自家用から始まった小麦栽培
伊江島では古くから、主要作物であるサトウキビや葉タバコの連作による障害を避けるため、小麦が栽培されてきました。当時は主に自家用として、天ぷら粉などに利用するために在来種の小麦が育てられていました。
島の暮らしに寄り添いながら受け継がれてきた小麦栽培は、現在では自家消費にとどまらず、地域の産業としても改めて注目されています。
パン用など多様な品種も生産
現在の伊江島では、昔ながらの在来種だけでなく、パン用に適した品種なども栽培されています。生産された小麦は商品として販売されるなど、新たな特産品としても活用されています。
南の島ならではの土壌と、地域に受け継がれてきた栽培の歴史から生まれる伊江島の小麦は、沖縄の農業や食文化を感じられる特産品の一つです。