“もずく”は海藻に付着して育つ性質から「藻に付く=藻付く(もずく)」と呼ばれている。日本で食べているもずくのほとんどが養殖で、その約9割が沖縄産。養殖物は“オキナワモズク”と“イトモズク”の2種類。オキナワモズクの方が生産量が多く、イトモズクに比べて、やや太めでコリコリとした食感がある。もずくは食物繊維やミネラル、鉄分が豊富で、さらに18種類のアミノ酸を含むヘルシーな食材。沖縄では、三杯酢の酢の物にとして食べられることが多いが、もずく天ぷら、沖縄そばのトッピング、味噌汁、お茶漬け、がんもどきなどに加えてもおいしく食べられる。
旬 4月 5月 6月