日秀上人が大蛇を倒したという伝説が残っています。この洞窟は、金武観音寺の敷地内にあり、全長約270mの鐘乳洞です。
「金武権現(熊野三所権現)」と「水天」が祀られている場所でもあります。
かつて、高野山で修行を積んだ日秀上人は、浄土を目指して熊野から旅立ち、金武の富蔵津(現在の福花)に漂着しました。
そして、この地に金武観音寺を建てたのです。その頃、日秀洞の鐘乳洞内には熊野三所権現を祀り、金武権現宮を建立しました。
洞窟内の鐘乳洞は、今でも成長を続けていますが、奥の大広間部分は自然環境保護のため立ち入りが禁止されています。洞窟内に入る際には、マナーを守ってくださいね。
那覇バスターミナルからバスで90分