職人の手作業で仕上げる「釜炊き塩」
代表的な「釜炊き塩」は、海水をじっくりと自然濃縮させることから始まります。海水を1週間以上かけて濃縮し、塩分濃度を約20%まで高めた「かん水」を作ります。
その「かん水」を平釜に入れ、約30時間かけて薪で焚き上げます。焦げ付かないように職人が丁寧にかき混ぜながら、時間をかけてゆっくりと煮詰めていきます。こうした工程は、職人の手作業によって行われています。
時間と手間をかけて仕上げることで、海水に含まれる自然の風味を生かした、奥行きのある味わいが生まれます。
まずはシンプルな料理で味わいたい塩
粟國の塩は、料理の味を引き立てる調味料として幅広く活用できます。まずは塩むすびなど、素材と塩の味をシンプルに楽しめる料理で味わうのがおすすめです。
口に入れたときのほどよい塩味と、ほのかな甘み、すっきりとした後味を感じながら、一般的な塩との違いを楽しめます。
太陽の恵みで仕上げる「天日塩」
粟國の塩には、釜炊き塩のほかに「天日塩」もあります。こちらは、濃縮した「かん水」を温室内のプールに入れ、太陽の光によって自然乾燥させ、結晶化させたものです。
自然乾燥には、夏場で約20日、冬場では約60日ほどの時間をかけます。釜炊き塩とはまた異なる、天日塩ならではの風味が楽しめることから、こちらを好むファンも少なくありません。
海の恵みを生かし、職人の手仕事と太陽の力によって生まれる「粟國の塩」。沖縄の美しい海を感じながら、その繊細な味わいを楽しみたい一品です。