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石垣島

石垣島の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

石垣島 観光ガイド

石垣島の観光・旅行 Info

沖縄本島から飛行機で約1時間、八重山諸島の中心である石垣島は、美しい海と豊かな自然、そして独自の文化が魅力の観光地です。以下に、石垣島旅行で訪れるべき観光スポットを厳選してご紹介します。

絶景スポット

川平湾(かびらわん)

ミシュラン・グリーンガイド三つ星にも選ばれた石垣島随一の絶景スポット。エメラルドグリーンの海と白い砂浜が美しく、グラスボートでサンゴ礁や熱帯魚を楽しめます。

玉取崎展望台(たまとりざきてんぼうだい)

島の北東部に位置し、太平洋と石垣島の山々を一望できるスポット。春にはハイビスカスが咲き誇り、南国ムード満点です。

ビーチ・海のアクティビティ

米原ビーチ(よねはらビーチ)

シュノーケリングスポットとして人気のビーチ。岸からすぐの場所にサンゴ礁が広がり、色とりどりの魚に出会えます。

底地ビーチ(すくじビーチ)

遠浅で波が穏やかなのでファミリーにもおすすめ。夕日の名所としても有名です。

文化・歴史スポット

石垣やいま村

八重山の伝統家屋を再現した体験型テーマパーク。三線体験、サーターアンダギー作り、八重山舞踊など文化体験が楽しめます。

桃林寺(とうりんじ)

琉球王国時代に建立された沖縄最古の禅寺。赤瓦屋根と風格のある山門が見どころです。

自然・アウトドア

バンナ公園(バンナやまこうえん)

広大な敷地を持つ自然公園で、展望台や遊歩道、亜熱帯の植物が楽しめます。ドライブやウォーキングに最適。

平久保崎灯台(ひらくぼさきとうだい)

島の最北端に位置し、360度の絶景が広がる場所。青い海と岬の緑が美しく、記念写真スポットとして人気です。

離島とのアクセス拠点

石垣港離島ターミナル

竹富島・西表島・小浜島などへの玄関口。日帰り離島観光の出発点として便利です。フェリーの発着本数も多く、アクセスも良好です。

石垣島のグルメガイド

石垣島は、美しい自然だけでなく、独自の食文化や名産品が楽しめるグルメスポットでもあります。島ならではの食材を使った料理や、地元で人気のお店、旅の思い出にぴったりなお土産をご紹介します。

石垣島の名産品・ローカルフード

石垣牛(いしがきぎゅう)

日本を代表するブランド牛のひとつで、柔らかく甘みのある脂が特徴です。焼肉、ステーキ、にぎり寿司など、さまざまな料理で楽しめます。

八重山そば

沖縄そばの一種で、丸麺とあっさりしたカツオ出汁のスープが特徴。上には三枚肉やかまぼこがのっており、地元のソウルフードとして愛されています。

島野菜とフルーツ

パパイヤ、ゴーヤー、島らっきょう、紅芋、マンゴーなど、南国特有の食材が豊富です。サラダや天ぷら、スムージーで楽しめます。

車海老・海ぶどう

石垣島近海でとれる新鮮な海産物も見逃せません。プチプチ食感の海ぶどうやプリプリの車海老は居酒屋でも大人気です。

人気のレストラン・食堂

焼肉 やまもと

石垣牛の焼肉専門店として有名。予約必須の人気店で、特上カルビや石垣牛にぎりは必食です。

明石食堂

地元の人にも観光客にも愛される八重山そばの名店。ソーキそばが名物で、ジューシーな肉と優しいスープが絶妙です。

島のごちそう 亀吉

島食材を活かした創作料理が楽しめるダイニング。島野菜の前菜や地魚の刺身、泡盛と相性抜群です。

とうふの比嘉

朝ごはんにおすすめのローカル豆腐店。ゆし豆腐や豆腐そばが味わえます。朝8時から営業。

おすすめのお土産

石垣島ラー油(辺銀食堂)

観光客に大人気の香り高い調味料。島唐辛子やにんにく、黒糖などがブレンドされ、料理のアクセントに最適です。

泡盛(あわもり)

古酒(クース)からフルーティーなものまで、石垣島には多くの酒造所があります。請福酒造や八重泉酒造の泡盛が有名。

黒糖・ちんすこう・紅芋タルト

沖縄土産の定番ですが、石垣島限定のフレーバーも多く、空港や土産店で購入できます。

島の果物ジャム・はちみつ

マンゴー、パイナップル、パッションフルーツなどを使った手作りジャムや天然はちみつは、女性に人気のお土産です。

ミンサー織の雑貨

伝統工芸品であるミンサー織は、「いつの世までも」という意味を込めた模様が特徴。財布やバッグなども販売されています。

石垣島の季節の祭り・イベント

石垣島では、伝統文化と自然、地域の絆を感じられる祭りやイベントが一年を通じて開催されています。旧暦を重視した行事も多く、訪れる時期によって異なる雰囲気を楽しめるのも魅力のひとつです。

石垣島の代表的な祭り・イベント

石垣島まつり(11月上旬)

市内最大規模の祭りで、パレードやステージイベント、花火大会などが行われます。地元団体や学校の演技、伝統芸能の披露もあり、石垣の魅力が凝縮されています。

豊年祭(旧暦6月)

収穫を祝う伝統的な祭礼で、島内各地の集落で行われます。奉納相撲や旗頭(はたがしら)、棒術、舞踊などが披露され、地域の人々が一致団結して盛り上がります。

海神祭(ハーリー/旧暦5月4日)

航海安全と豊漁を祈る伝統行事で、サバニと呼ばれる伝統的な舟での競漕が行われます。石垣港で開催され、迫力あるレースと熱気に包まれます。

南の島の星まつり(8月)

八重山の星空保護活動の一環として開催されるイベントで、星空観察会やコンサート、ワークショップなどが行われます。石垣島は国内でも有数の星空観察スポットです。

竹富島の種子取祭(旧暦9月〜10月)

石垣島からアクセス可能な竹富島で行われる、重要無形民俗文化財にも指定されている祭り。芸能奉納や神事が2週間にわたって繰り広げられます。

周辺離島の主な祭り

黒島牛まつり(2月中旬)

黒島で開催されるイベントで、島の主要産業である和牛が主役。牛一頭が当たる抽選会や牛の品評会、郷土芸能、音楽ライブが行われます。

小浜島の結願祭(旧暦8月)

五穀豊穣を願う神事で、舞踊や太鼓、獅子舞などが奉納されます。神聖で荘厳な雰囲気とともに、小浜島の伝統文化を体感できます。

特徴的な事柄・文化

旧暦に基づく開催

石垣島では、多くの祭りが旧暦に基づいて開催されるため、毎年日程が変動します。旅行の計画を立てる際には、旧暦の確認が必要です。

地域密着の行事

観光客向けというよりも、地域住民の信仰や絆を深めるための行事が多く、地元の人々との交流を楽しめる貴重な機会です。

伝統芸能の継承

多くの祭りでは、舞踊、唄(三線)、獅子舞、棒術などの伝統芸能が披露され、島の文化が代々受け継がれていることを感じられます。

石垣島の気温・天候

石垣島は亜熱帯海洋性気候に属し、一年を通して温暖な気候が特徴です。気温差は小さいものの、季節によって湿度や降水量、台風の影響に差があります。

春(3月〜5月)

平均気温:20〜25℃

春は過ごしやすく穏やかな季節で、観光にも最適です。3月はまだ風が冷たく感じられる日もありますが、4月からは暖かくなり、海開きも行われる時期です。

紫外線はすでに強くなるため、日焼け対策が必要です。

梅雨(5月中旬〜6月下旬)

平均気温:24〜29℃

梅雨入りは本州よりも早く、高湿度で蒸し暑い日が続きます。断続的な雨と晴れ間が交互に現れるのが特徴です。

本土に比べて雨の降り方が激しいため、短時間のスコールのような雨にも注意が必要です。

夏(7月〜9月)

平均気温:28〜32℃

石垣島の夏は強い日差しと高温多湿が特徴で、海遊びのベストシーズンです。夜も気温が下がりにくく、蒸し暑さが続きます。

台風シーズンでもあり、7月〜9月は大型台風の接近・直撃が発生することもあります。

秋(10月〜11月)

平均気温:25〜29℃

10月はまだ夏のような陽気が続きますが、11月になるとやや涼しくなります。台風のリスクも徐々に減っていくため、秋の旅行もおすすめです。

海水温は高いため、11月でもマリンアクティビティが楽しめます

冬(12月〜2月)

平均気温:18〜22℃

冬でも暖かく、最低気温が15℃以下になることは稀です。ただし、北風が強くなり、曇天や小雨の日が続くことがあります。

冬の晴れた日は快適で、本土の冬とはまったく異なる温暖な気候を楽しめます。

特徴的な気象要素

強い紫外線

石垣島は日本で最も紫外線量が多い地域のひとつです。春〜秋にかけては、日焼け止めや帽子、サングラスなどの対策が必要です。

台風の接近

夏から初秋にかけて台風が多く接近します。航空便やフェリーの欠航が出ることもあるため、旅行計画の際は天気予報のチェックを欠かさずに。

雨とスコール

石垣島では、急なにわか雨やスコールが発生しやすいです。短時間で強く降るため、折りたたみ傘やレインコートがあると安心です。

石垣島へのアクセス

石垣島は沖縄県八重山諸島の中心に位置し、観光地として多くの人々に親しまれています。ここでは、石垣島へのアクセス方法と、石垣島から周辺離島への移動手段について紹介します。

石垣島へのアクセス

空路(飛行機)

南ぬ島石垣空港(新石垣空港)が島の玄関口です。日本本土や那覇などからの直行便が運航されています。

主な就航路線(2025年現在)

JAL・ANA・Peach・ソラシドエアなど複数の航空会社が運航しており、季節により増便されることもあります。

空港から市街地へのアクセス

新石垣空港から石垣港離島ターミナルや市街地まで車で約30〜40分。移動手段は以下の通りです。

石垣島内での移動

主な移動手段

石垣島から周辺離島へのアクセス

離島ターミナルから高速船を利用

石垣港離島ターミナルは、周辺離島との玄関口です。以下の島々への定期船が就航しています。

八重山観光フェリー・安栄観光などの船会社が運航しており、往復チケットや乗り放題パスもあります。

旅行者へのアドバイス

事前予約を推奨

繁忙期(GW・夏休み・年末年始など)は航空便・レンタカー・フェリーすべて混み合います。できるだけ早めの予約がおすすめです。

台風接近時の注意

石垣島は台風の進路に入ることが多く、交通機関が運休になる可能性があります。出発前には天気予報をチェックしましょう。

石垣島の移動手段

石垣島は観光地が広範囲に点在しているため、移動手段の選択が旅行の快適さに直結します。ここでは、島内および周辺離島での主な交通手段を紹介します。

石垣島内の移動手段

レンタカー

レンタカーは最も自由度の高い移動手段で、観光地やビーチを効率よく巡れます。空港や市街地、離島ターミナル周辺に多くのレンタカー会社があります。

ポイント

路線バス(東運輸)

路線バスは安価で移動できる手段ですが、本数が少ないため、時間に余裕がある方向けです。

主な路線

※SuicaやPASMOなどのICカードは使用できません。現金または専用回数券が必要です。

タクシー

短距離や急ぎの移動に便利ですが、長距離になると割高です。市街地では比較的拾いやすく、ホテルのフロントで呼んでもらうのが一般的です。

レンタサイクル

市街地や周辺観光には最適な移動手段です。レンタルショップは市街地に複数あり、電動アシスト自転車も人気です。

注意点

レンタバイク・原付

自転車よりも広範囲をカバー可能で、ビーチ巡りにも適しています。125cc以下のバイクなら運転しやすく、燃費も良好です。

周辺離島での移動手段

徒歩+レンタサイクル

竹富島や黒島、小浜島などの離島では徒歩またはレンタサイクルが主流です。距離も比較的短く、のんびりと散策が楽しめます。

レンタバイク

石垣島よりも小さな島でも、バイクがあるとより快適に移動できます。特に小浜島や西表島で便利です。

路線バス(離島)

西表島には簡易的な路線バスが運行していますが、本数は極めて少なく、旅行者にはあまり一般的ではありません。

おすすめの移動スタイル

日帰り旅行ならバス+徒歩/離島ステイならレンタル

石垣市街からの日帰り旅行ならバスやタクシー+徒歩でも十分観光可能です。一方、周辺離島でゆっくり過ごす場合は現地でのレンタサイクルやバイクが便利です。

石垣島の観光コース

石垣島は、自然や文化、グルメ、アクティビティが豊富な八重山諸島の玄関口です。ここでは、石垣島とその周辺離島を楽しむためのおすすめ観光コースを紹介します。

1日目:石垣島市街地と文化体験

石垣港周辺散策

ユーグレナモールでお土産を探したり、730記念碑や市街地の史跡を散策。地元の雰囲気を感じられるエリアです。

石垣島鍾乳洞

自然の神秘を体感できる大規模な鍾乳洞。気温が一定で涼しく、雨の日でも楽しめます。

石垣やいま村

八重山の伝統的な暮らしを再現した施設で、琉装体験や三線体験も楽しめます。

夜はグルメと音楽

市街地の居酒屋「ひとし」島唄ライブのある店で、島料理と民謡を満喫。

2日目:自然満喫ドライブコース

川平湾(かびらわん)

石垣島随一の絶景スポットで、展望台からの景色は息をのむ美しさ。グラスボートでサンゴ礁を観察できます。

米原ビーチとフサキビーチ

シュノーケリングが人気の米原ビーチ、夕日の名所として有名なフサキビーチもおすすめです。

玉取崎展望台

石垣島の北部に位置する展望台で、空と海の絶景が広がります。ドライブ途中にぴったりの立ち寄りスポット。

おすすめランチ

途中の「明石食堂」で八重山そばやソーキそばを堪能しましょう。

3日目:西表島・竹富島など離島観光

竹富島散策

石垣港からフェリーで約10分。赤瓦の古民家が並ぶ集落で、水牛車観光やレンタサイクルでのんびり島内巡りが楽しめます。

西表島ネイチャーツアー

マングローブ林や滝巡りなど、大自然が魅力。カヌーやトレッキング由布島への水牛車渡りも人気です。

備考

西表島観光には終日が必要な場合もあるので、宿泊を検討しても良いでしょう。

番外編:最南端・波照間島と黒島

波照間島(はてるまじま)

日本最南端の有人島で、ニシ浜ビーチの透明度の高い海が魅力。晴れた日の星空も格別です。

黒島

ハート型の島で、牛の数が人より多いのが特徴。のどかな牧草地の風景に癒されます。

まとめ:滞在スタイル別のおすすめ

3日間のモデルコース

ゆっくり派は4〜5日滞在がおすすめ

離島ごとに魅力が異なるため、1島1日を目安にすると、ゆったりと満喫できます。石垣島を拠点に離島を巡るスタイルが便利です。

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