残波岬、真栄田岬・青の洞窟、万座毛など、美しい海を満喫できるスポットが点在するほか、北谷町の美浜、コザなどの歓楽街では夜通し遊べるお店も豊富です。
恩納村・沖縄中部には、真栄田岬、青の洞窟、万座毛、琉球村、フォレストアドベンチャーIN恩納などの観光スポットがあります。
琉球王国時代に有力な按司(あじ)の一人、阿麻和利が住んでいたグスク(御城)の城跡です。(按司:琉球王国時代の地方の支配者のこと)阿麻和利は国王に最後まで抵抗し、落城するまで勇敢に戦い続けたとされています。 城は勝連半島の南の付け根部に位置し、南城、中城、北城の三つの要塞で構成されています。城の南側には、南風原集落があり、港を備えていました。そして、城の北側は穀倉地帯で、田地として使われていました。 勝連城跡からは、北部の山々や離島、知念半島や久高島、そして中城城跡が一望できる美しい景色が広がっています。 2000年には、首里城跡と共に、琉球王国のグスク及び関連遺産群として、ユネスコの世界...»
勝連半島と平安座島を繋ぐ5.2キロの道路です。海の中を堤防の上に造られた土手道が伸び、橋ではなく船舶航行のための橋1か所と潮流確保のための水路2か所が設置されています。 この道路は直線的な線形を持ち、4車線で、沖縄の代表的なシンボルロードにもなっています。 産業道路として建設されましたが、現在ではレジャースポットとしても人気があります。 この海中道路は、堤防の上に築かれているため、橋とは違い、目線とほぼ同じ高さで海を見渡すことができます。 そして、その両側には美しいエメラルドグリーンの遠浅の海が広がっています。 沖縄本島からこの道路を走って平安座島、宮城島、伊計島へ渡るルートは、人気...»
アミューズメント施設やショップ、レストラン、映画館、ライブハウスなどが立ち並び、昼夜を問わず観光客や地元の人達で賑わう人気のエリア。 ゆったりとした建物のレイアウト、町並みのデザインも西海岸の雰囲気が溢れている。 異国情緒溢れた各施設配置や景観が訪れた人々を魅了し楽しませてくれる大型商業施設「デポアイランド」も。 約1,500台の無料公共駐車場もあります。アメリカンヴィレッジ アメリカンヴィレッジは、日本の沖縄県中頭郡北谷町に位置する大型複合施設で、アメリカの雰囲気を楽しめる観光スポットとして知られています。正式名称は「ミハマ・アメリカンヴィレッジ」で、広大な敷地内にはショッピングモー...»
日本屈指のリゾート地として知られる恩納村を代表する沖縄海岸指定公園内の景勝地。 東シナ海に向けて象に似た形の岩が突き出し、荒波が打ち寄せる高さ20メートルの断崖からの眺望はまさに絶景。 透明度の高い海は、美しい色合いの変化によって海中の様子を伝えてくれる。 真下を見れば水面下の岩が透け、目を凝らすと魚が泳ぐ姿を捉えることもできる。 崖の上には天然芝が一面に広がり、その周りの海洋性植物の群落は県の名勝に指定されている。 沖縄のことばで野原を「毛」といい、1726年にこの地を訪れた琉球王朝の王・尚敬が「万人を座するに足る毛」と賞賛したことが万座毛の名の由来である。 万座毛の概要 万座...»
沖縄本島の果てにある、太陽が沈む最後の場所が残波岬です。ここは自然の断崖絶壁が2kmに渡って広がり、その先には白亜の巨大な灯台が立っています。 釣りやダイビングはもちろん、頂上から見える絶景も人気のスポットです。 周辺には琉球王朝時代の「商売の神様」である泰期の像があり、神聖な雰囲気も感じられます。 また、「残波岬いこいの広場」では、可愛いヤギやカメなどの小動物たちと触れ合ったり、広大な芝生でのびのびと遊んだりすることができます。 スポーツ好きにもうってつけのテニスコートやバスケットコートもあります。そして、沖縄最大の全高7mあるシーサーが圧巻。 岬の手前に広がる残波ビーチは美しい海...»
沖縄本島の最西端にある残波岬は、夕日が最後に沈む場所として有名です。 この岬は、自然が作り上げた高さ30mの断崖絶壁が2kmにわたって続き、その先端には白亜の大灯台が建っています。 周辺は、磯釣りやダイビングスポットとしても人気があり、シンボルマークの灯台からは素晴らしい景色を眺めることができます。 また、泰期という琉球王朝時代の「商売の神様」の像が建てられ、神聖な拝所がいくつか点在しています。 残波岬いこいの広場では、ヤギやカメなどの小動物に触れたり、広大な芝生でのんびり遊んだりすることができます。 また、テニスコートやバスケットコートがあるため、スポーツやボール遊びもできます。 ...»
沖縄本島中部にある、うるま市の「伊計島」は、勝連半島から海中道路を抜けて平安座島と宮城島を通って車で25分ほどで行ける離島です。 4つの島からなる金城湾を囲む4つの島の中で、最も先端に位置しています。 伊計大橋からは、周辺の美しい海を見渡せ、宮城島側の橋のふもとには、シーサーがいるので、海をバックにシーサーとの写真撮影もおすすめです。 島内にはサトウキビ畑が広がり、のどかな離島の情緒が漂います。 透明度の高い海に囲まれ、伊計ビーチや大泊ビーチなどが人気で、潮の満ち引きに関係なく泳げ、マリンスポーツも楽しめます。 海岸沿いは奇岩絶壁が多く、釣り場としても有名です。 西向きの海岸からは...»
沖縄本島中部の北谷町にある「北谷サンセットビーチ」は、ショッピングエリア「アメリカンビレッジ」のすぐ隣に位置しています。 若者文化の発信地である北谷町エリアにふさわしく、ショッピングの合間に手軽に海水浴を楽しむことができます。 周辺に米軍基地があるため、アメリカ人の海水浴客も多く、異国情緒も感じられます。 沖縄でも屈指のサンセットスポットであり、カップルにも人気です。 北谷公園として整備されていて、シャワーや更衣室が完備。サマーベッドやパラソルなどの用品も充実しています。 予約すればバーベキューも楽しめ、隣接するプールや温浴施設に自由に出入りすることができます。 地元の人々が犬の散...»
沖縄本島の西海岸、恩納村の北部にある「ミッションビーチ」は、周囲が岩場で囲まれ、モクマオウが繁る自然豊かな海岸です。 このビーチは、観光客で賑わう一般的なビーチとは異なり、アメリカンスタイルのビーチであり、青く塗られた移動販売車や白壁のビーチハウス、ホワイトデッキなど、レトロな雰囲気が漂います。 また、映画やCMの撮影にもよく利用されています。 ビーチの名前が示すように、ビーチは隣接する丘の上にある教会のプライベートビーチが解放された隠れ家的なビーチであり、国道58号線からは見えません。 客層は、外国人やセレブ風のカップルなど、一般的な人気ビーチとは異なり、ファミリー向けではありません...»
琉球王国が栄えた14世紀から16世紀頃の「大交易時代」の歴史空間を再現したテーマパーク。 このテーマパークには、32の工房が101の体験アイテムを提供しており、レストラン「泰期」や、宴会やパーティーにも利用できる「ククルホール」もあります。 体験王国 むら咲むらの概要 体験王国 むら咲むらは、沖縄県南城市に位置する複合型の体験型観光施設です。2003年にオープンし、沖縄の自然や伝統文化を体験できる場所として、多くの観光客や地元の人々に親しまれています。広大な敷地内には、様々な体験プログラムやアクティビティが揃い、訪れる人々に沖縄の魅力を存分に楽しんでもらうことを目的としています。 施設...»
読谷村にある「ホテル日航アリビラ」には、美しいサトウキビ畑の中に位置する「ニライビーチ」があります。 このビーチは、沖縄本島でもトップクラスの美しさを誇るサンゴ礁が広がり、透明度の高い海岸で、ウミガメが産卵にやってくることでも有名です。 海は遠浅で、潮の満ち引きでリーフが浮かび上がり、その様子はさまざまな表情を見せてくれます。 特に干潮時には、キノコ岩周辺のイノーやリーフ付近での生き物探しを楽しめます。 また、ホテルのビーチであるため、グラスボートやジェットスキー、ビーチカヌーなどのマリンアクティビティも豊富に用意されています。 シュノーケリングやダイビングも人気で、マリンレジャーを...»
「万座ビーチ」は沖縄本島の西海岸に位置し、東シナ海に突き出た万座岬にあるリゾート地内にあります。この岬は半島全体がリゾート地で、沖縄有数の景勝地「万座毛」を望むことができます。 「万座ビーチ」は、環境省が選定する「快水浴場百選」の中でも、沖縄県内で3箇所しかない「特選」に選ばれた美しいビーチです。 白い砂浜と青い海のコントラストは、テレビ番組などでもよく取り上げられます。 「ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート」のプライベートビーチとしても知られており、管理が行き届いているため、県内でもトップクラスのマリンアクティビティを楽しむことができます。 レストランやリラクゼーションな...»
残波岬のいこいの広場は、多彩な施設で充実。岬の駅を始め、ナイター設備が完備されたグラウンドや全天候型テニスコート、ローラースケート場やバスケットコートなど、スポーツ施設が豊富です。 さらに、山羊汁が味わえるレストランやバーベキューハウスなどの飲食施設も揃っているため、子供からお年寄りまで、誰でも楽しめる素晴らしい広場です。...»
恩納漁港の隣に村が整備したビーチです。シャワー・トイレなども完備され、家族や友達同士でバーベキューも楽しめます。万座毛沖に沈むサンセットは絶景! 恩納海浜公園ナビービーチの概要 恩納海浜公園ナビービーチは、沖縄県恩納村に位置する人気のビーチです。このビーチは、沖縄本島の西海岸に広がる恩納海浜公園内にあり、透明度の高い海と美しい砂浜が魅力の観光スポットとして知られています。 ビーチの特徴 恩納海浜公園ナビービーチは、その美しい砂浜とクリスタルクリアな海水で多くの観光客を惹きつけています。ビーチの砂は白く、細かい粒子で、素足で歩くと心地よい感触を楽しむことができます。海の透明度は高く、青い...»
沖縄の自然や文化がテーマのテーマパークで、古民家や製糖工場、窯場がたくさん!まるでタイムスリップしたかのような沖縄の昔が再現されているよ。 入口で迎えてくれるのは、沖縄の伝統的芸能エイサーの太鼓と踊りを披露する若者たち。 そして、石垣のある100年以上も前の家屋には、琉球舞踊の衣裳に使われる紅型染色や藍染、織物、南蛮焼きの陶芸の教室が開かれているんだ。 どれも3時間程度でできるから、たくさんのコースを体験することもできるよ。完成した作品は、持ち帰って思い出に残そう! また、昔ながらの製法で作られたサトウキビのしぼり汁を煮詰めた砂糖を販売しているのも魅力的だね。 そして、ハブセンターで...»
沖縄の宜野湾市にある「トロピカルビーチ」は、まさに南国ムード溢れるビーチ! 白い砂浜、青い海、突き抜ける青空、そして燦々と降り注ぐ太陽が、その名の通りトロピカルな雰囲気を演出しています。 海水浴を楽しむもよし、夕日をバックにバーベキューを楽しむもよし、とても魅力的なビーチです! さらに、BBQやマリンスポーツを気軽に楽しめるので、タウンビーチとしても人気があります。 地元では「トロピー」と呼ばれ、地元の人々に愛されるローカルビーチとしても知られています。外国人観光客や県内外の若者にも人気が高いエリアです。...»
まるで南国にいるかのような景色が広がる日本最大級の屋外植物園。 ここには、1,300種以上、5万株以上の植物が咲き誇り、そこで生活する野生の生き物たちも生息しています。 色とりどりの花々や南国情緒あふれるヤシ類、熱帯や亜熱帯系の貴重な植物たちが見られます。 また、動物ふれあい広場ではカピバラやリスザルと触れ合うこともできます。大迫力のユスラヤシの木々が続く並木も必見です。 東南植物楽園は、豊かな自然が広がる動植物の世界を楽しめる、まさに楽園のような場所です。...»
琉球王国時代の貴重な遺産の一つであり、グスクの中でもっとも遺構が残っていることで知られています。美しい曲線を描く城壁や、当時の巧みな石積技術を見ることができます。 中城村の北西から南側に伸びる丘陵の東側の縁を天然の要害として利用しており、貿易港であった屋宜港から2キロメートルほど離れた標高約160メートルの丘陵上に位置していました。 城壁の上からは、西に東シナ海、東に中城湾(太平洋)、そして洋上の島々まで一望できます。 この城は、14世紀後半には、先中城の按司(琉球王国時代の地方や村落を統治する長のこと)が城の南側、西側、一の郭、二の郭などの主要部分を築き上げました。 その後、1440...»
安良波公園には、なんと全長約600メートルもある真っ白な砂浜のアラハビーチがあるんだ。夕日を見る場所としても知られているよ。 さらに、インディアン・オーク号をモチーフにした遊具や3on3バスケットボールコート、東屋などの休憩スポットがあって、多くの人が訪れるんだ。 マリンアクティビティも充実していて、パラセーリングやドラゴンボートを楽しめるんだ。 そして、朝晩は遊歩道でランニングやウォーキングを楽しむ人たちで賑わっているんだよ。 美浜アメリカンビレッジからは、北谷公園沿いを歩いて15分で行けるからアクセスもいいよ。 18世紀に北谷沖で座礁したイギリス船「インディアン・オーク号」に乗っ...»
18世紀中頃に建てられた豪農の民家で、沖縄戦の戦禍を免れた歴史を持つ貴重な建造物であり、国の重要文化財に指定されています。 敷地面積は約1,500平方メートルで、赤い瓦の屋根にシーサーを載せた母屋、高庫、豚小屋などの5つの建物から構成されています。 主屋は18世紀中頃に建てられ、鎌倉・室町時代の日本建築の様式が取り入れられていますが、独自の手法が随所に見られます。 周囲を囲む石垣やフクギ、重い瓦は台風に備えるための工夫であり、屋根はアマハジという構造になっており、強い日差しと雨を避けるために作られています。 中村家は当時豪農であり、人々の生活の様子がわかります。沖縄の歴史や文化を知る上...»
日秀上人が大蛇を倒したという伝説が残っています。この洞窟は、金武観音寺の敷地内にあり、全長約270mの鐘乳洞です。 「金武権現(熊野三所権現)」と「水天」が祀られている場所でもあります。 かつて、高野山で修行を積んだ日秀上人は、浄土を目指して熊野から旅立ち、金武の富蔵津(現在の福花)に漂着しました。 そして、この地に金武観音寺を建てたのです。その頃、日秀洞の鐘乳洞内には熊野三所権現を祀り、金武権現宮を建立しました。 洞窟内の鐘乳洞は、今でも成長を続けていますが、奥の大広間部分は自然環境保護のため立ち入りが禁止されています。洞窟内に入る際には、マナーを守ってくださいね。...»
沖縄の伝統的な陶器を生み出す窯元が集まる里、それが読谷村。ここでは多くの窯元が独立して19の工房で個性豊かな器を作っています。 ぽってりとした形に大らかな絵付けが施されたやちむんは、手に取るたびに窯元ごとに異なる個性が感じられるのが魅力です。お気に入りの器を探すだけでも楽しい散策スポットとしておすすめ! 読谷やちむんの里の概要 読谷やちむんの里は、沖縄県読谷村に位置する伝統的な陶芸の村で、沖縄の伝統工芸である「やちむん」を体験できる観光スポットです。ここでは、沖縄の伝統的な陶器作りの技術や文化が保存・伝承されており、訪れる人々に本格的な体験を提供しています。 やちむんの里の歴史と背景 ...»
沖縄のファストフードといえばハンバーガーでも牛丼でもなく、タコスである。もともとはメキシコ料理で、トウモロコシの生地(トルティーヤ・マサ)を薄くのばして鉄板で焼いたトルティーヤに具を盛り、好みでライムの汁をしぼってかけたり、サルサをかけて食べる。戦後30年近くアメリカの統治下に置かれた沖縄県ではタコスが日常的に食べられており、多数の専門店や喫茶店、パーラーのメニューとして広く親しまれている。また、1980年代にトルティーヤの代わりに米飯を用いたタコライスが考案されている。...»
戦後、アメリカの統治下に置かれた沖縄は、食文化にもアメリカから大きな影響を受け、戦後60年以上経った現在でも、街中ではアメリカナイズな料理やメニューが多く見かけられる。そのひとつが”ハンバーガー”だ。ボリュームのあるぶ厚いパテからはみ出そうなくらいに具材をのせて、バンズではさんだ豪快なハンバーガーは食べ応え十分。沖縄では、他の地域では見られないハンバーガー専門店も見られるので、散策しているだけでも楽しめるはずだ。...»
島ニンジンを千切りにして、しょうゆ、みりん、砂糖、白ゴマ等で味をつけてきんぴら風に仕上げた料理。沖縄の在来種である「島にんじん」は、ゴボウのように細長く、耐暑性が高い、鮮やかな黄色い色。一般的なニンジンに比べて甘味がありやわらかく、香りが強いのもが特徴。ビタミンAが豊富に含まれており薬膳料理としても使われる「島にんじん」の栄養が手軽にとれるとあって、地元の家庭でもよく作られる料理だ。「島にんじん」の他の具材には、きんぴらの具材としてはメジャーなごぼうがよく用いられるが、一般的なにんじん(島にんじんではない)を使った”にんじん”同士のきんぴらなど、食感と味の違いが楽しめるおもしろい組み合わせで作...»
沖縄の夏野菜の代表格「ナーベーラー」は食用のへちまのこと。家庭で簡単に栽培できるので自給する家も多く、夏の町内にはへちまが実る景色がひろがる。「ナーベーラーンブシー」は同じく沖縄に欠かせない豚肉とナーベーラーを味噌で煮込んだ料理。「ンブシー」は具が多い味噌煮込みのことをさす。ナーベーラーのとろりとした独特の食感と、瑞々しい肉質が楽しめる。豚肉の変わりにスパムやツナも代用され、島豆腐を加えることも。甘めの味噌味がよく絡み、ご飯のおかずにうってつけ。多くの家庭で楽しまれる夏の定番メニューだ。 旬 6月 7月 8月 「ナーベーラー」はへちまのことで、「ンブシー」は豆腐や野菜と豚肉を味噌で煮...»
全身黒色の琉球在来豚。黒毛の猪のような風貌を持った豚で、黒豚、島豚とも呼ばれ、やわらかく甘みを持つ肉が美味なことで有名である。「アグー」の起源は未だ不明な点が多いが、14世紀に中国(明の時代)から持ち込まれ、そのまま飼い続けられた島豚がそうではないかといわれている。第二次大戦の混乱の影響で頭数が激減し、一時は絶滅されたと思われたが、戦後発見された小頭数から再び養殖され、少しずつ数を増やしてきた。しかし、長年の近親交配の影響でか、発情が安定しない、分娩数が少ない等の問題があり、現在でも数が少なく、幻の豚とも呼ばれている。肉質は柔らかく臭みが少ない。赤身の部分が少なく脂肪が多いが、外来種と比べてコ...»
ソーキ骨とは、豚の骨付きのあばら肉(スペアリブ)のことを指す。元々ソーキとは、琉球の言葉で梳(すき)が変化した言葉。豚の肋骨の形状がそれに似ていることから、あばら肉もソーキと呼ばれるようになったのだ。人気の食べ方は煮付け。しっかりと煮込まれたソーキ骨は、肉はふっくらと柔らかく、箸が通るほど骨もはずれやすくなる。食感は最高で、好みの味付けで頂ける。また、大根や昆布、鰹だしで味付けされたソーキ骨の汁も地元で愛されている調理法のひとつだ。ソーキには骨が硬い「本ソーキ」と骨も柔らかな「軟骨ソーキ」があり、沖縄料理店でも店舗によって使う部位が異なる。本ソーキのことをAソーキ、軟骨ソーキをBソーキと呼ぶこ...»
“もずく”は海藻に付着して育つ性質から「藻に付く=藻付く(もずく)」と呼ばれている。日本で食べているもずくのほとんどが養殖で、その約9割が沖縄産。養殖物は“オキナワモズク”と“イトモズク”の2種類。オキナワモズクの方が生産量が多く、イトモズクに比べて、やや太めでコリコリとした食感がある。もずくは食物繊維やミネラル、鉄分が豊富で、さらに18種類のアミノ酸を含むヘルシーな食材。沖縄では、三杯酢の酢の物にとして食べられることが多いが、もずく天ぷら、沖縄そばのトッピング、味噌汁、お茶漬け、がんもどきなどに加えてもおいしく食べられる。 旬 4月 5月 6月...»
沖縄名産の海藻である海ぶどうは、海のキャビア(グリーンキャビア)とも称される。学名は「クビレズタ」といい、透き通った緑色の粒がプチプチと弾ける食感が楽しい。ミネラルが豊富で低カロリーのため、海の長命草とも呼ばれる。海鮮料理との相性は抜群。刺身のつまとして添えられることも多いが、海ぶどうをメインにした丼もある。そのまま酢や醤油をかけて食べたり、サラダや麺にもあわせる。小さな粒が弾けると海の香りが広がり、独特の風味と歯ざわりにやみつきになる人も多い。県内では海ぶどうアイスという変りダネまで楽しめる。 旬 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 沖縄県では、海ぶどうを生の状態で...»
太陽をたっぷり浴びて育つ沖縄産の”パッションフルーツ”。トロピカルジュースやカクテルによく利用され、その芳醇でさわやかな香りは、南国気分を盛り上げてくれる。もちろん香りだけでなく、小ぶりの丸い実を半分に切れば、そのままスプーンで果肉をすくっても楽しめる。さわやかさのある酸味の効いた甘みと、とろんとまろやかな食感が特徴で、収穫後はすぐに食べず、つるつるの皮がボコボコになってきたら食べ頃だといわれる。 旬 6月 7月 8月 9月 パッションフルーツは、甘酸っぱいゼリー状の果肉と小さな種子が食用されます。果実自体の大きさに比べて食べられる部分は少ないですが、芳醇な香りと強烈な酸味が特徴です...»
赤と緑色のりんごのような見た目から名前がついた”アップルマンゴー”。ナイフを入れれば、中からジューシーな黄金色の果肉が姿を現し、スプーンがすっと入るほどやわらかいのが特徴だ。味わいは、コクのある甘みが濃厚ながら、口の中でもたつくことなく、後味はすっきりとしており、豊富なビタミンを含む上に食物繊維もたっぷりと入っているので、美容や健康にも効果があると、近年では注目されているスイーツのひとつだ。 旬 5月 6月 7月 8月...»
沖縄地方だけで栽培されている耐暑性が高いにんじんで、細長くのが特徴で、大きなものでは根の長さが30~40センチにもなるという。島にんじんは、沖縄では「黄色い大根」を意味する「チデーグニ」と呼ばれている。一般的なにんじんに比べて甘みがあり、柔らかく、香りが強い。黄色がかった色が料理に映えるため、炒め物や煮物の具材として活躍する。カロテンが豊富ということで沖縄では古くから薬膳料理に利用された。「島にんじん」の出荷は11月頃から本格的に始まり、3月上旬には終わりとなるため、沖縄地方に住む人々は「島にんじん」の出荷で冬の訪れを感じ、出荷が終わると春の訪れを感じるということだ。 旬 11月 12月 1...»
暑さや湿度に強いため、沖縄地方で家庭菜園などでも良く見かけることができる「島かぼちゃ」。現地では「チンクワー」や「ナンクワー」とも呼ばれ、一般的なかぼちゃのように表皮に縦にみぞが入っているものを「チンクワー」、表皮がすべすべしているものを「ナンクワー」と呼ぶようだ。「島かぼちゃ」は一般的なかぼちゃに比べて水分が多く、甘味は控えめであっさりした味を持つが、乾燥させることでしっかりと歯ごたえのある食材としても使え、調理法を問わないオールマイティーな野菜として重宝されている。 旬 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月...»
暑さや湿度に強いため、沖縄地方で家庭菜園などでも良く見かけることができる「島かぼちゃ」。現地では「チンクワー」や「ナンクワー」とも呼ばれ、一般的なかぼちゃのように表皮に縦にみぞが入っているものを「チンクワー」、表皮がすべすべしているものを「ナンクワー」と呼ぶようだ。「島かぼちゃ」は一般的なかぼちゃに比べて水分が多く、甘味は控えめであっさりした味を持つが、乾燥させることでしっかりと歯ごたえのある食材としても使え、調理法を問わないオールマイティーな野菜として重宝されている。 旬 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月...»
「ナーベラ」または「ナーベーラー」は沖縄地区の方言で、ヘチマのことを指す。語源は「鍋洗い」からきているといわれる。「ナーベラ」のようなウリ科の野菜には、体の代謝機能を正常に戻してくれる働きを持っているといわれ、沖縄のようなほてるような暑さで代謝機能を崩しやすい地方では、夏の定番の食材となっている。ゴーヤーに次ぐ夏野菜の代表格で、本島の中央、南風原町が日本屈指の産地。調理法は鍋やカレー等の汁物にすることが多く「ナーベランブシー(ヘチマの甘味噌煮)」は沖縄の代表料理的な存在だ。沖縄では、若くやわらかいヘチマを使うので、ほんのりとした甘みと軟らかい口当たり。味は淡白で、火を通すと少しぬめりがあり、自...»
切ると断面が四角い形(人型にも見える)をしている「うりずん豆」。”うりずん”とは、4月の新緑が一斉に芽吹く季節を表す沖縄の方言で、「うりずん豆」の色が新緑の薄緑色をしていることから名付けられたという。和名は実の断面の形からシカクマメ(四角豆)。「うりずん豆」は1980年台に夏の野菜不足を補うために、旧農水省に奨励されて沖縄に入ってきたといわれ、それ以来垣根や家庭菜園で栽培される姿が見られるようになった。味はほろ苦いサヤインゲンのようで、基本的には熱を通して調理に用いられ、味噌汁に入れられたり、サラダや炒め物の具としても活躍している。 旬 4月 5月 6月 7月 8月 9月...»
沖縄県でのイモの消費の大半を占める、内部の色が赤~紫になっている特徴的なサツマイモである。特徴である紅色には抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれており、そのまま料理に使われる他、ケーキやアイスクリームなどのスイーツ、化粧品など、幅広い用途で使われている。備瀬、沖夢紫、紅アズマ、宮農36号等の品種があり、沖縄全土で栽培されているが、沖縄本島中部の中頭郡読谷村で栽培される「読谷紅いも」が有名である。栽培は3~10月が植え付け適期で、植え付け後5~7ヶ月で収穫でき、9月~12月頃に旬を迎える。 旬 9月 10月 11月 12月...»
ツルレイシ、ニガウリとも呼ばれ、沖縄では郷土料理に欠かすことのできない食材。ウリ科の植物の一種、およびその果実で、おもに未熟な緑色の果実を野菜として利用する。インドを中心にした熱帯アジア原産の瓜科の植物。独特の苦味に特徴があり、夏の野菜として最近では全国のスーパーで見られる。「ゴーヤー」は沖縄の方言で「苦いウリ」を意味する。ゴーヤは現代人に不足しがちなビタミンCを豊富に含み、しかも加熱してもほとんど破壊されない。他に整腸作用や食欲増進作用、血圧安定効果もあると言われている健康面で注目の野菜である。豚肉や卵、豆腐などと炒めるチャンプルーの材料にはもちろん、てんぷら、ジュース、なます、黒砂糖漬けな...»
水田の中で次々と子いもを増やすことから、琉球王朝時代には子孫繁栄のお祝い料理としても使われていたといわれる沖縄特産の里いもの一種。浅い水を張った畑(水田)で栽培されるサトイモ。「ミズイモ(水芋)」とも呼ばれる。主に日本の南西諸島の各地で栽培されており、地域によって呼び名が異なる。沖縄島では「ターンム」(金武町では「ターム」または「ターマーム」)、与論島では「ターヌウン」、沖永良部島では「ターニウム」、奄美大島では「ターウム」、喜界島では「ウム」などと呼ばれている。水田で栽培されるためネズミ等の害獣に影響を受けにくいだけでなく、台風にも強いため、昔から非常食として重宝された。一般的な里いもよりも...»
中国生まれの「チンゲンサイ」は、今や沖縄から北海道まで日本全国で広く栽培されるアブラナ科の野菜。通常のチンゲンサイは茎部分が肉厚で株状になるが、沖縄のチンゲンサイは株にならない細長い茎をもつ。暑さに強く通年栽培される品種で、葉の部分同様に茎も緑色だ。葉も茎もやわらかいので一般的なチンゲンサイよりも使い勝手がよく、中華料理に限らず煮ものや漬けものなどにも利用される。歯切れのいい食感と瑞々しい味わいが楽しめる。...»
沖縄県の特産の紅いもを使ったスイーツは沖縄のおみやげとして知名度が高いが、スイーツの食材に使われるようになったのは意外に新しい。紅いもは沖縄県でのイモの消費の大半を占める、内部の色が赤~紫になっている特徴的なサツマイモ。スイーツの代表的なのが色鮮やかな紫色が美しい沖縄銘菓の「紅芋タルト」。ふかした紅いもをペースト状にし、タルト生地にしぼりいれた洋菓子だ。ほかにキャラメルやソフトクリーム、チョコ、クッキーなど様々な展開を見せる。紅いもの豊かな風味と自然の甘みをいかした素朴な味わいが評判を呼ぶ。紅いもはポリフェノールやビタミン、食物繊維などの栄養価が高く、子どもにも安心のおみやげとしても喜ばれてい...»
沖縄の名産“紅芋”のケーキとクリームチーズをパイ生地で包んで香ばしく焼き上げたお菓子。沖縄県産100%の紅芋を使い、糖度が高く、しっとりとした甘味のある紅芋とコクのあるクリームチーズの程よい塩気がマッチし、甘くほっこりとした素朴な味わい。パイ生地の歯ざわりとほんのり香るバターの香りも心地よい。紅芋の紫色が美しいので、袋から出して、ゆったりとした午後のティータイムに丁寧に淹れたお茶とともにいただきたい。紅芋あんの他、黄金芋、シークワーサー味もある。トースターで1分ほど焼くとパイ生地のサクッとした食感が蘇り、焼きたての味わいに。名前の由来である「おもろ」とは、古の沖縄に伝わる歌謡。思い、願い、憧れ...»
沖縄の離島・粟国島周辺の、透明度の高い美しい海の水を汲みあげて作られる“粟國の塩”。「釜炊き塩」は、海水を1週間以上かけて塩分濃度7倍(塩分20%前後)に濃縮した7倍まで自然濃縮させた「かん水」を、平釜で30時間かけて薪で焚き上げながら、こげつかないようにかきまぜ、ゆっくり煮詰めることで完成し、これらはすべて職人の手作業で行われる。添加物等を一切排除し、自然のものだけで作られた”粟國の塩”は、「ほのかに甘みがある、後を引かない上品な塩辛さ」と評判で、海の恵みをストレートな味わいで楽しめる逸品。最初は、塩むすびなどシンプルな料理で味わって、その違いを確かめて欲しい。かん水を温室のプールで天日によ...»
元祖紅いも菓子本舗 御菓子御殿で人気の紅いも菓子を集めた詰め合わせ。一箱で色々な紅いも菓子が食べられると人気の一品。10個入、18個入、23個入と、入り数によって入っている商品も少しずつ違ってくるが、紅いもタルトは共通して入っており、他にはパイやガレット、おまんじゅうなどいろんなタイプの紅いも菓子が楽しめるようになっている。おみやげだけでなく、ご贈答用にもおすすめ。 御菓子御殿は、沖縄らしさが伝わる美味しいスイーツやお土産を販売するお店です。昭和54年に読谷村で生まれた洋菓子店で、大人気の「紅いもタルト」は読谷村の村おこしの一環として、多くの人々の協力とさまざまな努力の結果、誕生しました。素...»
”琉球紅茶”の発祥は明治初期。世界の紅茶特産地が熱帯から亜熱帯に集中していることから、明治政府が国内の紅茶栽培地として沖縄に着目したという。以来、100年以上に渡り、沖縄では紅茶の栽培が行われてきた。“琉球紅茶チャイ”の原料になる茶葉は“べにほまれ”という品種。明治時代に国の機関によって改良されたもので、海外でも高い評価を得ていたが、栽培方法の難しさから敬遠されることも多く、幻の品種ともいわれている。沖縄ティーファクトリーの琉球チャイは、この茶葉に秋ウコンやシナモンなど天然スパイスをブレンドされていて、ティーバッグでも手軽に香り高い本格的チャイが楽しめる。...»
沖縄には地元の素材にこだわった多種多様なアイスが豊富にあります。県内のスイーツショップやパーラー、観光施設、牧場、道の駅、移動販売車などで、地域の特色を活かしたご当地アイスが販売されています。 最も歴史のあるアイスクリームは、アメリカ生まれ沖縄育ちの「ブルーシールアイス」です。1948年に米軍基地内で「フォーモスト社」がアメリカ人向けにアイス工場を創業したのが始まりで、長年にわたり愛されてきました。ブルーシールアイスには、沖縄産のサトウキビから作られた砂糖や、ビタミンCが豊富なシークヮーサー、色鮮やかな紅いもなどがふんだんに使われており、それぞれの素材の風味が活きています。定番のバニラやチョ...»
ちゃんぷるー料理や沖縄そばなど、沖縄の定番料理には欠かすことのできないかまぼこ。タラ、糸ヨリ、グルクンなどの沖縄の魚から作られている。老舗の「丸善かまぼこ」は1964年の創業以来保存料や合成着色料を使用していないので安心安全。そのため県内の学校給食ではトップのシェアを占めている。見た目もかわいい“ティーダかまぼこ”は、沖縄の方言で太陽を意味するかわいい“ティーダ”がモチーフの蒸しかまぼこ。お弁当に入れても、わさび醤油でいただいてもおいしい。...»
”ルートビア”は、「ビア」と名前についているが、ビールではなく、アルコールを含まない炭酸飲料。19世紀にアメリカのカリフォルニアで、病気の友人を励ますために作られたといわれ、14種類以上の薬草、樹皮、植物の根などのエッセンスが調合することで、体に良い成分をたっぷりと含み、かつ口当たりの良いものを作り上げた。爽快感とクリーミーな泡がコーラに似た味わい。本場アメリカでは、地ビールのように地域やメーカーによって原料や配合が違い、微妙に味の違うルートビアが数多く発売されているそうだ。 A&W沖縄(A&Wレストランの現地法人)の店舗では店内では毎日ルートビアがおかわり無料。 ルートビ...»