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沖縄県 > 恩納村・沖縄本島中部 > ネオパークオキナワ

ネオパークオキナワ

(Neo Park Okinawa)

人と動植物の共存をテーマの開放型動植物公園

ありのままの自然と動物たちの姿を楽しめる

1987年に開園したネオパークオキナワは、沖縄の亜熱帯気候とやんばるの豊かな自然を生かした自然動物公園です。約22ヘクタール、東京ドーム約5個分に相当する広大な敷地に、世界各地の動植物が暮らしています。

園内では、動物たちをできるだけ自然に近い環境で飼育・展示することを大切にしています。約1kmの園路を歩きながら、南国の鳥や動物たちを間近で観察したり、エサやりやふれあい体験を楽しんだりできます。

園内を一周する沖縄軽便鉄道や、猛禽類などが登場するバードパフォーマンスショー、希少動物の保護・繁殖を行う国際種保存研究センターなどもあり、子どもから大人まで幅広い世代が楽しめる名護の人気スポットです。

人と動植物の共存を体感できる動植物公園

ネオパークオキナワでは、単に珍しい動物や美しい植物を集めるのではなく、世界各地の生物相や植生の違いを感じられるよう、地域ごとにゾーニングしています。

アフリカ、中南米、オセアニアなどの地域を再現し、同じ地域に生息する動物と植物を組み合わせることで、自然に近い空間をつくり出しています。

園内には大規模なフライングケージが設けられており、鳥たちが広い空間を自由に飛び回る姿を間近で観察できます。動物たちとの距離が近く、自然の中に入り込んだような感覚で楽しめることが大きな特徴です。

ネオパークの名前に込められた意味

「NEO PARK」という名称には、次の3つの言葉が込められています。

Nature(自然)

Environment(環境)

Oasis(オアシス)

初代園長である故・近藤典生氏(東京農業大学名誉教授)の「人と動植物の共存を体感してほしい」という理念をもとに、自然や動植物について楽しみながら学べる場所として整備されています。

動物たちとの距離が近い「フライングケージ」

園内には、アフリカを「トートの湖」、南米を「アマゾンのジャングル」、オーストラリアなどを「オセアニアの花・鳥」と名付けた主要な3つのゾーンがあります。

これらのエリアでは、大規模なネットで空間を覆うフライングケージ方式を採用しています。鳥たちを広い空間に放すことで、自由に飛び回る姿や自然に近い行動を観察できます。

動物たちとの距離が近いことも魅力のひとつです。鳥たちの鳴き声を聞き、動物たちの動きを眺めながら、自然の中で過ごすような時間を楽しめます。

世界各地の自然を再現したエリア

主要な3ゾーンに加え、アフリカのサバンナや乾燥荒原、マダガスカルの入り江、パンパスの草原など、さまざまな地域をイメージしたエリアが設けられています。

さらに、希少種や天然記念物の保護・繁殖を行う施設や、世界各地のソテツなどを集めたエリアも整備されています。

園内には、沖縄で親しまれているオオゴマダラやリュウキュウアサギマダラ、ツマベニチョウなどの蝶が飛び交う環境もつくられています。蝶が蜜を求めて集まる植物や食草を取り入れることで、動植物が関わり合う自然の姿を身近に感じられるよう工夫されています。

スナネコの砂漠

乾燥地帯に生息するスナネコを観察できる展示エリアです。

「砂漠の天使」とも呼ばれるスナネコは、かわいらしい姿だけでなく、しなやかな体を使って展示場の高い場所まで駆け上がるなど、野生動物らしい活発な一面も見せてくれます。

トートの湖

ケニアのナクル湖をモデルにしたアフリカのエリアです。広さ約6,600平方メートルのフライングケージの中を、フラミンゴやアフリカクロトキ、ホオジロカンムリヅルなどの鳥たちが自由に飛び回っています。

繁殖期には、高い木の上に巣をつくり、子育てをする姿を見られることもあります。さまざまな鳥の鳴き声が聞こえてくるため、ぜひ耳を澄ませながら散策してみてください。

エリア内では、鳥たちへのおやつあげ体験も楽しめます。アフリカクロトキをはじめとする鳥たちを間近で観察できます。

アマゾンのジャングル

暗いトンネルを抜けると、南アメリカの熱帯雨林をイメージした「アマゾンのジャングル」が広がります。

階段を上った先には、アメリカバクが暮らす展示場を一望できる場所があります。また、水中トンネルでは、アマゾン川に生息する巨大な淡水魚ピラルクーが悠然と泳ぐ姿を観察できます。

ショウジョウトキやベニヘラサギなど、色鮮やかな鳥たちを探しながら、アマゾンを探検するような気分を味わえます。

隣接するジャングルエリアでは、青い羽が美しいルリコンゴウインコや、俊敏に動くコモンリスザルに出会えることもあります。

ふれあい広場

イヌやモルモット、ヤギなどの動物たちにやさしく触れたり、おやつをあげたりできるエリアです。

ゾウガメの大きな甲羅やカピバラの硬い毛など、動物によって異なる触り心地を実際に体験できます。子どもと一緒に、動物たちの食べ方や動きなどを観察するのもおすすめです。

利用時間は10:00~17:00(最終入場16:45)です。4歳から有料で、3歳以下は無料です。3歳以下の利用には保護者の付き添いと見守りが必要です。

アフリカのサバンナ

飛べない鳥であるダチョウや、大きなくちばしを持つアフリカハゲコウなどが暮らすエリアです。

アフリカハゲコウは、ほかの動物が食べ残したものなども食べるスカベンジャーで、「サバンナの掃除屋」とも呼ばれています。自然界の中で重要な役割を担う動物の姿を観察できます。

タイミングが合えば、ダチョウが翼を広げてアピールする姿を見られることもあります。

パーラーバオバブ

園内散策の途中に立ち寄れる軽食スペースです。手軽に食べられる軽食のほか、アイスクリームやかき氷などの冷たいデザートも用意されています。

自然の中を歩いた後に、心地よい風を感じながらひと休みできます。

※不定休です。

パンパスの草原

イノシシに似た姿をしていますが、実は別の種類であるクビワペッカリーを観察できるエリアです。

鼻の色や模様には個体差があるため、草の間から姿を見せるクビワペッカリーを探してみるのも楽しみのひとつです。

線路の奥では、ラマたちがのんびりと過ごしています。クビワペッカリー専用のおやつあげ体験もあります。

オセアニアの花・鳥

オーストラリアやニュージーランドなど、オセアニア地域のユニークな動植物を楽しめるエリアです。

飛べない鳥のエミューをはじめ、繁殖期には鮮やかな羽を広げるインドクジャクなどを見ることができます。

国際種保存研究センター 希少種の森

沖縄をはじめ、国内外の希少な野生動物の保護や繁殖に取り組んでいる施設です。

カラフルな羽を持つコンゴウインコや、大きな鳴き声が特徴のオオサイチョウなど、さまざまな鳥や動物を見ながら、生き物について学ぶことができます。

世界でも飼育例が少ないアオコブホウカンチョウも展示されています。また、かつてヤンバルクイナの飼育・繁殖に取り組んだ実績があり、現在は野生復帰に向けたリハビリ中のノグチゲラを見ることもできます。

利用時間は10:00~17:15です。おやつあげ体験は実施していません。

バードパフォーマンスショー

毎日11:00と14:30の2回、鳥たちの飛行を間近で楽しめるバードパフォーマンスショーが開催されています。

ハリスホークやオオフクロウなどの猛禽類をはじめ、アオボウシインコやソロモンオウムなどのインコ・オウムが登場します。飼育スタッフと鳥たちが繰り広げる迫力のパフォーマンスを楽しめます。

雨天時は、鳥たちとの記念写真撮影に変更されます。また、パフォーマンス中は会場への出入りができないため、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。動物の体調などにより内容が変更される場合があります。

沖縄軽便鉄道

かつて沖縄を走っていた軽便鉄道を再現した、園内周遊型のガイドアトラクションです。全長約1.2kmの線路を走りながら、園内を一周できます。

2005年4月16日に開業した沖縄軽便鉄道は、1914年に那覇と与那原間で営業を開始した沖縄県営鉄道をモデルにしています。その後、嘉手納線や糸満線も開通し、名護まで路線を延長する計画もありましたが、沖縄戦によって路線は大きな被害を受け、戦後に再建されることはありませんでした。

ネオパークオキナワでは、残された資料をもとに当時の機関車を再現し、園内を巡る乗り物として運行しています。乗車中は、運転士による動植物の解説も楽しめます。

機関車には、ドイツ・ヘンシェル社製B1型タンク機関車を実寸の約4分の3にしたモデルと、国鉄D51形蒸気機関車を実寸の約2分の1にしたモデルがあります。いずれも蒸気機関車をモデルにしていますが、実際には電気で動く車両です。

発着所は、かつて県営鉄道嘉手納線を北部へ延伸し、名護にも駅を設置する構想があったことにちなみ、「名護駅」と名付けられています。駅には県営鉄道などに関する展示もあります。

沖縄軽便鉄道の乗車案内

乗車時間:始発10:30/最終16:45

乗車料:大人(中学生以上)1,000円/小人(4歳~小学生)800円

※沖縄軽便鉄道は移動用の交通機関ではなく、園内を楽しむためのアトラクションです。

運行時刻は天候・季節・予約などによって変更される場合があります。

レッサーパンダ展示場

しましましっぽカフェの隣にあるレッサーパンダの展示場です。

ぬいぐるみのような愛らしい姿が人気のレッサーパンダですが、丸くなって眠る姿だけでなく、枝に飛びついたり走り回ったりする活発な姿も見ることができます。

レッサーパンダのおやつあげ体験は1日2回開催されています。飼育スタッフによるガイドを聞きながら、リンゴをあげることができます。

おやつあげ体験のチケットはカフェで販売されています。現金のみの取り扱いで、開催時間や料金は変更される場合があります。また、動物の体調などにより中止・変更となる場合があります。

しましましっぽカフェ&ショップ

レッサーパンダやワオキツネザルを眺めながら食事や休憩を楽しめるカフェスペースです。

冷たい沖縄ぜんざいや温かいホットドリンクのほか、期間限定のオリジナルスイーツなども用意されています。

ショップでは、動物たちのぬいぐるみをはじめ、Tシャツやノートなどのネオパークオリジナルグッズを販売しています。やんばるの動物たちをモチーフにした商品もあり、沖縄旅行のお土産選びにもおすすめです。

軽便鉄道やバードパフォーマンスショーの待ち時間にも、ゆっくり過ごせます。

営業時間は9:30~17:30(ラストオーダー17:00)です。

多彩な動物たちとの出会い

園内では、オリイオオコウモリ、リュウキュウヤマガメ、ヨーロッパフラミンゴ、オニオオハシ、カピバラ、ワオキツネザル、フタユビナマケモノ、クビワペッカリーなど、多彩な動物を観察できます。

約105種、2,000点の動物が飼育されており、希少な鳥類などの展示にも力を入れています。

また、日本動物園水族館協会の繁殖賞を受賞した動物種もあり、ヤンバルクイナ、アオコブホウカンチョウ、アフリカクロトキ、アフリカトキコウ、ベニヘラサギ、オニオオハシなど、さまざまな動物の繁殖実績があります。

自然や動物について楽しく学べる場所

ネオパークオキナワでは、動物たちを間近で観察したり、エサやりやふれあい体験を楽しんだりしながら、世界各地の自然環境や生き物について学ぶことができます。

広大な園内を散策しながら、鳥たちの鳴き声に耳を澄ませたり、動物たちの自然な行動を観察したりすることで、普段の動物園とはひと味違った体験ができます。

動物とのふれあいを楽しみたい方はもちろん、沖縄の自然や希少動物について学びたい方、家族で一日ゆっくり過ごしたい方にもおすすめのスポットです。

アクセス

車でのアクセス

園内には約500台分の駐車場があります。

路線バスでのアクセス

那覇空港から111番・高速バスで約1時間30分、名護バスターミナルで下車します。

名護バスターミナルから徒歩の場合は約40分です。また、名護バスターミナルから67番・辺土名線、73番・川田線、72番・屋我地線、66番・本部半島(今帰仁)線のいずれかに乗車し、伊差川バス停で下車すると、徒歩約20分で到着します。

Information

名称
ネオパークオキナワ
(Neo Park Okinawa)

恩納村・沖縄本島中部

沖縄県