”琉球紅茶”の発祥は明治初期。世界の紅茶特産地が熱帯から亜熱帯に集中していることから、明治政府が国内の紅茶栽培地として沖縄に着目したという。以来、100年以上に渡り、沖縄では紅茶の栽培が行われてきた。“琉球紅茶チャイ”の原料になる茶葉は“べにほまれ”という品種。明治時代に国の機関によって改良されたもので、海外でも高い評価を得ていたが、栽培方法の難しさから敬遠されることも多く、幻の品種ともいわれている。沖縄ティーファクトリーの琉球チャイは、この茶葉に秋ウコンやシナモンなど天然スパイスをブレンドされていて、ティーバッグでも手軽に香り高い本格的チャイが楽しめる。