沖縄県 » 恩納村・沖縄本島中部

ルートビア

(Root Beer)

アメリカではポピュラー!シュワッと爽やかコーラのような炭酸飲料

”ルートビア”は、「ビア」と名前についているが、ビールではなく、アルコールを含まない炭酸飲料。19世紀にアメリカのカリフォルニアで、病気の友人を励ますために作られたといわれ、14種類以上の薬草、樹皮、植物の根などのエッセンスが調合することで、体に良い成分をたっぷりと含み、かつ口当たりの良いものを作り上げた。爽快感とクリーミーな泡がコーラに似た味わい。本場アメリカでは、地ビールのように地域やメーカーによって原料や配合が違い、微妙に味の違うルートビアが数多く発売されているそうだ。

A&W沖縄(A&Wレストランの現地法人)の店舗では店内では毎日ルートビアがおかわり無料。

ルートビアは、アルコールを含まない炭酸飲料の一種です。アメリカ合衆国で19世紀中頃に生まれました。バニラ、桜の樹皮、リコリスの根(root; ルート)、サルサパリラの根、サッサフラス、ナツメグ、アニス、糖蜜などをブレンドして作られます。使用する原料やその配分は厳密には決まっておらず、銘柄によってさまざまなアレンジが施されています。

歴史
ルートビアの起源は、18世紀のアメリカ合衆国にさかのぼります。当時、農場の所有者たちは家族の集いや社会的イベントのために、自家醸造で低アルコール(約2%)のハーブ飲料を作っていました。薬剤師たちが鎮咳消炎などの薬効を期待して改良を加え、「奇跡の薬」を目指した独自調合が生まれました。

現状
アメリカ合衆国の飲料市場において、ルートビアは3%のシェアを持ち、市民にとってなじみ深い飲料です。地域独自の「地ルートビア」も数多く販売されており、自家製ルートビアも存在します。

関連商品として、ルートビア味のキャンディやのど飴などが販売されています。また、ルートビアにアイスクリームを浮かべた「ルートビア・フロート(別名: ブラックカウ)」も広く飲まれています。

原材料
地ルートビアや自家製ルートビアには、以下のような原材料が使われることがあります。

- スパイス類:オールスパイス、コリアンダー
- ハーブ類:セイヨウネズ(ジュニパー)、トウリョクジュ(ウィンターグリーン)、甘松、ウメガサソウ、ホップ、クローバー
- 木の皮:カバノキ、シナモン
- 木の根:ショウガ、タンポポ、スペインカンゾウ(リコリス)
- その他:メープルシロップ、蜂蜜

沖縄県のファーストフード店・A&Wレストランでは、アメリカから送られてくるルートビア原液に14種類以上のハーブが含まれています。主な原材料は以下の通りです。

- バニラ
- サルサパリラ
- マシュマロウ
- セイヨウタンポポ
- リコリス
- ジンジャー
- シュガーケイン
- ワイルドチェリー

この原液を各店舗で水で薄め、シロップと炭酸を加えて氷を浮かべ、客に提供されます。

Information

名称
ルートビア
(Root Beer)
リンク
公式サイト

恩納村・沖縄本島中部

沖縄県