世界遺産・首里城や県下最大の繁華街・国際通りがある那覇のほか、自然溢れるガンガラーの谷や迫力満点の美ら海水族館など多種多様な過ごし方ができるエリアです。
沖縄県観光の拠点・那覇空港がある沖縄本島。首里城がある那覇には、県内最大の繁華街である国際通りがあり、街遊びに適しています。那覇空港にも程近い瀬底ビーチや古宇利大橋・古宇利ビーチ、断崖からの絶景を眺める万座毛など絶景ビューを楽しむスポットも多数。
北部にはマングローブの原生林が残り、カヤックなどを楽しめる他、美ら海水族館などのレジャー施設も。おきなわワールドやガンガラーの谷などがある南部は、グループで楽しめるスポットが豊富です。
沖縄観光を楽しむために
沖縄県観光の拠点・那覇空港がある沖縄本島。世界遺産・首里城がある那覇には、県内最大の繁華街である国際通りもあり、一日を通して街遊びを楽しむことができます。
もちろん、離島に負けないクリアな海も多く、那覇空港にも程近い瀬底ビーチや古宇利大橋から見る古宇利ビーチ、そして断崖からの絶景を眺める万座毛など、絶景ビューを楽しむスポットには事欠きません。
また、本島北部にはマングローブの原生林が今も残り、カヤックなどのアクティビティを楽しめる他、ジンベイザメが泳ぐ大迫力の水槽が有名な美ら海水族館などがあります。
本島南部には、アジア最大級の鍾乳洞・玉泉洞を探検できるおきなわワールドやガンガラーの谷など、グループで楽しめるスポットが盛りだくさん。
また、斎場御嶽や久高島など霊験あらたかな場所や、ひめゆりの塔、旧海軍司令部壕など戦時中の様子を知れるスポットにも足を運びたいところです。
沖縄の歴史
沖縄にはかつて、琉球民族が建国した琉球王国という国家がありました。琉球は中国大陸や南方の国々、日本とも交易を行い独特の文化を発展させていきました。今でもエイサーやハーリーといった祭事に加え、守り神のシーサーや独特の方言などによってその文化を垣間見ることができます。
近代になると日本を構成する一地方として編入されましたが、太平洋戦争時には本土決戦の最前線に立たされ、民間人を巻き込んだ壮絶な激戦地となりました。そして戦後、沖縄は30年近くにわたりアメリカの統治下に置かれ、ようやく日本に復帰したのは1972年のことでした。
現在では日本屈指の観光県となり、美しい自然や独特の文化に魅せられて沖縄に移住する人は後を絶ちません。
沖縄のご当地グルメ・食文化・特産品
琉球王朝時代の食文化が色濃く残る沖縄。そば粉を一切使用しない沖縄そばが有名で、コクがあるスープとコシのある麺が特徴的です。豚のあばら肉を入れたものはソーキそばと呼び、食べ応えのある一品です。
他にも、チャンプルーと呼ばれる炒め物が有名で、名産のゴーヤやアグー豚などを卵と炒めたゴーヤチャンプルーや、豚の耳を使ったミミガー、豚バラ肉の角煮・ラフテー、豚足のティビチ、炊き込みご飯のジューシー、お好み焼きのヒラヤーチーなどがあります。
ジーマーミ豆腐、豆腐よう、海ぶどう、島らっきょう、島とうがらしなどの珍しい食材の宝庫でもあり、海産物ではイラブチャーやグルクンなど南洋特有の魚介を食べることができます。
アメリカ統治時代に広まったタコスやハンバーガー、ステーキ、メンチコロッケ、ポーク卵などB級グルメが多いのも特徴的。お土産にはサーターアンダギーやちんすこうに加え、オリオンビールやルートビアなどの飲料も人気です。
沖縄美ら海水族館は、700種、2万を超える海の生物を飼育している大人気の水族館です。「沖縄の海との出会い」をコンセプトに、イノー(沖縄の方言でサンゴ礁の縁の浅瀬のこと)、珊瑚礁、黒潮の海、深海と様々な海の生物を紹介しています。 黒潮の海 世界最大級の巨大水槽「黒潮の海」では、全長8.6メートルのジンベエザメやナンヨウマンタが泳ぐ大迫力の姿が楽しめます。水槽は1階から2階を貫き、長さ35メートル・幅27メートル・深さ10メートル。サメやエイなど黒潮の多種多様な回遊魚たちが泳ぎ、視界いっぱいに神秘に満ちた海の生き物たちの雄大な世界が広がります。 ジンベエザメの特徴 ジンベエザメの食事風景は...»
琉球王朝の王城で、14世紀末より琉球王朝時代の政治文化の中心として、繁栄してきたが、沖縄県内最大規模のグスク(御城)。 戦前は沖縄神社社殿としての正殿などが旧国宝に指定されていたが、1945年の沖縄戦と戦後で消失。1980年代末から復元がおこなわれ、1992年に正殿などが復元された。 現在の建物は、平成4年に復元され、平成12年には「琉球王国のグスク及び関連道産群」として、「世界遺産」に登録される。 海外貿易の拠点であった那覇港を見下ろす丘陵地にあり、現在は国営沖縄記念公園の首里城地区(通称・首里城公園)として都市公園となっている。 1999年には都市景観100選を受賞。その後2000...»
琉球王国時代に有力な按司(あじ)の一人、阿麻和利が住んでいたグスク(御城)の城跡です。(按司:琉球王国時代の地方の支配者のこと)阿麻和利は国王に最後まで抵抗し、落城するまで勇敢に戦い続けたとされています。 城は勝連半島の南の付け根部に位置し、南城、中城、北城の三つの要塞で構成されています。城の南側には、南風原集落があり、港を備えていました。そして、城の北側は穀倉地帯で、田地として使われていました。 勝連城跡からは、北部の山々や離島、知念半島や久高島、そして中城城跡が一望できる美しい景色が広がっています。 2000年には、首里城跡と共に、琉球王国のグスク及び関連遺産群として、ユネスコの世界...»
那覇港を望む、切り立った断崖上にある神社。かつて琉球王国の総鎮守で、「なんみんさん」「ナンミン」とも呼ばれ親しまれてきた。 熊野三所権現を祀り、海上交通の安全、豊漁、豊穣などの信仰を集め、篤い尊崇を受けてきた。 創建の年代は不詳で『波上宮 略記』では、遥か昔、人々が海の彼方の海神の国(ニライカナイ)の神々に豊穣や平穏を祈った聖地が当社の鎮座する波の上の崖端で、拝所として日々の祈りを捧げたのに始まると述べている。 社殿は1605年に創建され、1938年は神苑を整備したが、太平洋戦争の沖縄戦の中で1945年に境内は鳥居を残し全てが灰燼に帰した。 現在の本殿と拝殿は1993年に完成して正遷座祭...»
大石林山は、沖縄本島北部のやんばる国立公園にある、鋭い岩山と亜熱帯林が広がるトレッキングスポットです。 この観光施設は、なんと東京ドーム11個分の広さを持ち、ドラマや映画、CMなどでもよく使われるロケ地としても有名です。 敷地内には沖縄石の文化博物館やレストラン、売店、パーラーもあります。 この山は、2億5千万年前に形成されたカルスト地形であり、先端が尖った奇岩が多く見られ、中国の石林を思わせる景観が広がっています。熱帯カルストとしては世界最北端の地とされています。 展望台からは、辺戸岬や好天時には与論島や沖永良部島など、奄美群島を眺めることができます。 また、近隣には、「辺戸岬」、...»
アミューズメント施設やショップ、レストラン、映画館、ライブハウスなどが立ち並び、昼夜を問わず観光客や地元の人達で賑わう人気のエリア。 ゆったりとした建物のレイアウト、町並みのデザインも西海岸の雰囲気が溢れている。 異国情緒溢れた各施設配置や景観が訪れた人々を魅了し楽しませてくれる大型商業施設「デポアイランド」も。 約1,500台の無料公共駐車場もあります。アメリカンヴィレッジ アメリカンヴィレッジは、日本の沖縄県中頭郡北谷町に位置する大型複合施設で、アメリカの雰囲気を楽しめる観光スポットとして知られています。正式名称は「ミハマ・アメリカンヴィレッジ」で、広大な敷地内にはショッピングモー...»
ツアーに申し込まないと中に入ることができない深い森と洞窟。 谷の入口には樹齢150年の大きなガジュマルがあり、太古の世界へタイムスリップしたかのような雰囲気を醸し出しています。 ツアーでは、子宝に御利益があるとされる鍾乳石とそれをご神体とする洞窟などを見学します。 最後に訪れる「武芸洞」は、日本人のルーツとも考えられる港川人の遺骨や道具が発掘された場所です。 全体的にスピリチュアルなパワースポットであり、終始神秘的な世界に浸ることができます。 また、入口にある「ケイブカフェ」では軽食も提供されており、鍾乳洞での休憩や食事は思い出に残ることでしょう。 さらに、パーティや音楽イベントも...»
瀬長島は「那覇空港から一番近い離島」として知られています。現在は海中道路によって本島と繋がっており、自転車や徒歩でも気軽に訪れることができます。 那覇空港に隣接しているため、離発着する飛行機が上空を飛び交い、丘の上の展望台からは手の届きそうな迫力を味わうことができます。 瀬長島には温泉宿泊施設のほか、ゲームセンターやバッティングセンターを擁する娯楽施設、4つの市営野球場もあります。キャンプや海水浴、ウインドサーフィンなどのアクティビティも楽しめます。 また、2015年には自然の景観を取り込んだ総合アイランドリゾート「瀬長島ウミカジテラス」がオープンし、丘の斜面を生かした地中海リゾート風の...»
日本屈指のリゾート地として知られる恩納村を代表する沖縄海岸指定公園内の景勝地。 東シナ海に向けて象に似た形の岩が突き出し、荒波が打ち寄せる高さ20メートルの断崖からの眺望はまさに絶景。 透明度の高い海は、美しい色合いの変化によって海中の様子を伝えてくれる。 真下を見れば水面下の岩が透け、目を凝らすと魚が泳ぐ姿を捉えることもできる。 崖の上には天然芝が一面に広がり、その周りの海洋性植物の群落は県の名勝に指定されている。 沖縄のことばで野原を「毛」といい、1726年にこの地を訪れた琉球王朝の王・尚敬が「万人を座するに足る毛」と賞賛したことが万座毛の名の由来である。 万座毛の概要 万座...»
「おもろさうし」という歌にも歌われている、正門と裏門にある石造アーチ門が美しい城跡があります。 城の外には石畳を敷いた古屋敷が点在しており、正門から北西に約300メートル離れた崖の下には知念按司墓があります。 その近くには、玉城の受水走水と同じように、稲作発祥の地とされる「ウファカル」もあります。 # 知念城跡 ## 美しい石造アーチ門 知念城跡は、「おもろさうし」という歌集にも謡われている美しい石造アーチ門がある城跡です。正門と裏門にあるこのアーチ門は、その美しさで知られています。 ## 知念按司墓とウファカル 城の外には、石畳を敷いた古屋敷が点在しています。正門から北西に...»
琉球王国が栄えた14世紀から16世紀頃の「大交易時代」の歴史空間を再現したテーマパーク。 このテーマパークには、32の工房が101の体験アイテムを提供しており、レストラン「泰期」や、宴会やパーティーにも利用できる「ククルホール」もあります。 体験王国 むら咲むらの概要 体験王国 むら咲むらは、沖縄県南城市に位置する複合型の体験型観光施設です。2003年にオープンし、沖縄の自然や伝統文化を体験できる場所として、多くの観光客や地元の人々に親しまれています。広大な敷地内には、様々な体験プログラムやアクティビティが揃い、訪れる人々に沖縄の魅力を存分に楽しんでもらうことを目的としています。 施設...»
ブセナリゾート内にあるブセナ海中公園は、その海域に多様な熱帯魚が生息しています。 「海中展望塔」では、まるで竜宮城のように色彩豊かな海の景色を至近距離で観察することができます。 らせん階段を降りると、丸窓越しにチョウチョウウオやクマノミなどが泳ぐ姿が見られます。 屋内であるため、天候に左右されずに楽しめるだけでなく、小さな子どもたちにとっても安心して海の中を楽しめます。 また、クジラ型のグラス底ボードに乗って、沖合の海中を散策することもできます。...»
昔、沖縄の地は「三山鼎立時代」と呼ばれる時代で、北山・中山・南山の三つの勢力が互いに争っていた。 14世紀に中山によって琉球王国が統一されたが、北山王の居城である「今帰仁城」は滅ぼされた後も残っている。 伝説的なカリスマ・北山王の城は、「武芸絶倫、淫虐無道」と言われ、最古の工法である「野面積み」による石垣を持ち、周囲の地形を利用した巧妙な城壁で難攻不落の要塞だった。 賄賂による裏切りで攻略されたが、門を突破した武将は北山王に打たれた按司(豪族)の子孫だった。 「日本100名城」に選ばれ、海と城壁の眺めは絶景で、ヒカンザクラの並木も美しい桜の名所として知られている。2000年、「琉球王国...»
おきなわワールドは、沖縄の自然や歴史、文化をテーマにした、まるで沖縄のすべてがつまった巨大テーマパーク! ここには天然記念物の大鍾乳洞「玉泉洞」はもちろん、首里城城下町として格式ある伝統が今に伝えられる「琉球王国城下町」で様々な工芸体験にも参加できます。 そして、プレミアム地ビール「ニヘデビール」や県内最大規模の「熱帯フルーツ園」、スーパーエイサー群舞やハブのショーなど、沖縄を代表するアクティビティが目白押し! 国内でもトップクラスの規模を誇る鍾乳洞や、赤瓦の古民家を再現した町並みも見逃せません。 さらに、伝統工芸の体験もできるので、時間があるなら是非体験してみてください。無料で毎日公...»
沖縄の自然や文化がテーマのテーマパークで、古民家や製糖工場、窯場がたくさん!まるでタイムスリップしたかのような沖縄の昔が再現されているよ。 入口で迎えてくれるのは、沖縄の伝統的芸能エイサーの太鼓と踊りを披露する若者たち。 そして、石垣のある100年以上も前の家屋には、琉球舞踊の衣裳に使われる紅型染色や藍染、織物、南蛮焼きの陶芸の教室が開かれているんだ。 どれも3時間程度でできるから、たくさんのコースを体験することもできるよ。完成した作品は、持ち帰って思い出に残そう! また、昔ながらの製法で作られたサトウキビのしぼり汁を煮詰めた砂糖を販売しているのも魅力的だね。 そして、ハブセンターで...»
琉球王国時代の貴重な遺産の一つであり、グスクの中でもっとも遺構が残っていることで知られています。美しい曲線を描く城壁や、当時の巧みな石積技術を見ることができます。 中城村の北西から南側に伸びる丘陵の東側の縁を天然の要害として利用しており、貿易港であった屋宜港から2キロメートルほど離れた標高約160メートルの丘陵上に位置していました。 城壁の上からは、西に東シナ海、東に中城湾(太平洋)、そして洋上の島々まで一望できます。 この城は、14世紀後半には、先中城の按司(琉球王国時代の地方や村落を統治する長のこと)が城の南側、西側、一の郭、二の郭などの主要部分を築き上げました。 その後、1440...»
沖縄県立博物館・美術館は、全国でも珍しい複合施設で、博物館と美術館が一緒になっています。 博物館では、地学・生物・人類・考古・民俗・歴史・美術工芸など様々な分野の資料を展示しています。 また、琉球列島の成り立ちや進化した生き物の世界、琉球王国から現代に至るまでの歴史、人々の生活なども展示しています。 美術館では、沖縄の風土に育まれた近現代美術作品を中心に、油絵・水彩画・彫刻・版画・写真・映像などを展示しています。 この施設は、沖縄の自然、歴史、文化、芸術を同時に体験できるという魅力があります。 さらに、沖縄県内最大の博物館である94,000件、美術館の3,700件の収蔵資料数を誇り、...»
沖縄平和祈念公園は、沖縄戦跡国定公園にある海を見下ろす高台に位置する公園であり、恒久の平和を願った「平和の塔」がシンボルとして立っています。 園内には、国立沖縄戦没者墓苑、平和の礎、黎明之塔、日本各県出身地別の慰霊・平和祈念施設、式典会場や駐車場などの付属施設も備わっています。 公園に隣接して沖縄平和祈念資料館・沖縄平和祈念堂があります。 平和祈念公園は、本島南部の「沖縄戦終焉の地」糸満市摩文仁の丘陵を南に望み、南東側に険しく美しい海岸線を眺望できる台地に位置しています。 琉球政府時代に整備が始まり、復帰後の昭和47年から都市公園として本格的な整備が進められました。 公園内には、沖縄...»
ソーキとは、沖縄でいう一般的に豚の骨付きあばら肉(スペアリブ)のことで、沖縄そばの具材としても用いられた、ソーキがのった沖縄そばを「ソーキそば」と呼ぶ。ソーキそば発祥の店は、1966年に創業した我部祖河食堂(がぶそがしょくどう)。その昔、生肉店などを経営していた、金城源治氏によって生み出されたソーキそばは、「残った肉がもったいない」と思い、沖縄そばの上にソーキ(豚のあばら肉)をのせて振舞ったのが始まりである。創業当時からの秘伝のタレで、豚のあばら肉をじっくり煮込んで仕上げている。麺は太麺。豚骨をたっぷり使った、かつお風味のスープは、味付け肉に合わせたオリジナルスープである。今では沖縄のご当地食...»