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海ぶどう

(うみ 葡萄)

古くより沖縄で珍重される海の恵み キラキラ光る粒が新鮮な証

沖縄名産の海藻である海ぶどうは、海のキャビア(グリーンキャビア)とも称される。学名は「クビレズタ」といい、透き通った緑色の粒がプチプチと弾ける食感が楽しい。ミネラルが豊富で低カロリーのため、海の長命草とも呼ばれる。海鮮料理との相性は抜群。刺身のつまとして添えられることも多いが、海ぶどうをメインにした丼もある。そのまま酢や醤油をかけて食べたり、サラダや麺にもあわせる。小さな粒が弾けると海の香りが広がり、独特の風味と歯ざわりにやみつきになる人も多い。県内では海ぶどうアイスという変りダネまで楽しめる。

旬    4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月

沖縄県では、海ぶどうを生の状態で、醤油や三杯酢などの調味料に浸けて食べたり、刺身の付け合わせとして楽しんだりします。また、ご飯の上にのせて三杯酢をかけて「海ぶどう丼」として食べたり、味付けをせずに沖縄そばの上に載せて「海ぶどうそば」として楽しむこともあります。ただし、長時間調味液に浸すと、プチプチした食感を持つ海ぶどうの粒がしおれてしまうことがあります。また、海ぶどうは低温に弱く、冷蔵庫で保存すると質が落ちるため、常温で保存するのがおすすめです。常温で保存すれば、3-4日間は問題なく楽しめます。

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名称
海ぶどう
(うみ 葡萄)

恩納村・沖縄本島中部

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