美ら海水族館がある名護・沖縄北部。今帰仁村や国頭村などで琉球の歴史を観る事ができるほか、北部には今もマングローブ林が広がり広がっています。
沖縄美ら海水族館は、700種、2万を超える海の生物を飼育している大人気の水族館です。「沖縄の海との出会い」をコンセプトに、イノー(沖縄の方言でサンゴ礁の縁の浅瀬のこと)、珊瑚礁、黒潮の海、深海と様々な海の生物を紹介しています。 黒潮の海 世界最大級の巨大水槽「黒潮の海」では、全長8.6メートルのジンベエザメやナンヨウマンタが泳ぐ大迫力の姿が楽しめます。水槽は1階から2階を貫き、長さ35メートル・幅27メートル・深さ10メートル。サメやエイなど黒潮の多種多様な回遊魚たちが泳ぎ、視界いっぱいに神秘に満ちた海の生き物たちの雄大な世界が広がります。 ジンベエザメの特徴 ジンベエザメの食事風景は...»
古宇利島は、沖縄本島からちょっと離れたエメラルドグリーンの海に囲まれた小さな島で、「恋の島」として有名です。アダムとイヴ伝説に似た神話が伝えられる人類発祥の神話があり「神の島」とも呼ばれます。 2005年には古宇利大橋が開通し、車で訪れることができるようになりました。橋の上からは、まるで海の上を走っているかのような気分になれます。 古宇利一周線では、周囲約8キロメートルの島を車で10分ほどで一周することができます。古宇利ビーチやハート岩(ハートロック)、トケイ浜のポットホール(円筒状空洞地形群)などのスポットでは、夏には多くの人々が海水浴やシュノーケリングを楽しんでいます。 周囲をラグー...»
やんばる(山原)と呼ばれるのは、沖縄本島北部に位置する地域です。やんばるの北の涯(はて)にあたり、沖縄本島最北端に「辺戸岬」があります。 この場所からは西に伊是名島と伊平屋島、北には鹿児島県の与論島や沖永良部島が望め、海面では東シナ海と太平洋の荒波が、鋭く尖った珊瑚岩に打ち寄せています。 アメリカ統治下では、ここから本土復帰を願う狼煙が上げられたほか、年に一度、与論島との間で本土との交流集会が行われていました。 現在は、「日本祖国復帰闘争碑」「与論島・国頭村友好記念碑」が建てられています。 また、岬へ至る南西側の絶壁「茅打バンタ」の北側には、世界的にも珍しい海底鍾乳洞「辺戸岬ドーム」が...»
大石林山は、沖縄本島北部のやんばる国立公園にある、鋭い岩山と亜熱帯林が広がるトレッキングスポットです。 この観光施設は、なんと東京ドーム11個分の広さを持ち、ドラマや映画、CMなどでもよく使われるロケ地としても有名です。 敷地内には沖縄石の文化博物館やレストラン、売店、パーラーもあります。 この山は、2億5千万年前に形成されたカルスト地形であり、先端が尖った奇岩が多く見られ、中国の石林を思わせる景観が広がっています。熱帯カルストとしては世界最北端の地とされています。 展望台からは、辺戸岬や好天時には与論島や沖永良部島など、奄美群島を眺めることができます。 また、近隣には、「辺戸岬」、...»
古宇利大橋は、沖縄のアダムとイブ伝説が伝えられる「恋の島」として有名な離島、古宇利島と屋我地島をつなぐ海上橋で、全長1,960メートルにも及びます。 屋我地島は本部半島と橋でつながっているため、那覇から車で行くことができます。 橋を渡ると、まるで海の上を走っているかのような気分になることでしょう。 2005年に開通し、開通当時は日本国内の離島架橋の中で最長の無料橋でした。 現在は宮古島と伊良部島を結ぶ伊良部大橋に次いで、沖縄県内で通行無料の橋としては2番目に長い橋となっています。 橋の両側にはエメラルドグリーンの海が広がり、絶景のドライブコースとしても人気です。 古宇利大橋を渡って...»
沖縄県にある「恋の島」こと古宇利島は、半径約1kmの小さな島でエメラルドグリーンの海に囲まれています。 2005年に古宇利大橋が開通し、車で訪れることができるようになりました。橋の上を通ると、まるで海の上を走っているかのような気分になれることでしょう。 また、古宇利一周線では、周囲約8キロメートルの島を車で10分ほどで一周することができます。 この島で最も人気のある場所は、島の北側にある波によって創り出されたハート形の岩、ハート岩(ハートロック)があるティーヌ浜です。 小さいながら透き通った青い海と白い砂浜が美しく、いちゃんだビーチ(無料のビーチ)として知られています。近くにはトケイ浜...»
エメラルドビーチは、沖縄本島北西部の海洋博公園内に位置し、美ら海水族館などの人気観光スポットに近く、立ち寄りに最適です。 このビーチは西向きに広がり、「快水浴場百選」にも選ばれた美しいビーチで、海にY字型に造成されており、「遊びの浜」「憩いの浜」「眺めの浜」の3つのエリアがあり、それぞれ異なる景色を楽しめます。 海はエメラルドグリーンで、環境省の水質検査では最高ランクの「AA」を受けています。 ビーチは整備・管理が行き届いており、クラゲ除けのネットも設置されているため、家族で安心して遊ぶことができます。 また、ビーチハウスも整備されており、快適な時間を過ごすことができます。さらに、少し...»
沖縄のアダムとイブ伝説が伝えられる「恋の島」として有名な離島、古宇利島。 古宇利島と本部半島をつなぐ全長1,960メートルの古宇利大橋を渡ると、まるで海の上を走っているかのような気分になります。 そんな古宇利島の観光名所古宇利オーシャンタワーは、どこまでも続く青い海と空の景色を楽しむことができます。 海抜82メートルにあり、1階には古宇利島の歴史が展示された古宇利島資料館があり、2階と3階には屋内展望フロアがあります。 屋内展望フロアからは、窓枠から広がる景色が絵画のように美しく、素晴らしい景色を楽しむことができます。 屋上のオーシャンデッキに行けば、潮風に包まれながら開放感たっぷり...»
沖縄のアダムとイブ伝説が伝えられる「恋の島」として有名な離島、古宇利島。古宇利島と本部半島をつなぐ全長1,960メートルの古宇利大橋を渡ると、まるで海の上を走っているかのような気分になります。 そんな古宇利大橋を渡ってすぐ左手にある古宇利ビーチは、青い海と真っ白な砂浜が織り成す美しい景色と、古宇利大橋が見える素晴らしいスポットです。 ここでは、のんびりとした時間を過ごしたい人も満喫できますし、家族や友人と一緒に楽しめるマリンレジャーも豊富にあります。 周辺には古宇利物産センターが隣接しており、地元の特産品を手に入れることができ、素敵なお土産も見つかるかもしれません。 また、ビーチ周辺に...»
本部町は、美ら海水族館などで知られています。その近くに浮かぶ「瀬底島」は、周囲が7キロメートルの小さな島です。 全長が762メートルの「瀬底大橋」を渡れば、島への行き来が可能で、1時間ほどのドライブで一周できるため、のんびりとした離島の雰囲気を手軽に楽しめます。 瀬底という名前には、「遠くから神がやってきた聖なる地」という意味があり、島には「瀬底土帝君」といった文化的・歴史的な遺跡や施設が多数残っています。島では、盛り上がるイベントや祭も開催されます。 瀬底島にはいくつかのビーチがありますが、特に白い砂とコバルトブルーの海が美しい「瀬底ビーチ」は、海の向こうに水納島や伊江島が望め、美しい...»
沖縄本島の北西9キロメートルに位置する伊江島(いえじま)は、美しい自然と豊かな文化を持つ島であり、観光地としても高い人気を誇っています。この島は、かつては沖縄戦の激戦地として知られていましたが、現在では緑豊かな自然と美しいリーフが広がる観光地として多くの人々を魅了しています。沖縄本島の美ら海水族館からも、その姿を望むことができます。 伊江島の概要 伊江島は、沖縄本島の北西に約9キロメートルの位置にあり、面積は約23平方キロメートル、人口は約4,000人です。島全体が自然に囲まれており、穏やかな雰囲気の中で歴史と文化が息づいています。沖縄本島の美ら海水族館がある本部半島からは、フェリーで約3...»
沖縄本島の北部にある今帰仁村は、大型の観光施設が少なく、自然が豊富なため、リゾート客や写真愛好家から人気を集めています。 今帰仁村の代表的なビーチである「ウッパマビーチ(大浜海岸)」は、大きな砂浜を意味する「大浜=ウッパマ」の名にふさわしく、真っ白な砂浜が1kmにわたって続く自然のロングビーチです。 ウージ畑を抜けて海岸に出ると、西に向かって伸びる砂浜の向こうには岬が見え、海を挟んで古宇利大橋や古宇利島が一望できます。 風景が写真映えすることでも人気があります。ビーチと島の間をフェリーが行き交う光景もフォトジェニックです。 「リゾートホテル・ベル・パライソ」のプライベートビーチとして管...»
ブセナリゾート内にあるブセナ海中公園は、その海域に多様な熱帯魚が生息しています。 「海中展望塔」では、まるで竜宮城のように色彩豊かな海の景色を至近距離で観察することができます。 らせん階段を降りると、丸窓越しにチョウチョウウオやクマノミなどが泳ぐ姿が見られます。 屋内であるため、天候に左右されずに楽しめるだけでなく、小さな子どもたちにとっても安心して海の中を楽しめます。 また、クジラ型のグラス底ボードに乗って、沖合の海中を散策することもできます。...»
昔、沖縄の地は「三山鼎立時代」と呼ばれる時代で、北山・中山・南山の三つの勢力が互いに争っていた。 14世紀に中山によって琉球王国が統一されたが、北山王の居城である「今帰仁城」は滅ぼされた後も残っている。 伝説的なカリスマ・北山王の城は、「武芸絶倫、淫虐無道」と言われ、最古の工法である「野面積み」による石垣を持ち、周囲の地形を利用した巧妙な城壁で難攻不落の要塞だった。 賄賂による裏切りで攻略されたが、門を突破した武将は北山王に打たれた按司(豪族)の子孫だった。 「日本100名城」に選ばれ、海と城壁の眺めは絶景で、ヒカンザクラの並木も美しい桜の名所として知られている。2000年、「琉球王国...»
「やんばる(山原)」は、沖縄本島の北部に位置し、森林や山が多く残っています。そのやんばるの奥深くに沖縄本島最大の滝「比地大滝」があります。 遊歩道やキャンプ場の入口は、国頭村入口から約4kmの場所にあります。川のせせらぎが聞こえるカフェで休憩を取ってから、亜熱帯ジャングルの中を40分ほど歩いて大滝に向かいましょう。 整備された遊歩道には急な階段がありますが、険しい山道はありません。マイナスイオンを吸い込みながらのんびり歩くこともできます。 中間地点には、延長50m・高さ17mの吊り橋が比地川に架かっています。 ジャングル内や水量豊富な大滝の周りには、亜熱帯特有の植物をはじめ、さまざまな...»
沖縄本島北西部にある「海洋博公園」には美ら海水族館がありますが、その先にあるのが備瀬地区です。 この地区には、碁盤のように整理された集落があり、約250軒の家がほとんどがフクギの屋敷林に囲まれています。 備瀬のフクギは、推定樹齢300年とも言われる、非常に古いものがあります。 散策にぴったりの「備瀬のフクギ並木」は、およそ2万本の大きなフクギによって日光を遮られた道が独特の雰囲気を醸し出しています。 木々の葉が揺れる様子を見ながら、やわらかい日差しを浴びることができます。また、水牛車やレンタサイクルでの観光も楽しむことができます。 フクギ並木を抜けた先には、サンゴ礁が残る天然海岸、備...»
沖縄本島の北西部には、まるで宝石箱に入ったような美しいサンゴ礁が残る手つかずの自然が広がっています。その中でも特におすすめなのが、「海洋博公園」の先にある「備瀬のフクギ並木」です。 大きなフクギの木々に囲まれた道を、水牛車で観光することもできるので、とても楽しいですよ! フクギ並木を抜けると広がる備瀬崎の海は、サンゴ礁がほとんど手付かずの天然海岸で、シュノーケリングを楽しむ客も多いそうです。 透き通った海の向こうには、小さな島である「ミーウガン」と呼ばれる聖域がありますが、干潮時には歩いて渡ることができます。ただし、満潮になると流れがあるので、注意が必要です。 春先には、岩場にアオサが...»
深緑の森を楽しむことができます。また、オートキャンプもでき、20種類のアスレチックも楽しめます。 ガイドと一緒に、くにがみの森を散策すれば、心も体もリフレッシュできます。 さらに、すぐ近くのダムでは、ジャングルカヌーツアーを楽しむことができます。 ジャングルカヌーツアーは、この場所で最も人気のあるアクティビティです。...»
沖縄県本部町に位置する水納島にある水納ビーチは、エメラルドグリーンの美しい海と真っ白な砂浜が広がる魅力的なビーチです。このビーチは、透明度の高い海水が特徴で、訪れる人々をその美しさで魅了しています。 シュノーケリングとダイビングの楽園 水納ビーチでは、シュノーケリングやダイビングを楽しむことができます。透き通った海の中には、カラフルな熱帯魚やサンゴ礁が生息しており、自然の豊かさを体感することができます。特に、海中のサンゴ礁は色鮮やかで、海の中で広がる神秘的な世界を観察するには絶好のスポットです。 ビーチ周辺の施設とマリンスポーツ 水納ビーチの周辺には、レンタルサイクルやカヤックなど、様...»
OKINAWAフルーツらんどは、南国ムードたっぷりのトロピカルテーマパーク。約30種類の熱帯果樹が植えられており、カラフルな鳥たちにも出会えます。 フルーツカフェでは、沖縄ならではの亜熱帯果実を使ったスイーツやメニューがたくさん。 また、レストランでは健康と素材にこだわった新鮮な食材を使った沖縄料理やオリジナル創作料理を味わえます。 そして、謎解きアドベンチャーやBigスイーツも楽しめるので、沖縄を満喫したい方にはぴったりです。 フルーツらんどにはカワイイ鳥たちと触れ合えるバードゾーンもあります。 ベニコンゴウインコやルリコンゴウインコなど、色鮮やかでおとなしいインコがたくさんいます...»
ソーキとは、沖縄でいう一般的に豚の骨付きあばら肉(スペアリブ)のことで、沖縄そばの具材としても用いられた、ソーキがのった沖縄そばを「ソーキそば」と呼ぶ。ソーキそば発祥の店は、1966年に創業した我部祖河食堂(がぶそがしょくどう)。その昔、生肉店などを経営していた、金城源治氏によって生み出されたソーキそばは、「残った肉がもったいない」と思い、沖縄そばの上にソーキ(豚のあばら肉)をのせて振舞ったのが始まりである。創業当時からの秘伝のタレで、豚のあばら肉をじっくり煮込んで仕上げている。麺は太麺。豚骨をたっぷり使った、かつお風味のスープは、味付け肉に合わせたオリジナルスープである。今では沖縄のご当地食...»
ヒートゥーとは沖縄の方言でイルカのこと。イルカ漁が盛んであった名護市では、今も市内でイルカ料理を食べられるお店が多数存在している。スーパーではパックずめしたイルカ肉を見ることも珍しくない。クジラに近い肉質で、炒めたり、揚げたり、ステーキなど様々な食べ方がある。...»
沖縄の特産品・パパイヤは、地元では果物としてだけではなく、熟す前のものを野菜として食べるのが一般的である。庭で育てている家庭も多く、豚肉と炒めて食す「パパイヤイリチー」なども有名。「パパイヤ漬」は、パパイヤの実を薄く切り、黒糖と酢で調味した漬け汁に漬け込んだ南国らしい味わいで、パリパリっとした食感が特徴。新しいパパイヤの魅力に出会える逸品だ。甘辛いしょうゆ味、風味豊かな味噌味、ピリ辛のキムチ味など、店ごとの味わいの違いを比べるのも楽しい。 パパイヤは琉球方言では「まんじゅまい」、「まんじょまい」(万寿まい)、「もっか」(木瓜)と呼ばれますが、南西諸島では一般的に「パパイヤ」と呼ばれます。南西...»
そば粉ではなく小麦粉を打って作る「沖縄そば」を使った焼きそば。小麦粉を使ったそばがもっちりとしていて、そば粉で作った焼きそばよりもボリュームが感じられる。現在「沖縄焼きそば」はしょうゆやウスターソース、塩等での味付けが主流になっているが、沖縄では焼きそばの味付けにケチャップを使うのが常識だった時代もあり、その味は焼きそばというよりはナポリタンに近かったという。その伝統を守り、ケチャップ味の「沖縄焼きそば」が楽しめる店もまだ存在する。気になる人は挑戦してみて欲しい。 沖縄県の食堂やレストランでは、焼きそばに「沖縄そば」の麺が使われることがあります。これは正式な名称はありませんが、「沖縄焼きそば...»
熟す前の青い状態のパパイヤを千切り(または専用のおろし金で細長くおろしたモノ)にしたものと、豚肉、にんじん等の具材を一緒に炒めて、しょうゆ、砂糖、みりん等で味付けした昔ながらの沖縄家庭料理。「イリチー」は、材料を油で炒めてだし汁で煮たもの。切り干し大根のような歯ごたえとパパイヤの甘みがマッチした家庭料理だ。豚肉の代わりにツナを用いて、お酒のおつまみとして出されることもある。パパイヤ料理としては最もポピュラーなものなので、沖縄を訪れた際には味わってもらいたい。 旬 7月 8月 9月 10月 11月...»
沖縄を代表する麺料理である“沖縄そば”。名護市で提供されるものを特に“名護すば”または“名護そば”と名を変える。地元では単に“すば”と呼ばれることが多い。今や全国に名を轟かす“ソーキそば”も名護市内の食堂から誕生した。濁りのないあっさりとしたスープに、手打ちの平打ち麺を使用する。一般的に三枚肉、そーき(骨付きのあばら肉)、かまぼこといった沖縄食定番の3点をトッピングにのせ、モチモチしていながらもブチッと歯切れよい独特の麺がクセになる。市内には専門店が並ぶ「すば街道」なるものもある。...»
生粋の島豚といわれている「今帰仁アグー」は、戦後に戻し交配を重ねて復活を果たした「アグー」と、18世紀に外国より入ってきた唐豚が島に馴化したといわれる「アヨー」を掛け合わせた島豚だ。ミネラルが豊富な土を食べさせて、土遊びをさせるという独特の方法で育てられる「今帰仁アグー」の肉は、旨み成分が多く、非常に強い甘みを持つといわれ、しかも、融点が低い脂を持つため、脂肪分とコレステロール値が一般的な豚に比べて低いといわれている。...»
沖縄県は気温や水温が年間を通して暖かいため、エビがよく餌を食べ育つ良質な環境がそろっており、車エビ養殖が盛んだ。そんな恵まれた環境で育った活き車エビはきわめて鮮度が高く臭みを感じさせないため、何もつけずに生のままいただくと、甘くてプリプリとした食感を楽しむことができる。頭のミソや殻も食べられるので、天ぷらや塩焼きにして丸ごと食すのもおすすめ。 旬 11月 12月 1月 2月 3月 4月 沖縄県で生産される車海老(クルマエビ)は、その長寿を象徴する姿や、加熱すると紅白になる特徴から、祝いの席で人気があります。塩焼きや天ぷら、フライなど、さまざまな料理に使われ、エビの中でも特に好まれています。...»
ドラゴンフルーツはピタヤとも呼ばれるサボテン科の果実で、中国名の火龍果に名を由来する。近年は国内で見かけることも増えたが、国内での生産者は少なく、主に沖縄で栽培される希少な果物だ。赤く丸い実に緑の肉厚な葉が突起する個性的な外見をもつ。黄色い実もあり、果肉は白と赤があり、両種ともごまをまぶしたような黒い種子がある。固い皮は剥かずに切りわけ、そのまま食べる。水分の多い瑞々しい果肉で、ほんのり甘みを感じるさっぱりした味わい。21世紀になって、日本においても沖縄県・奄美群島や九州での農業栽培がされるようになった。完熟したものは目にする機会が少ないので、ぜひ現地で南国気分とともに味わいたい。 アルブミ...»
そこの部分を切り取るだけで、手でちぎりながら「スナック感覚」で食べられる小ぶりのパイナップルが”スナックパイン”。十分に喉を潤してくれるジューシーさと、実の芯まで残さずに食べられるというやわらかさが特徴で、通常のパイナップルに比べて甘みが強く酸味が少ないため、パイナップルの酸味が苦手という人でも食べやすいという。スナックパインは底の方が下ぶくれしているものが甘くておいしいといわれてるので、選ぶ際には参考にしてもらいたい。 旬 4月 5月 7月 8月...»
沖縄県の名産でもある「パイナップル」。その歴史は長く、江戸時代末期に沖縄近海で座礁したオランダ船から苗が漂着して以来始まったといわれ、現在では10種類以上のパイナップルが沖縄地方で作られるようになっている。その中でも、近年注目されているのがスナックパインと呼ばれる種類のもの。糖度が高くて酸味が少ないという特色に加え、手で簡単にちぎれるという、「パイナップル」をツマミ食い感覚で味わえる手軽さがウケて人気を集めている。 旬 6月 7月 8月...»
9割以上を輸入に頼る日本のバナナの中で、沖縄や南九州の一部でのみ栽培される貴重な国産バナナ。沖縄では小笠原が原種の島バナナや三尺バナナ、調理用バナナ、イスラエルバナナなど数種類が生産されている。品種によって味や風味はかなり異なるが、その多くは普段目にしているバナナと比べ、長さが半分ほどと短くコロコロとした太めな身が特徴だ。生産農家が少ないため希少価値があり、県内でも見かけることが珍しい島バナナ。深いコクのある甘さが楽しめる。見つけたときは迷わずお試しあれ。 旬 6月 7月 8月...»
「パパイヤ」は大きな実のフルーツとして有名だが、沖縄ではフルーツよりも、乾燥させずに青い状態で野菜として扱われるのが一般的である。熟し切る前の青い「パパイヤ」は、千切りにするとシャキシャキとした歯ごたえが心地よく、ほのかに香る甘みがサラダをフルーティーに演出する。煮物の具としても活躍し、ザク切りにして煮ると冬瓜や大根のような上品な仕上がりになるという。さらに、パパイヤはたんぱく質を分解する酵素を持ち、肉料理に使うと肉をやわらかくする働きをするため、炒め物等にもよく用いられている。 旬 7月 8月 9月 10月 11月...»
沖縄に自生する柑橘系の果物で、味や酸味から「ヒラミレモン」とも言われる。レモンよりも加糖が少なく、低カロリーでビタミンCが多く含まれているという特徴がある。また、ビタミン、カロチンに加え、カルシウム、カリウムなどのミネラルも多く含む。11月から収穫され、特に、沖縄の大宜味村はシークヮーサーの産地で有名。シークヮーサー原液1に対して5~8倍の水で薄め、好みで砂糖・はちみつなどを加えて飲むほか、刺身、揚げ物、肉、魚などにかけたり、漬物や和え物にも最適な風味。泡盛や焼酎に入れても◎。 旬 9月 10月...»
沖縄では冬の果物として定着しつつある「タンカン」。1月中旬から2月中旬が一番美味しくなるそう。特に栽培の盛んな沖縄本島北部の本部町伊豆見では、2月ごろになると県内外から、たんかん狩りに訪れる人で賑わいをみせている。タンカンの皮は厚くて多少むきにくいが、中身は粒がしっかりしていて、甘酸っぱい果汁をたっぷり含んだ果肉が詰まっている。ほどよい甘さと酸味が調和されていて、ミカンより少しすっぱい方が好きだという方にお薦めである。 旬 12月 1月 2月...»
沖縄の伝統的夏野菜でウリ科の食材。果皮が赤茶色く、細かい網目状の模様が特長で、サメ肌のようなカサカサとした皮からは想像できないような白く透き通ったみずみずしい身を持っている。味はきゅうりに似ているが、きゅうりよりも淡白で、ウリの独特の臭みが少なく食べやすい。調理法は、薄くスライスしてツナと和え物にしたり、煮崩れしにくいので煮物の具材としてよく使われる。モーウィは皮が厚いため、夏の暑い日でも傷みにくく保存しやすいことから、沖縄等の暑い地方では重宝されている野菜だ。 旬 6月 7月 8月...»
沖縄では、熟す前の青いパパイヤを野菜として食べる習慣があるという。細切りにしてシャキシャキのサラダにしたり、やわらかくなるまで煮てお吸い物にしたり、チャンプルなど炒めものに混ぜたりなど、様々な料理に用いられるようだ。また、青パパイヤには、タンパク質分解酵素が含まれているため、調理前に青パパイヤと肉を一緒に漬け込んでから調理すると、肉がやわらかくなるといわれる。沖縄では、パパイヤを食べると母乳の出がよくなるともいわれているため、出産後に食べる人も多いそうだ。 旬 7月 8月 9月...»
和名はアキノワスレグサ(別名トキワカンゾウ) で、沖縄方言にてクワンソウと呼ばれ、沖縄を始め日本の南西地方で見られるネムリグサの一種。沖縄においては伝統的農産物として栽培されており、野菜として用いられる他、「クワンソウを食べるとよく眠れる」という話が民間療法として伝わっており、民家の庭に植えられて、日々の疲れが抜けず眠れそうにない夜に食べたりと、古くから人々に親しまれてきたようだ。シャキッとした歯ごたえが特徴の「クワンソウ」の調理法は幅広く、花や茎をおひたしにしたり、炒め物の具にするといったポピュラーなものから、ハーブティーのように煎じてお茶にするといった楽しみ方もあり、様々なスタイルで楽しめ...»
丸く、ずんぐりとした見た目が印象的な沖縄産の”島だいこん”。すべすべと滑らかで、爪で弾くとコンコンと音のするものが良質とされている。きめが細かく火の通りが良く、味のしみ込みが良いのが特徴で、煮くずれが起きにくいところから、おでんの具材にも最適だ。保存もしやすく、長期間畑に置いておいても、ス入り(野菜の中心部に穴があくこと)が遅く、食べる分だけ収穫できるのが魅力。沖縄では旧正月に酢のものにして出されるが、漬物や煮物にしても美味しい。 旬 12月 1月 2月 3月...»
沖縄県伊江島の中性で排水が良好な土壌は、降雨後に乾燥しても固まらない珊瑚石炭でできており、麦栽培に最適といわれている。古くから伊江島の主要作物であるさとうきびや葉タバコの連鎖障害をさけるため、主に自家用で使う天ぷら粉用にと在来種の小麦を栽培していた。現在は、自家用だけではなく一産業として小麦が見直され、在来種だけではなく、パン向けの品種なども生産され販売されている。...»
「ジーマーミ」とは沖縄の方言で”地中にできる豆”という意味で、落花生(ピーナッツ)のことを指す。沖縄地方伊江島の名産品であり、昔から伊江島の各家庭にはビン詰めにした「ジーマーミ」を置いておいて、お酒のおつまみになったり、ピーナッツバターや甘納豆、豆腐に加工して食べられている食品だ。近年は、ジーマーミ豆腐は沖縄県内だけでなく、ヘルシーな食品として注目を集めており、若い女性を中心に全国で人気上昇中である。...»
落花生を使用した沖縄独特の食品。豆腐の名をもつが大豆やニガリはまったく使っていなく、落花生を搾った汁を芋くずと呼ばれるさつまいものデンプンで固めている。ぷるぷるの見かけに反して、一さじ入れればもっちりとした弾力が楽しい。ねっとりした粘り気のある舌触りで、ピーナッツ特有の香ばしい風味が口にひろがる。一般的には冷やしたものを食し、醤油を甘辛く煮たタレで食べる。口当たりがマイルドなのでおやつ感覚でも食べられ、幅広い年齢層に支持されている。しょうが醤油でお酒のあてにもおすすめだ。 ジーマーミ豆腐は、沖縄県や鹿児島県の郷土料理で、落花生(ピーナッツ)を使います。ジーマーミは琉球語で落花生を意味し、地域...»
沖縄県では最大のシェアを誇り、いわば“県民ビール”として定着している「オリオンビール」。昭和32年に「沖縄ビール株式会社」として設立され、昭和34年から本格的な生産が開始。社名も「オリオンビール株式会社」に変更された。「オリオンビール」は、ブランド名を県民に懸賞金付募集広告として新聞で公募を行い、名づけられた。名水が湧出している沖縄本島北部の名護市に工場を構えている。味は飲み易いタイプのビールで比較的あっさりした口当たり。湿気の多い沖縄で飲むと、相性抜群!...»
パイナップルワイン/Lagrima Del Sol ラグリマ・デル・ソル(スペイン語で太陽の涙)は、自然からの授かりもの、太陽の恵み・結晶という意味で、自然への感謝をこめて名づけられた。太陽をいっぱいに浴びて育った南国フルーツの王様『パイナップル』だけを原料とした本格的なフルーツワイン。パイナップルに豊富に含まれるクエン酸の酸味と、沖縄パイナップルの甘酸っぱい特徴が感じられる。冷蔵庫で冷やせば冷やすほど風味がよくなり、トロピカルな香りいっぱいの食卓を演出してくれる。やや甘口とやや辛口の2種類。やや甘口は軽い酸味とフルーティーな甘み、やや辛口はキレのあるスッキリとした酸味と、程よい甘さを楽しめる...»
“島らっきょう”とは、沖縄在来種の小ぶりで細長いらっきょう。昔から地元では馴染みの深い食材で、特有の強い香りとねぎに似た強い辛みがクセになるおいしさだという。アリシンという殺菌作用や、血液をサラサラにするといわれる成分が多く含まれており、近年では健康食品としても注目度が高い。この島らっきょうを、沖縄定番の塩漬けにしたのが“島らっきょう塩漬け”。独特の香りとともに、口にするとシャキッとした歯ごたえとピリッとした辛みが広がり、そのまま食べたり、カツオ節としょうゆをかけて食べるとおいしい。...»
沖縄では茶菓子として親しまれてる“ちょっちゅね”は、直火の大釜で一気に炊きあげた黒糖に、ミネラル豊富なサンゴのカルシウムを混ぜ込んだ珍しいお菓子。1センチほどの小さな粒状で、食感はサクサクとしていて、口の中ですっと溶けて優しい甘みが広がる。ひとつひとつ個別包装されているので、保存しやすく、持ち運びにも便利。小腹がすいたときでも、散歩中でも、いつでも食べたい時に口に放り込める手軽なおやつとしても重宝しそうな商品である。 ちょっちゅね こつぶ黒糖 サンゴのカルシウム入り 沖縄のさとうきびと、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルをバランスよく含んだサンゴから作られたお菓子です。個包装なので手も...»