沖縄の家庭菜園でも親しまれる野菜
うりずん豆は、1980年代に夏場の野菜不足を補う目的で、旧農林水産省に奨励されて沖縄へ導入されたといわれています。その後、沖縄の気候に適した野菜として広まり、現在では垣根や家庭菜園などで栽培される姿も見られます。
沖縄の強い日差しのもとで育つうりずん豆は、春から夏にかけての食卓を彩る、南国らしい野菜のひとつです。
ほろ苦さが魅力。味噌汁や炒め物にも
味わいは、ほろ苦さのあるサヤインゲンに似ており、基本的には加熱して食べます。歯ごたえのある食感と独特の風味を生かして、味噌汁の具材にしたり、サラダや炒め物に加えたりと、さまざまな料理に利用されています。
特徴的な四角い断面は、輪切りにすることでよりはっきりと現れます。料理の彩りにもなり、沖縄ならではの野菜を目でも楽しめるのが魅力です。
沖縄の季節を感じる「うりずん豆」
旬は4月から9月。新緑を意味する「うりずん」という名前の通り、沖縄の春から夏の季節感を感じさせてくれる野菜です。
沖縄旅行で市場や食堂、地元の料理店などを訪れた際には、ゴーヤーやナーベーラーとともに、うりずん豆にも注目してみてください。独特の形と素朴な味わいから、沖縄の豊かな食文化を身近に感じられる一品です。