沖縄県 » 恩納村・沖縄本島中部

島にんじん

(しま 人参)

強い甘みで子供にも大人気

沖縄地方だけで栽培されている耐暑性が高いにんじんで、細長くのが特徴で、大きなものでは根の長さが30~40センチにもなるという。島にんじんは、沖縄では「黄色い大根」を意味する「チデーグニ」と呼ばれている。一般的なにんじんに比べて甘みがあり、柔らかく、香りが強い。黄色がかった色が料理に映えるため、炒め物や煮物の具材として活躍する。カロテンが豊富ということで沖縄では古くから薬膳料理に利用された。「島にんじん」の出荷は11月頃から本格的に始まり、3月上旬には終わりとなるため、沖縄地方に住む人々は「島にんじん」の出荷で冬の訪れを感じ、出荷が終わると春の訪れを感じるということだ。

旬 11月 12月 1月 2月

Information

名称
島にんじん
(しま 人参)

恩納村・沖縄本島中部

沖縄県