)

気温と気候

平均気温:17〜22℃
冬でも比較的暖かく、日中は長袖1枚で快適に過ごせる日が多いです。ただし北風が強い日や曇天が続くこともあります。

特徴的な事柄

海水温も高く、ウェットスーツがあればダイビングも可能です。ホエールウォッチングが始まるシーズンでもあり、冬ならではの自然体験ができます。

台風・降雨の特徴

台風の傾向

7月〜10月が台風の最も接近しやすい時期で、特に与那国島は西に位置するため台風の進路上にあたりやすいです。強風・高波の影響により、船や飛行機が欠航することもあります。

降雨の傾向

年間を通じて雨が多く、特に梅雨と台風シーズンは集中豪雨になることもあります。西表島などはジャングル地帯が広がるため、急な増水などにも注意が必要です。

西表島・竹富島・小浜島へのアクセス

沖縄県八重山諸島に属する竹富町(西表島・竹富島・小浜島など)および与那国町(与那国島)は、いずれも石垣島を拠点としてアクセスするのが一般的です。ここでは、各島へのアクセス手段について詳しくご紹介します。

石垣島までのアクセス

那覇空港から石垣島

飛行機:那覇空港から石垣空港(南ぬ島石垣空港)まで約1時間。
JAL、ANA、LCC各社が運航しており、本州からの乗り継ぎにも便利です。

竹富町の各島へのアクセス

西表島

石垣島からのフェリー

航路:石垣港離島ターミナル → 大原港または上原港(西表島)
所要時間:約40〜50分(航路による)
備考:天候によっては上原航路が欠航することがあるため、状況に応じて大原港を利用します。

竹富島

石垣島からのフェリー

航路:石垣港離島ターミナル → 竹富港
所要時間:約10〜15分
運行本数:1日10便以上あり、非常にアクセスしやすい島です。

小浜島

石垣島からのフェリー

航路:石垣港離島ターミナル → 小浜港
所要時間:約25〜30分
備考:便数はやや少なめなので、事前に時刻表を確認しましょう。

その他の竹富町の島々

黒島・波照間島・鳩間島など

それぞれ石垣島から定期船が出ていますが、天候に左右されやすいため、旅程には余裕を持つことが重要です。

与那国町へのアクセス

与那国島

石垣島からの飛行機

航空便:南ぬ島石垣空港 → 与那国空港(RAC運航)
所要時間:約30分
便数:1日1〜2便程度(季節により増減あり)
備考:飛行機でのアクセスが最も一般的で、予約は早めにするのがおすすめです。

石垣島からのフェリー

航路:石垣港 → 与那国島 久部良港
所要時間:約4〜5時間(週2便程度)
備考:波が高く欠航しやすいため、船酔い対策が必要。観光よりも物資輸送が主な目的の便です。

西表島・竹富島・小浜島の移動手段

竹富町(西表島・竹富島・小浜島など)および与那国町(与那国島)では、島ごとの交通手段が異なります。公共交通は限定的なため、観光にはレンタル手段の活用が重要です。以下に島ごとの移動手段をご紹介します。

西表島(竹富町)

レンタカー

利用のしやすさ:
島が広大で見どころが点在しているため、レンタカーが最も便利です。港周辺や宿泊施設で貸し出し可能です。

レンタルバイク・自転車

利用のしやすさ:○(短距離移動向け)
平坦な道が多い南部では自転車利用も可能ですが、観光地間の距離があるため中長距離には不向きです。

路線バス

利用のしやすさ:
大原港と上原港を結ぶ路線バスが運行されていますが、本数は少なく時間が限られます。

竹富島(竹富町)

レンタサイクル

利用のしやすさ:
島は小さく平坦なので、レンタサイクルが最も人気の移動手段です。港や村内で借りることができます。

徒歩

利用のしやすさ:
集落内は徒歩で十分に観光できます。伝統的な赤瓦の家々が並ぶ道をゆっくり歩くのも魅力です。

観光バス(送迎付きツアー)

利用のしやすさ:
観光業者が主催するツアーには送迎バスがついていることが多く、初めての方にも安心です。

小浜島(竹富町)

レンタサイクル・レンタバイク

利用のしやすさ:
小浜島も比較的平坦で、サイクリングが人気です。アップダウンがあるので、体力に自信のない方は電動アシスト付きがおすすめです。

レンタカー

利用のしやすさ:
港や宿泊施設で借りられます。島内は小さいため短時間のレンタルでも十分楽しめます。

与那国島(与那国町)

レンタカー・レンタバイク

利用のしやすさ:
島内の主要観光地(海底遺跡、Dr.コトー診療所ロケ地など)へ行くにはレンタカーまたはバイクが最も便利です。与那国空港や久部良港付近で借りられます。

タクシー

利用のしやすさ:
台数が少なく、事前予約が必要な場合があります。短距離移動や緊急時に便利です。

路線バス

利用のしやすさ:
1日数本と少なめですが、主要な集落を結ぶ路線があります。観光に使うには時間の調整が必要です。

西表島・竹富島・小浜島の観光コース

八重山諸島に位置する竹富町と与那国町は、自然・文化・歴史が豊かに融合した離島観光の宝庫です。それぞれの島で異なる魅力が味わえるよう、代表的な観光モデルコースをご紹介します。

竹富町の観光コース

1日で巡る竹富島コース(のんびり離島文化体験)

午前:

赤瓦の古民家が並ぶ集落散策
竹富港から徒歩またはレンタサイクルで、重要伝統的建造物群保存地区を散策。なごみの塔から集落を一望したり、星砂で有名なカイジ浜へ。

昼食:

島のそば処で八重山そば
「そば処 竹乃子」や「しだめー館」などで、地元の味を堪能。

午後:

水牛車観光とビーチめぐり
水牛車でのんびりと街中を巡ったあとは、コンドイ浜や西桟橋でのんびり海時間を楽しみます。

半日で楽しむ小浜島ドライブコース(ドラマの舞台を巡る)

午前〜昼:

「ちゅらさん」の舞台巡り
シュガーロード、こはぐら荘、細崎海岸などをレンタサイクルやレンタカーでめぐるコース。途中、展望台からの絶景もおすすめです。

西表島 1泊2日冒険コース(ジャングルと秘境)

1日目 午前:

仲間川マングローブクルーズ
大原港から船でマングローブ林を探検。ガイド付きツアーがおすすめ。

昼食:

港近くの食堂で郷土料理
地元の魚やイノシシ料理を味わえる店が多くあります。

午後:

由布島 水牛車体験
海を渡って小島へ。水牛に引かれて渡る体験は西表ならでは。

2日目 午前:

ピナイサーラの滝 トレッキング
カヌーと徒歩でアクセスする秘境。初心者もOKのガイド付きコースが多数。

午後:

星砂の浜でシュノーケリング
透明度の高い海でのんびり海中散歩。貝殻拾いも人気。

与那国町の観光コース

与那国島 1泊2日探検コース(日本最西端の島を満喫)

1日目 午前:

Dr.コトー診療所ロケ地見学
ドラマファン必見のスポット。海と建物のコントラストが美しいです。

昼食:

与那国そばと海産物料理
島内の食堂で与那国牛やイカ刺しなどを楽しめます。

午後:

日本最西端の碑と比川浜の夕日
断崖絶壁と広い海のパノラマ、天気がよければ台湾が見えることも。

2日目 午前:

海底遺跡シュノーケリングまたはダイビング
神秘的な海底の人工的な構造物が世界的に有名。初心者向けツアーあり。

午後:

ティンダバナ(展望台)やアヤミハビル館
島の自然と文化を知るには最適の立ち寄りスポットです。

沖縄県