さまざまな素材を組み合わせた独特の風味
ルートビアには、バニラ、リコリス(甘草)の根、サルサパリラ、サッサフラス、ナツメグ、アニスなど、さまざまな植物やスパイスが使われます。
使用する素材や配合には厳密な決まりがなく、メーカーや地域によって味わいが異なるのもルートビアの面白さです。地元で作られる「地ルートビア」や自家製のルートビアなどもあり、それぞれに個性があります。
長い歴史を持つアメリカの飲み物
ルートビアの起源には諸説ありますが、アメリカでは18~19世紀ごろからハーブなどを使った飲み物が作られていたとされています。
当時は家庭で作られるハーブ飲料として親しまれ、薬剤師などによってさまざまな素材を組み合わせた飲み物へと発展していきました。その後、アルコールを含まない炭酸飲料として広く普及し、現在もアメリカを代表するソフトドリンクのひとつとなっています。
沖縄ではA&Wのルートビアが有名
沖縄でルートビアを楽しむなら、A&Wレストランがよく知られています。沖縄のA&Wでは、アメリカから送られてくるルートビアの原液を使い、各店舗で水やシロップ、炭酸などを加えて提供しています。
原液には14種類以上のハーブが含まれており、主な素材としてバニラ、サルサパリラ、マシュマロウ、セイヨウタンポポ、リコリス、ジンジャー、サトウキビ、ワイルドチェリーなどが挙げられます。
店舗では氷を浮かべて冷たく提供され、沖縄の暑い気候にもよく合う爽快な一杯として親しまれています。また、A&W沖縄の店舗では店内でルートビアのおかわりが無料というサービスも特徴です。
ルートビア・フロートも人気
ルートビアは、そのまま飲むだけでなく、アイスクリームを浮かべた「ルートビア・フロート」としても楽しめます。別名「ブラックカウ」とも呼ばれ、冷たいルートビアとアイスクリームの組み合わせを味わえる人気のスタイルです。
沖縄で味わいたいアメリカンなご当地ドリンク
アメリカ生まれのルートビアは、沖縄のアメリカ文化や食文化とも深く結びついている飲み物です。独特の香りがあるため好みは分かれますが、コーラとは異なるハーブやスパイスの風味が魅力です。
沖縄を訪れた際には、ハンバーガーなどのアメリカンフードと一緒に、沖縄ならではのルートビア文化を体験してみてはいかがでしょうか。