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那覇 沖縄本島南部 観光ガイド

世界遺産・首里城や県内最大の繁華街・国際通りがある那覇は沖縄観光の拠点。また、本島南部にはガンガラーの滝や斎場御嶽、久高島などパワースポットも豊富です。

那覇・沖縄南部には、国際通り、首里城、瀬長島ウミカジテラス、波の上ビーチ、やちむん通りなどの観光スポットがあります。

那覇 沖縄本島南部のおすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

首里城

琉球王国の栄華を今に伝える世界遺産

琉球王朝の王城で、14世紀末より琉球王朝時代の政治文化の中心として、繁栄してきたが、沖縄県内最大規模のグスク(御城)。 戦前は沖縄神社社殿としての正殿などが旧国宝に指定されていたが、1945年の沖縄戦と戦後で消失。1980年代末から復元がおこなわれ、1992年に正殿などが復元された。 現在の建物は、平成4年に復元され、平成12年には「琉球王国のグスク及び関連道産群」として、「世界遺産」に登録される。 海外貿易の拠点であった那覇港を見下ろす丘陵地にあり、現在は国営沖縄記念公園の首里城地区(通称・首里城公園)として都市公園となっている。 1999年には都市景観100選を受賞。その後2000...»

福州園

1992年、那覇市制施行70周年と中国福州市との友好都市締結10周年を記念して建設された中国式庭園。福州園の概要 福州園(ふくしゅうえん)は、沖縄県那覇市に位置する中国式庭園で、1992年に那覇市と中国福州市の友好都市締結10周年を記念して作られました。この庭園は、中国福州市の伝統的な庭園様式を再現し、訪れる人々に異国情緒を感じさせる美しい景観を提供しています。 歴史的背景 福州園は、那覇市と福州市の友好関係を象徴する場所として建設されました。1981年に両市が友好都市提携を結び、その10周年を記念してこの庭園が贈られました。庭園の設計と建設には、福州市の専門家が関わり、...»

波上宮

琉球王朝からの守り神を祀る社

那覇港を望む、切り立った断崖上にある神社。かつて琉球王国の総鎮守で、「なんみんさん」「ナンミン」とも呼ばれ親しまれてきた。 熊野三所権現を祀り、海上交通の安全、豊漁、豊穣などの信仰を集め、篤い尊崇を受けてきた。 創建の年代は不詳で『波上宮 略記』では、遥か昔、人々が海の彼方の海神の国(ニライカナイ)の神々に豊穣や平穏を祈った聖地が当社の鎮座する波の上の崖端で、拝所として日々の祈りを捧げたのに始まると述べている。 社殿は1605年に創建され、1938年は神苑を整備したが、太平洋戦争の沖縄戦の中で1945年に境内は鳥居を残し全てが灰燼に帰した。 現在の本殿と拝殿は1993年に完成して正遷座祭...»

ガンガラーの谷

異世界へ誘われるようなパワースポットでのスピリチュアルツアー

ツアーに申し込まないと中に入ることができない深い森と洞窟。 谷の入口には樹齢150年の大きなガジュマルがあり、太古の世界へタイムスリップしたかのような雰囲気を醸し出しています。 ツアーでは、子宝に御利益があるとされる鍾乳石とそれをご神体とする洞窟などを見学します。 最後に訪れる「武芸洞」は、日本人のルーツとも考えられる港川人の遺骨や道具が発掘された場所です。 全体的にスピリチュアルなパワースポットであり、終始神秘的な世界に浸ることができます。 また、入口にある「ケイブカフェ」では軽食も提供されており、鍾乳洞での休憩や食事は思い出に残ることでしょう。 さらに、パーティや音楽イベントも...»

波の上ビーチ

アクセスの良さが嬉しい那覇市内唯一の海水浴場

那覇市内に位置する都市型人工ビーチ「波の上ビーチ」は、那覇空港から車で15分、国際通りからは徒歩15分の距離という便利さから、都市型ビーチとして人気です。 このビーチは那覇市唯一の海水浴場であり、旅行者にとっては沖縄を離れる前に立ち寄る「最後の観光地」として利用されることが多く、地域住民にとっては憩いの場となっています。 入場は無料で、バーベキューも可能です。また、レストランやトイレのほか、ロッカーや更衣室、シャワーも完備されており、気軽に泳ぎに行って帰りもすぐに街に戻ることができます。 切り立った断崖とその上に鎮座する神社の波上宮を挟んで西側(若狭側)と東側(辻側)に分かれていて、若狭...»

瀬長島

飛行機見物で知られ、娯楽施設も充実した離島

瀬長島は「那覇空港から一番近い離島」として知られています。現在は海中道路によって本島と繋がっており、自転車や徒歩でも気軽に訪れることができます。 那覇空港に隣接しているため、離発着する飛行機が上空を飛び交い、丘の上の展望台からは手の届きそうな迫力を味わうことができます。 瀬長島には温泉宿泊施設のほか、ゲームセンターやバッティングセンターを擁する娯楽施設、4つの市営野球場もあります。キャンプや海水浴、ウインドサーフィンなどのアクティビティも楽しめます。 また、2015年には自然の景観を取り込んだ総合アイランドリゾート「瀬長島ウミカジテラス」がオープンし、丘の斜面を生かした地中海リゾート風の...»

守礼門

琉球王国の歴史と文化が息づく、首里城の象徴

首里城には6つの門があり、ここは「第二楼門」、日本城郭でいう首里城の大手門になります。 最初は「待賢門」という名前でしたが、後に「首里」という文字を掲げるようになり、「首里門」と呼ばれるようになりました。 そして、尚清王代には「守礼之邦」という文字を掲げ、「守礼門」と呼ばれるようになりました。 この門は、1550年頃に建てられた建築物で、中国風の外観をしていますが、実は琉球独特の技術で作られたもので、当時の王朝時代の建築文化の代表的な作品の一つでした。 残念ながら戦災で焼失してしまいましたが、1958年に再建されました。その再建された姿は、美しい赤と白のモザイク模様の瓦屋根、二層の屋根...»

知念城跡

美しいアーチ門と歴史ある城跡

「おもろさうし」という歌にも歌われている、正門と裏門にある石造アーチ門が美しい城跡があります。 城の外には石畳を敷いた古屋敷が点在しており、正門から北西に約300メートル離れた崖の下には知念按司墓があります。 その近くには、玉城の受水走水と同じように、稲作発祥の地とされる「ウファカル」もあります。 # 知念城跡 ## 美しい石造アーチ門 知念城跡は、「おもろさうし」という歌集にも謡われている美しい石造アーチ門がある城跡です。正門と裏門にあるこのアーチ門は、その美しさで知られています。 ## 知念按司墓とウファカル 城の外には、石畳を敷いた古屋敷が点在しています。正門から北西に...»

美々ビーチいとまん

美しいビーチで泳いで食べて遊んで沖縄の海を満喫

美々ビーチいとまんは、那覇市内から車で20〜30分のアクセスの良さもあり、人気の観光スポットです。 美しい白砂の人工ビーチで、透き通ったエメラルドグリーンの海が広がっています。 4月から10月までのオンシーズンは、海水浴だけでなく、バナナボート、水上バイク、シュノーケリング、パラセーリングなど、様々なマリンレジャーも楽しめます。また、浜辺ではビーチサッカーなども行われています。 特に、エアボンベを使わずにフルフェイスマスクを装着して海に潜るウォーターバードは、未経験者でも簡単にダイビング気分が味わえると人気を集めています。 さらに、ビーチサイドでのバーベキューも年間を通して楽しめます。...»

新原ビーチ

グラスボートでの水中ウォッチングが楽しい素朴なビーチ

沖縄本島の南部、南城市玉城にある「新原ビーチ」は、白い砂浜が広がる自然そのままのビーチです。 ここはリゾートビーチとは異なり、のんびりとした時間を過ごすことができます。 その中でも、グラスボートは必見!ボートの底がガラス張りになっており、海の世界を観察することができます。 私服のままでも乗船でき、子供からお年寄りまで気軽に楽しむことができます。 ビーチでは遊泳だけでなく、バナナボートやビッグマーブル、マリンジェットなどのマリンスポーツも楽しめます。 干潮時には、徒歩でリーフエッジまで渡り、水辺の生き物と触れ合うこともできます。 そして、美しい海を見ながらバーベキューもおすすめです。...»

知念岬公園

神の島が間近に浮かび、はるかな水平線を見渡す絶景スポット

沖縄本島南部にある知念岬は、絶対に見逃せない観光スポットです。南城市地域物産館の奥にある「知念岬公園」には、散策に最適な遊歩道や東屋が完備されています。 眼下に広がる太平洋の美しい海は、頬を撫でる海風が心地よく、まるで恋人に囁かれているような気分になります。 岬の先端からは、沖縄ブルーの海に浮かぶ「神の島」である久高島やコマカ島が間近に見え、遠くまでパノラマで眺めることができます。 この美しい景色を見ながら、日の出を見ると、心がときめくロマンチックな気分になること間違いなし!また、夜には満点の星空も見られるため、夜景スポットとしてもおすすめです。 知念岬公園のすぐ近くには、世界遺産であ...»

おきなわワールド

おきなわワールドは、沖縄の自然や歴史、文化をテーマにした、まるで沖縄のすべてがつまった巨大テーマパーク! ここには天然記念物の大鍾乳洞「玉泉洞」はもちろん、首里城城下町として格式ある伝統が今に伝えられる「琉球王国城下町」で様々な工芸体験にも参加できます。 そして、プレミアム地ビール「ニヘデビール」や県内最大規模の「熱帯フルーツ園」、スーパーエイサー群舞やハブのショーなど、沖縄を代表するアクティビティが目白押し! 国内でもトップクラスの規模を誇る鍾乳洞や、赤瓦の古民家を再現した町並みも見逃せません。 さらに、伝統工芸の体験もできるので、時間があるなら是非体験してみてください。無料で毎日公...»

首里金城町 石畳道

時を超える琉球の道

首里金城町石畳道は、沖縄県那覇市に位置する歴史的な石畳の道であり、琉球王朝時代の栄華を今に伝える貴重な遺産です。この道は、首里城から那覇の貿易港へと続く重要なルートであり、その歴史と風情に満ちた佇まいは、多くの訪問者を魅了しています。 歴史 首里金城町石畳道の建造は、1522年、琉球王国の尚真王の治世に始まりました。この道は、首里城の入口から金城坂、金城橋、識名坂を経て、真玉橋へと続く全長340メートルの石畳道です。何代もの人々の足音で磨かれたこの石畳は、美しい光沢を放ち、その輝きは時を経ても変わりません。 この道は、単なる交通路であるだけでなく、首里城の美化政策の一環としても重要な役割...»

識名園

亜熱帯の植物に囲まれた美しい琉球庭園

国王・尚家の別荘であり、迎賓館でもあった琉球庭園の一つです。残念ながら戦禍を受けて閉鎖されてしまいましたが、1995年秋に復元され、美しい亜熱帯の樹木に囲まれた池を中心に、中国風の建物や灯篭が再び蘇りました。 中国の雰囲気が漂う六角堂や、中国南部沿岸地方の運河にかかる橋をモチーフにした石橋もあります。 識名園は、また、しばしば「識名の御殿(しちなぬうどぅん)」とも呼ばれ、首里城の南側に位置していたことから「南苑(なんえん)」とも呼ばれていました。 造園は、琉球の第二尚氏王朝の時代(1752年 - 1795年)に始まったと言われていますが、定かではありません。完成は、尚温の時代の1799年...»

沖縄県立博物館・美術館

愛称はOkiMu(おきみゅー)

沖縄県立博物館・美術館は、全国でも珍しい複合施設で、博物館と美術館が一緒になっています。 博物館では、地学・生物・人類・考古・民俗・歴史・美術工芸など様々な分野の資料を展示しています。 また、琉球列島の成り立ちや進化した生き物の世界、琉球王国から現代に至るまでの歴史、人々の生活なども展示しています。 美術館では、沖縄の風土に育まれた近現代美術作品を中心に、油絵・水彩画・彫刻・版画・写真・映像などを展示しています。 この施設は、沖縄の自然、歴史、文化、芸術を同時に体験できるという魅力があります。 さらに、沖縄県内最大の博物館である94,000件、美術館の3,700件の収蔵資料数を誇り、...»

沖縄平和祈念公園

戦跡と慰霊、そして平和を願う場所

沖縄平和祈念公園は、沖縄戦跡国定公園にある海を見下ろす高台に位置する公園であり、恒久の平和を願った「平和の塔」がシンボルとして立っています。 園内には、国立沖縄戦没者墓苑、平和の礎、黎明之塔、日本各県出身地別の慰霊・平和祈念施設、式典会場や駐車場などの付属施設も備わっています。 公園に隣接して沖縄平和祈念資料館・沖縄平和祈念堂があります。 平和祈念公園は、本島南部の「沖縄戦終焉の地」糸満市摩文仁の丘陵を南に望み、南東側に険しく美しい海岸線を眺望できる台地に位置しています。 琉球政府時代に整備が始まり、復帰後の昭和47年から都市公園として本格的な整備が進められました。 公園内には、沖縄...»

玉陵

琉球王国の国王の墓

玉陵は、琉球王国の歴代国王が葬られている陵墓です。もともとは1501年に第3代尚真王が父、尚円王を葬るため建造したものでした。 建築物は中室、東室、西室の3つに分かれており、中室は遺骸を洗骨するための場所でした。洗骨後には、王と王妃の遺骨は東室に、限られた王族の遺骨が西室に納められました。 墓室の外には外庭と中庭があり、中庭には珊瑚の破片が敷き詰められています。 第二次世界大戦にて首里城と共に砲撃の被害を受け、東室と西室が破壊されました。しかし修復工事により当時の姿を取り戻しました。 全体は国の史跡であり、墓室3棟と石牆2棟は国宝として指定されています。「琉球王国のグスク及び関連遺産群...»

琉球ガラス村

県内最大級の色鮮やかな琉球ガラスの工房

ガラスのタイルや欠片で全体が埋め尽くされた沖縄県内最大のガラス工房のある琉球ガラス村。 伝統的な宙吹き技法で、色鮮やかな琉球ガラス製品が作られています。1300度の熱風が吹き込む中で、吹きガラス職人たちが制作する様子を間近で見ることができます。 自分だけの琉球ガラス作品を作る体験コースもたくさん用意されていますよ。 また、ガラスの歴史や技術の進化を学ぶことができ、世界的にも貴重な作品が展示されています。 そして、グリーンが広がる敷地には南国の花々が咲き、琉球ガラスでできたフラワーやオブジェ、アイアンと琉球ガラスで築かれたガラスの家が輝いています。GLASS GARDENでは心が和む時間...»

チャンプルー

沖縄の食文化が生み出した夏バテ防止食

”チャンプルー”とは、沖縄方言(ウチナーグチ)で「ごちゃ混ぜ」という意味で、琉球王国時代から食べられている、豆腐と野菜などを炒めた沖縄の家庭料理のことを呼ぶ。地場産の野菜や、庭先で栽培した野菜、肉など、様々な食材を使って作られている。チャンプルーは島豆腐を用いた料理なので豆腐を欠かすことができない。なかでも、ビタミンCが豊富で夏バテに効果的とされるゴーヤーを使って作る”ゴーヤチャンプルー”は全国的にも有名。その他、キャベツ(タマナー)中心のなど”タマナーチャンプルー”、パパイヤ(パパヤー)中心のなど”パパヤーチャンプルー”、モヤシ(マーミナー)中心のなど”タマーミナーチャンプルー”、お麩(フー...»

ラフテー(豚三枚肉の煮込み)

琉球王朝の宮廷料理だったとろけるように軟らかい豚三枚肉の煮込み

”ラフテー”は、豚の皮付きの三枚肉またはヒサガー(皮付きのもも肉)を泡盛や醤油で甘辛く味付けした郷土料理。いわゆる沖縄風の豚肉の角煮。元々は琉球王朝の宮廷料理のひとつで、琉球王朝時代からの保存食でもあった。作り方は、皮付きの豚肉をかたまりのまま下ゆでした後、5センチ角程度に切り分け、これを泡盛、しょうゆ、カツオや昆布の出汁、砂糖などをあわせた煮汁に入れてじっくりと煮込む。その後、一度冷まして煮汁に浮かんだ固まったラードを取り除いてからもう一度煮ると、箸でも切れるほどに肉がやわらかくなり、食べると舌の上でほろほろととろけるようなラフテーが完成する。長時間煮ることで余分な脂が落ちるため、ヘルシーな...»

ヤギ汁

沖縄県民の元気の源!?クセが強いが人気の汁物料理

「ヒージャーグスイ(山羊薬)」といわれ、ヤギの肉を、水や泡盛などで長時間煮込んだ汁物料理。沖縄の代表的な薬餌効果の高いスタミナ料理として親しまれている。家の工事や農作業などの共同作業の際に、大勢で集まって食べる習慣がある。普段の食事の一品として食べるのではなく、大鍋いっぱいに山羊汁だけを用意して、それを囲んで泡盛を酌み交わしながら、それぞれが好きなだけ自分で食べる。独特のにおいがあるため、ヨモギや生姜をたっぷり入れて、塩味で味付けする。 ヒージャーは山羊のことで、フィージャーとも呼ばれます。ヒージャーの肉や骨付き肉、内臓などを大きな鍋でゆっくり煮込み、フーチバー(よもぎ)やンジャナ(苦菜)を...»

ゆし豆腐

素朴でシンプルそしてコク深い。これぞ大豆本来の味

”ゆし豆腐”とは、豆腐の製造工程で、豆乳ににがりを入れる際、固まり始めたくらいのところでを取り出したおぼろ状の豆腐。沖縄では、味噌汁や、カツオの出汁汁の具としてよく用いられる食材だ。食べるというよりも、飲む感覚に近く、とろけるようなふわふわ食感でほんのりとついた塩味が心地よく、大豆本来の風味と旨みがたっぷりと味わえる。調理が簡単なのも魅力のひとつ、軽く温めたゆし豆腐に、ひとつまみの塩、またはしょうゆ少々を加えて、好みの薬味を加えるだけで、栄養満点の一品が完成する。...»

もずく酢

さっぱりとした食物繊維たっぷりの健康料理。美容と健康の源に

海藻のオキナワモズクは古くから、もずくの酢の物をはじめ、天ぷら、味噌やピーナッツ和えなどで食べられてきた。琉球王朝の薬膳料理としても、記録されている。「オキナワモズク」は、1970年代以後、沖縄で盛んに養殖され、全国でも「もずく酢」として最も多く売られている。柔らかくヌルヌルが強い。このヌルヌルの主成分はフコイダン(食物繊維)で多く含まれる。また、ミネラルやビタミンなど現代人に不足しがちな栄養素を補える低カロリーの健康食品として逸品であり、食酢と合わせるとさらに効果的と言われている。旬は4月~6月。もずく酢は、もずくをよく洗いひと煮立ちさせ、合わせ酢と漬けて作る。生姜、山芋、きゅうり、オクラな...»

ジューシー(沖縄料理)

具材によって呼び方はさまざま。沖縄風炊き込みご飯

沖縄風の炊き込みご飯。「ボロボロジューシー」、「クファジューシー」など、入れる具材と作り方によって、色々な呼び名がある。 「ジューシー」という言葉は沖縄県で炊き込みご飯を指します。硬さによって「クファジューシー」(炊き込みご飯タイプ)と「ヤファラジューシー」(雑炊タイプ)があります。「ヤファラジューシー」は時に「ボロボロジューシー」とも呼ばれます。「クファジューシー」は行事や祝いの料理、法事料理として食べられます。旧盆の時には葉ショウガを入れた「ウンケー(お迎え)ジューシー」や、田芋を入れた「トゥンジー(冬至)ジューシー」などがあります。一方、「ヤファラジューシー」は日常の家庭料理で、フーチ...»

ドゥル天

沖縄食材”田芋”の食感がホクホクと優しいおつまみにも合う一品

ドゥル天とは、「ドゥルワカシー(泥沸かし)の天ぷら」を略した呼び名で、タイモを使った沖縄県の揚げ物料理。”どぅるわかしー”は琉球王国時代からの伝統料理で、浅い水を張った畑(水田)で栽培されるサトイモ「田いも」をだし汁を加えて煮込み、豚肉やかまぼこ、シイタケを加えて練りつぶして作る、キントンのような食感の料理。 このドゥルワカシーを丸めて、衣をつけて揚げたのがどぅる天だ。1977年ごろ那覇市の琉球料理店「うりずん」で、料理人が売れ残ったドゥルワカシーをもったいないと思い、これをコロッケのように丸めて油で素揚げにしたところ、店主やスタッフに大好評で、まかないやおやつになった。定番メニューとなり、...»

中味そば

沖縄そばの具に中味(豚もつ)をトッピング

「沖縄そば」は、沖縄を代表する食文化であり、県民に最も親しまれている人気グルメである。 県内で1日に食される沖縄そばの数、なんと15万食!(沖縄県民は138万人)そんな県民のソウルフードとも言うべき沖縄そばの種類の一つが中味そばである。中味とは「豚のモツ」のことで、沖縄ではよく食されている。沖縄そばと言われて多くの人が真っ先に思い浮かべるのは、ラフテー(豚肉の角煮)かもしれないが、モツを具にしたものも人気がある。味は、初めて食べると少し特徴があるが、一度食べると病み付きになってしまう味である。...»

イラブー汁

燻製にしてダシをとる、エラブウミヘビを使った最高級の伝統料理

”イラブー汁”は、エラブウミヘビを使った汁料理のことで、沖縄で琉球時代から宮廷料理の流れを汲んで伝わる最高級の伝統料理だ。エラブウミヘビは、産卵のために上陸したもののみ採捕が許されていて、とったウミヘビを一度、硬く乾燥した燻製にしたのち、これを手間と時間をかけて戻してから煮込んで出汁をとる。具には島豆腐や豚肉、昆布や野草などが用いられ、ウミヘビの肉はほとんど入っていないが、その成分がうつった出汁のほうが重宝される。伝統的に薬用効果があるとされ、産後、病後などの滋養料理として沖縄で人気がある。老化防止、血圧降下、解熱などの効果があるといわれるが、非常に手間が掛かるため、提供する店が少なく、なかな...»

沖縄そば

発祥は琉球王朝の宮廷料理。沖縄が誇る名物そば

小麦粉100%で作られた麺を、豚骨と鰹節ベースのスープで食す麺料理。沖縄県内では単に「そば」、あるいは方言で「すば」「うちなーすば」とも呼ばれる。起源は中国にあるとされ、伝わった当初は琉球王朝の宮廷料理だったが、大正時代に入ってから街中にそば屋が増え、多くの人々が食す料理になった。その後、改良が重ねられ、ソーキ(豚の骨付きあばら肉)もしくは豚の三枚肉、かまぼこやねぎを入れ、薬味に紅しょうがを添える独自の麺料理が誕生した。現在では細麺を使う八重山そばや、縮れがない麺を使う宮古そばなど、県内においても麺やスープ、具などに地域毎の異なる特徴がある。 「沖縄そば」は、そば粉ではなく小麦粉を使い、かん...»

ちゅら塩ラーメン

沖縄の自然をラーメンで再現したご当地ラーメン

沖縄の澄んだ海や空をイメージした、とんこつと魚介でとったベースを、沖縄県産の塩を使って味を調えた、あっさりとした味わいが特徴の塩ラーメン。麺には、地元の沖縄製粉のラーメン用粉「シルクロード」を使い、あっさりスープでも満足感を感じられるように中太麺を使っている。...»

カステラかまぼこ(沖縄県)

沖縄のお祝いや伝統行事に欠かせない、カステラのようなかまぼこ

魚のすり身と卵をたっぷり使った、黄色いカステラのようなかまぼこ。「カステラかまぼこ」を省略して「カステラ」と呼ぶことも多い。魚肉に鶏卵を練り込んでおり、やや黄色っぽい色をした外観とふかふかしながらもしっかりした歯ごたえが特徴。「カステラ」という名称は付いているが、砂糖は用いられておらず、砂糖の甘さはない。沖縄では旧正月のお重、お祝い事、伝統行事には欠かせない縁起物として祝事の時に食べられる高級品である。カステラかまぼこ、紅白かまぼこ、豚肉は沖縄の重箱には欠かせない定番の品。また、沖縄料理のクーブイリチー(昆布炒め)やイナムドゥチ(白味噌仕立てのとろりとした味噌汁)、チャンプルーなどにも使われる...»

ソーキ汁

年齢を問わず不動の人気を誇る、豚の骨付きあばら肉の汁物

沖縄料理に欠かせない豚肉。豚のあばら肉を「ソーキ」といい、骨がついたものを「ソーキ骨(ブニ)」と呼ぶ。「スペアリブ」の別名もあり、沖縄では一番重要な食材といっても過言ではない。ソーキ骨を使った代表的な料理は、水でじっくり煮込んだソーキ骨を醤油や泡盛、黒糖で甘辛く仕上げる煮込みで、家庭の食卓にも並ぶ。長時間煮込むことで余分な脂が落ち、意外にもさっぱりとした味わい。やわらかな身は骨からするりとほどけ、コラーゲンたっぷりの軟骨まで食べられる。「ソーキそば」にも使われる、美容にも効果的な食材だ。ソーキは、沖縄の味覚に必要不可欠な食材で、昆布、大根、冬なら冬瓜(とうがん)を合わせて煮込み、塩、醤油を加え...»

クーブイリチー

サラッとしながら、昆布と豚肉のうま味がとけあう、コクのある味わい

クーブとは昆布のこと、イリチーとは炒め煮をさし、昆布に豚肉、野菜などを加えて炒め、出汁を加えながら仕上げた料理。出汁文化が根付く沖縄県で、クーブイリチーは出汁をとった後の昆布を有効に活用した料理。出汁をとった昆布には沢山の栄養分が残っているほか、「よろこんぶ」として縁起もよいため、祝いの席にも欠かせない。昔から、家庭料理としても親しまれている一品だ。 「イリチー」とは沖縄の伝統料理であり、乾物や根菜などを炒めてから煮込んだ料理のことです。その中でも、主に特別な日に作られるのが「クーブイリチー」です。こちらは昆布を使った炒め煮で、「クーブイリチャー」とも呼ばれます。結婚式などのお祝い事には欠か...»

アーサ汁

濃厚な沖縄料理のアクセント。上品にさっぱりと味わうアーサ汁

沖縄では「アーサ」と呼ばれる「あおさ」は岩場にはえる緑色海藻で、「あおさのり」の名ももつ。正式名称は「ヒトエグサ」。「アーサ汁」は醤油と塩で仕上げた、ヒトエグサと島豆腐を使ったあっさり風味の吸い物で、沖縄県の伝統料理。アーサー汁やアーサ(アーサー)スープとも呼ばれる。豆腐をあわせたり、味噌汁にすることも多い。こってりとした味つけが多い沖縄料理の中では珍しい存在。定食や食卓には欠かせなく、沖縄のおふくろの味ともいえる。一口含めば磯の香りが広がり、沖縄の海を感じる味わい。淡白ながらも深いコクを堪能できる。ビタミンやミネラルが豊富で、食物繊維も多く含む。沖縄の朝におすすめしたい一品だ。 旬    ...»

豆腐よう

沖縄料理の珍味の代表。.泡盛などお酒との相性もバッチリ

独自の食文化が息づく沖縄の郷土食のひとつ”豆腐よう”とは、陰干しした島豆腐を、紅麹や泡盛などを用いた漬け汁に長期間漬け込んで作られる発酵食品。チーズのようなねっとりとした舌触りで、泡盛の風味がしっかりと感じられる珍味だ。原材料が豆腐だとは思えないほど濃厚な味わいは、クセがあるものの、好きな人には堪らない一品のようだ。栄養価も高く、琉球王朝時代には、高貴な人々の間で病後の滋養食としても重宝されたという。泡盛にはもちろん、ビールや焼酎、ワインなどの酒の肴として楽しんで欲しい。 豆腐ようは、沖縄独自の発酵食品で、島豆腐を米麹、紅麹、泡盛で発酵・熟成させたものです。 これは、明から伝わった「腐乳」...»

イナムドゥチ(郷土料理)

白味噌仕立ての味わい深い、沖縄の伝統的なお祝い料理

具沢山の味噌汁で、お祝い料理の一つでもある沖縄県の郷土料理。語源は「猪もどき」で、昔は猪肉を使っていたとされる。豚ダシ・鰹ダシで豚三枚肉(バラ肉)・蒟蒻・椎茸などを煮て、甘味噌を入れ、カステラかまぼこを加えて作る。カステラかまぼこは卵を用いた黄色い高級カマボコで、行事料理には欠かせない具材。琉球王国の宮廷料理「五段のお取持」の一品として祝事、特に正月に作られる。盆や正月に多くの家庭でも作られ、甘味のある白味噌仕立ての濃厚な味である。 沖縄県では、「イナムドゥチ」と呼ばれる料理があります。これは「イノシシもどき」という意味で、「イナ」がイノシシ、「ムドゥチ」がもどきを指します。かつてはイノシシ...»

ヒージャ刺

コリコリした皮に淡泊な肉の山羊(ヤギ)の刺身

沖縄で「ヤギ」を意味するヒージャ。ヤギ刺し(ヒージャ刺)は、捌いてすぐの山羊肉を生のまま刺し身として食べる山羊料理。沖縄の名物料理といえば、ちゃんぷるーやポーク、沖縄そば、ラフテーなどが有名ですが、山羊料理もその一角を占め、特に「ヤギ刺し(ヤギ刺身)」は山羊料理の代表的な一品。滋養強壮の食材として古くから地元の人たちに食されており、血行をよくするなどの薬としても珍重されている。さらに二日酔いの予防や精力の増強にも良いと言われている。山羊の独特の香りは、主に皮と肉の間の脂と膜にあり、火を通すとより強くなるため、ヤギ刺しは癖が少なく、初めての方でも食べやすい。ヤギ刺しは、醤油につけて食べるだけでも...»

ポーク卵

沖縄の家庭や食堂でお馴染みの人気定番メニュー

缶詰のポークランチョンミートと鶏卵を使った料理。ポークを薄切りしたものを炒め、これと卵焼き(オムレツ風かスクランブルエッグ又は目玉焼き)に、ケチャップが添えられている。沖縄県では、第二次世界大戦後の占領時代に米軍によって持ち込まれた缶入りポークランチョンミート(略称「ポーク」)が、一般家庭の食材としても定着しており、味噌汁の具やチャンプルーなど様々な料理の素材として用いられる。よって、今でも「ポーク卵」は、沖縄県の大衆食堂や家庭でお馴染みのメニューとなっている。 ポーク玉子(ポークたまご)は、缶詰のポークランチョンミートと鶏卵を使った料理で、沖縄県の大衆食堂でよく見かける定食メニューのひとつ...»

ニンジン シリシリー

にんじんが苦手な人でも食べやすい、沖縄家庭料理の代表的存在

沖縄家庭料理の代表的存在で、人参の千切りをツナ缶を炒めて卵でとじるという、シンプルな沖縄料理。「しりしり」というのは「すりよる」とか「こする」という意味の方言で、「にんじんシリシリー」とは、にんじんを“シリシリ器”(大きな付き穴のおろし金)ですりおろすことをいう。にんじんは旬が秋~冬で、カロチンが豊富。すい臓ガン、肺ガン、動脈硬化を抑える効果などがあると言われており、優秀な緑黄色野菜である。にんじんが苦手な人でも食べやすい、お薦めのメニューである。 「人参シリシリー」とは、沖縄県の家庭料理で広く知られ、他県でも浸透しつつある料理です。名前の由来は、沖縄の方言で「すりおろす」ことを意味する「シ...»

ミミガー

軟骨の歯ごたえとコリコリ食感で、つい手が伸びる

沖縄の郷土料理で「ミミガー」とは豚の耳のこと。火であぶって表皮の毛を焼いて処理したのち、茹でるか蒸したものを細切りにして使うのが一般的だ。酢やポン酢、辛みそやピーナッツバター等の和え物が代表的な調理法で、コリコリとした軟骨の食感が心地良く、お酒のツマミにもピッタリの食材だ。「ミミガー」はコラーゲンを多く含み、健康や美容に効果があるといわれ、近年では沖縄に限らず首都圏でも見かけられるようになった。 豚の耳介は、毛を直火で焼いて取り除き、茹でるか蒸してから千切りにします。この料理には、酢の物、ポン酢、酢味噌、ピーナッツ味噌、塩などが添えられて食べられます。耳介の軟骨は、コリコリとした食感が特徴で...»

モズク スープ

ツルツルさらっと食べられて栄養タップリ

一般的なもずくよりも太くて、プリプリとした食感を持つ沖縄もずくを使った郷土料理。カツオでとった出汁を塩としょうゆで味で調えて、生の沖縄もずくを入れて完成という手軽な料理。もずくのつるつる感とシコシコした歯ごたえがカツオ出汁のスープを引き立てて、さらっと食べることができるので、夏の暑さで食が進まないときにもよく食べられる。スープの具材にもずくの食感の邪魔にならないような島豆腐や三つ葉が入れられて出されることもある。 旬    4月 5月 6月 ...»

奥武島のてんぷら

できたてアツアツ!奥武島名物のローカルフード

沖縄本島南部、南城市にある奥武島は、車で行ける島の周囲は約1.7kmの小さな離島で、約100mの橋を渡った先には地元客が行列するローカルフードの「てんぷら」が天ぷらスタンドや海産物の食堂で食べられる。魚やもずくなど、海産物のてんぷらは外せない一品。ふわふわ・サクサク!そしてリーズナブル。沖縄県民にとっては定番のおやつでもある。...»

グルクンの唐揚げ

カラッと揚げて味わいたい肉厚でジューシーな沖縄名産の白身魚

沖縄で”グルクン”と呼ばれるのは、標準和名を”タカサゴ”というフエダイ科の魚で、沖縄の漁港では一年中水揚げされている肉厚の白身魚だ。地方によってはアカムロ(高知)、メンタイ、アカメンタイ(和歌山)、チャムロ(三重)、アカウルメ(奄美大島)などの別名がある。浅い海のサンゴ礁や岩礁で群れをなし、活発に泳ぎ回る。雑食性で、小動物やプランクトンを食べる。生体の体色は青緑がかっているが、休息時や興奮している時、水揚げされた時などには体色が赤みを帯び、生体を見たことがない人にとっては、赤っぽい魚として認識される。グルクンは、沖縄の県魚にも指定されており、「アギヤー」と呼ばれる伝統漁法でとられている。グルク...»

足ティビチ

コラーゲンたっぷり!沖縄の郷土色豊かな豚足の煮込み料理

沖縄の郷土色豊かな料理で、コラーゲンたっぷりな豚足の煮込み料理。豚の足(方言名・チマグー)をぶつ切りにして昆布、大根を一緒に煮こんだ汁物。豚の足の肉質は脂肪が少なく、コラーゲンからなり、これを長時間かけて柔らかく煮ると、コラーゲンが何ともいえない味わいとなり、とろけるような舌触りになる。昆布との取り合わせも妙を得て、昔から珍重されている。柔らかい食感が食べやすく、お年寄りに好まれる代表的な琉球料理の一つである。 足ティビチは、沖縄の言葉で「チマグー」と呼ばれる豚の足を、クーブ(昆布)やデークニ(ダイコン)などと長時間煮込んで作る料理です。軟骨やゼラチン質が豊富に含まれており、特に老化防止や美...»

テビチ(豚足)料理

コラーゲンたっぷりの豚足を使った沖縄伝統の家庭料理

”テビチ”は、沖縄で「煮付け」を意味する方言だが、煮付け料理の多くに輪切りにした豚足が使われることから、豚足自体をテビチと呼ぶようになったといわれる。テビチは、伝統料理の煮付け、おでん、汁物などに用いられてきた昔ながらの食材だが、最近は、焼く、揚げるなど、新たなメニューも増えてきているという。テビチはゼラチン質が豊富で、まさに食べるコラーゲン。ビタミンB1も多く含まれているため、疲労回復や、動脈硬化予防などの効能があるといわれ、健康食品としても人気がある食材だ。 豚足は一般的な日本料理には使われませんが、沖縄では足てびち(単にてびち、てぃびちとも)と呼ばれ、煮付けやおでん、沖縄そばの具などと...»

アグー豚のしゃぶしゃぶ

沖縄の宝、アグー豚の旨みを逃さず楽しむ

脂身の甘さと驚くほどのやわらかさを持つアグー豚の肉を、さっと出汁に通してポン酢や薬味じょうゆをつけて食べる料理「アグー豚しゃぶ」。沖縄の在来種であるアグー豚は、脂の融点が低く、霜降りが多いといわれ、しゃぶしゃぶの出汁に通すだけでも脂が溶け出し、その甘みを堪能することができる。出汁に残った旨みも、シメの雑炊やうどんで残すことなく満喫できるので、アグー豚のおいしいところをすべて味わいたいのならば「アグー豚のしゃぶしゃぶ」はいち押しの料理だ。...»

スーチカー

ミネラルたっぷりの天然塩を使った豚肉の塩漬け。泡盛と相性抜群

沖縄方言(首里・那覇方言)で「スー」=「塩」、「チカー」=「漬ける」から名が付いた豚肉の塩漬けのこと。スーチキ、スーチキーともいい、沖縄北部方言(今帰仁方言)ではスーヂキーともいう。三枚肉をたっぷりの塩で漬け込んで作る伝統料理で、冷蔵庫のない時代からの保存食だった。塩は、「島マース」と呼ばれる県産の天然塩が使われる。ミネラルたっぷりの塩で漬け込むことにより、豚肉の旨みが十分に引き出され、辛すぎず、脂っぽくなく、さっぱりとした味わいに仕上がる。網で炙ったり、ボイルしてレモンをかけるとおいしい。チャンプルーや焼きそばの具、サラダのトッピングなど地元料理に欠かすことのできない万能食材だ。泡盛やビール...»

ゴーヤ料理

長寿で知られる沖縄のパワーの源!クセになる苦味も◎

ゴーヤ(ニガウリ)は沖縄を代表する夏野菜で、クセになる独自の「苦味」が特徴。ビタミンCを豊富に含み、熱を加えても壊れにくいため、様々な料理に利用されている。ゴーヤ料理の代表的な存在といえば”ゴーヤチャンプルー”だが、他にも天ぷらやきんぴら、鶏肉と合わせた煮びたしなど、そのバリエーションは豊富。シンプルに塩を振って漬けたり、風味のあるごま油で炒めてもおいしい。近年は、ゴーヤスイーツや、ゴーヤをいかしたお寿司なども楽しめるようだ。 呼称は九州地域で栽培されてきた細長く苦味が強い品種を「ニガゴイ」ないし「ニガゴリ」、沖縄地域で栽培されてきた太く苦味が穏やかなものを「ゴーヤー」と呼び分ける場合もある...»

ヒージャー(山羊)

刺し身でも食べられる滋養強壮のヤギ料理

沖縄方言で「ヤギ」を意味するヒージャー。滋養強壮の食材として古くから地元の人たちに食されており、血行をよくするなどの薬としても珍重されている。ヒージャーの肉を、捌いてすぐに刺し身として食べるヒージャ刺しは、癖が少なく食べやすい。ヤギ汁はヒージャーグスイ(山羊薬)と呼ばれ、薬餌効果の高いスタミナ料理として親しまれている。沖縄では結婚式やお祭などの祝いの席で食されることが多い、貴重な食材である。...»

沖縄和牛

沖縄でうまれ育った純正和牛「沖縄和牛」を味わう

「和牛」というのは「国産牛」と違い、日本の在来種だけで交配しなければならない等の厳しい決まりがある。それをクリアした上で沖縄生まれ、沖縄育ちに限定し、さらに飼育場所や飼料、育成方法にもこだわって誕生したのが「沖縄和牛」。その肉の味は絶品とされ、やわらかな赤身は甘く、旨みが凝縮した肉汁がしたたり、クセのない脂身は口のなかでとろけるという。2005年にブランド認定されてからまだ日が浅く、その旨さは広くは知られていないが、沖縄に立ち寄ったときにはぜひとも味わって欲しい。...»

イラブチャー

鮮やかな色が目を引く南国の鯛

ブダイ類の総称として呼ばれるが、代表的な種類は体色は青色から緑色のナンヨウブダイ。ゲンノウイラブチャーとも呼ばれ、刺身や汁物などとして食される。...»

アーサ

沖縄県民の健康を陰で支える栄養豊富で緑鮮やかな海藻アーサ

ふりかけの海苔などに加工される、岩場にはえる緑色海藻の「あおさ」を沖縄の方言で「アーサ」と呼ぶ。磯の風味が豊かで、沖縄の海を味わっているような香りが特徴。沖縄の食卓には欠かせない食材のひとつ。色鮮やかな緑色が美しく、様々な料理に使用される。アーサ汁という吸い物やてんぷらに調理されたり、そのまま納豆やうどんにかけて食べる。栄養価が高いので給食などにも重宝され、健康食品としても注目を集める。冬から春にかけての旬には生のアーサが店頭に並び、乾燥アーサは定番商品として通年販売される。 旬 12月 1月 2月 3月 4月 5月...»

グルクン

沖縄の県魚は、カラフルな見た目で味も◎お頭から尻尾まで堪能

沖縄の県魚にも指定されている、名実共に沖縄を代表する魚「グルクン」(標準和名・たかさご)。地方によってはアカムロ(高知)、メンタイ、アカメンタイ(和歌山)、チャムロ(三重)、アカウルメ(奄美大島)などの別名がある。沿岸のサンゴ礁域や岩礁域周辺に群れで生息し、体は水中では鮮やかな青色で2本の黄帯が走り、非常に美しい。5~7月に1,500尾ほどの大きな群れで産卵を行う。追い込み網漁や刺し網で大量に漁獲される。生体の体色は青緑がかっているが、休息時や興奮している時、水揚げされた時などには体色が赤みを帯び、生体を見たことがない人にとっては、赤っぽい魚として認識される。淡い紅色の身は淡泊な味で、料理法は...»

スク豆腐

昔から親しまれてきた豆腐料理は沖縄の酒の肴の代表

「スク」とは体長2~3cm程のアイゴの稚魚のことで、沖縄方言では「エーグヮー」と呼ばれる。6月から8月が漁のシーズンで、新鮮なうちは刺身や唐揚げなどでも味わうことが出来る。一般的にはスクを保存食として塩漬けし、瓶詰めされ市販される。それが「スクガラス」と呼ばれ、瓶の中にきれいに並べられたスクガラスが市販されている。この スクガラスを島豆腐に乗せたものがスク豆腐で、泡盛など酒の肴の代表とも言える、沖縄の定番料理。...»

ハンダマ(葉野菜)

濃厚な色彩が美しい不老長寿の葉

高い栄養価で健康食材としても注目される、葉の表側は濃い緑色で裏を赤紫色に染めた葉野菜で、主に沖縄や南九州で栽培されている。キク科の島野菜であるハンダマはさわやかな風味が香るクセのない味わいで、オクラや納豆のようなぬめりのある独特の食感が特徴だ。古くから薬用野菜として民間療法で使用され、血の薬や不老長寿の葉ともいわれ重宝されてきた。炒めものや天ぷら、サラダと様々な料理に用いられ食卓を鮮やかに彩る。県内のホテルなどで提供され、沖縄特有の一品として観光客にも好評を得ている。 旬 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月...»

カラシナ(島菜)

カラシナを塩漬けにするのが沖縄流!栄養たっぷりのさっぱりした風味

沖縄の方言で「シマナー(島菜)」と呼ばれるほど「カラシナ」は、古くから親しまれている伝統野菜。「芥子菜」と書く名の通り、独特の辛味が特徴。種子からは和からしがつくられる。沖縄特有なのが、辛味をやわらげるために塩漬けにすること。塩漬けしたカラシナは「チキナー」といわれ、香りが高くなりさわやかな風味が増す。チキナーをツナ、スパムなどと炒める料理は家庭でよく食される定番の一品だ。島豆腐と炒めたチキナーチャンプルーはお酒のつまみにぴったりで、沖縄らしいメニューとして観光客にも人気がある。...»

島らっきょう

ピリっとした辛さにハマる沖縄野菜

沖縄県で作られているらっきょうで、本土のものに比べてひと回り小さく、ねぎに似た強い辛みを持っている。見た目がねぎに似ているのは、ねぎの栽培方法と同様に寄せ土(日を遮るために根元に土を寄せる)による軟白栽培で育てられるからだ。「島らっきょう」は、皮をむいて一夜漬けや酢の物で食べたり、塩漬けにしたものにかつお節をかけて食べるのがポピュラーだが、炒め物や天ぷら等の料理を始め、ねぎや玉ねぎの代わりとして使われることも多いようだ。 旬 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月...»

さーたーあんだぎー

沖縄の定番おやつ。ボリューム満点のドーナツ風揚げ菓子

「さーたー=砂糖」と「あんだぎー=揚げ物」というふたつの言葉の合成語で、コロコロとした球状に作られたドーナツのようなお菓子だ。材料には、小麦粉、卵、砂糖が使われ、それらを練りあわせて、適度な大きさにちぎり、球状にまとめて揚げれば完成だ。大きさは、ゴルフボール大より小さなものから、ソフトボールよりも大きなものまでとまちまちだが、大きなものは、結納など、お祝い事の際に使われることが多いということだ。沖縄の子供たちのおやつといえば、おばぁの作るさーたーあんだぎーと言っても過言ではないだろう。 サーターアンダーギーは、沖縄県の伝統的な揚げ菓子です。この名前は、首里の言葉で、"サーター"は砂糖を意味し...»

ぽーぽー(菓子)

子供の成長を祝い、火の神や仏壇に供えていた焼き菓子

ポーポーとは沖縄の伝統菓子。ユッカヌフィーと呼ばれるお祭りの日に、子どもたちの健やかな成長を願い、ポーポーを火の神や仏壇に供えていた。小麦粉を薄く焼き、みそに豚肉と砂糖を加え、油で甘辛く炒めた沖縄の具材である“油みそ”をつつみ、棒状にクルクルと巻く。同じ様に平たく焼きあげる「ヒラヤーチー」と「ちんびん」という料理もあり、混同されがち。もともと、中国から伝わったものだが、後に沖縄風にアレンジされていった。生地の大きさは15cmほどで、厚さはクレープより少し厚め。菓子にも軽食にもなる沖縄の郷土料理。...»

ぜんざい(沖縄県)

沖縄の夏を涼しく過ごす、ひんやり冷たい夏の風物詩

”ぜんざい”というと、一般的に”おしるこ”想像すると思うが、沖縄の”ぜんざい”は、甘く煮た”金時豆”と白玉の上にかき氷をのせたものを指す。もとは、金時豆ではなく、緑豆は体を冷やして熱を取り除く作用がある漢方の材料でもあった”緑豆”を使っていたということだが、戦後に、米軍の物資として出回った金時豆が使われるようになっていったようだ。冬には、かき氷をのせずに、温めて作られる”ホットぜんざい”を提供するお店もあるようだが、あまり見かけられることはないようだ。...»

琉球泡盛

琉球泡盛は沖縄で造られた証。どうぞウサガミソーレ(召し上がれ)

沖縄で酒といえば泡盛。泡盛は焼酎の一種で、県内には数多くの醸造所がある。原料はタイ米を使用し、黒麹菌を使って米麹にする。一般的に焼酎は2段階仕込みをするが、泡盛は1回だけの全麹仕込みで、単式蒸留機で蒸留することにより原料の香り、味、成分が残る。一般的に水割りで飲まれることが多いが「炭酸割り」「カクテル」など楽しみ方はいろいろ。泡盛を3年以上熟成させたものを古酒(クースー)といい、寝かせるほど甘い香りとまろやかで深い味わいになる。古酒には10年以上寝かせたものや1万円以上もする高価な物もある。...»

泡盛 まさひろ

熟成させることで増す旨みが楽しめる本場沖縄の泡盛

1883年(明治16年)に創業して首里王府の城下町にて泡盛製造を始めた老舗「まさひろ酒造」(旧 比嘉酒造)の自信作”泡盛まさひろ”。芳醇で華やかな香りと、すっきりとしたキレのある飲み口が魅力の泡盛だ。その魅力は、貯蔵熟成することでさらに増し、3年以上熟成させたものは「古酒」と呼ばれ、高級品として扱われる。泡盛は、熟成させることで、特有のガス臭が抜け、雑味が減り、より凝縮した純粋な旨みが楽しめるという。泡盛まさひろは、自宅での貯蔵熟成が可能なカメ(3升~1斗サイズ)での販売もされているので、家庭の記念日など、特別な日に味わう自家製古酒として楽しむのもおもしろい。...»

本格いも焼酎 紅一粋

沖縄産紅いも100%使用の日本最南端の紅いも焼酎

沖縄で初めての本格いも焼酎で、沖縄県本島南部、八重瀬町で穫れた紅いもを100%使用している、黒麹(くろこうじ)仕込みの本格いも焼酎だ。創業1961年のヘリオス酒造の「酒はその土地で穫れる作物で造る」と創業の精神を受け継ぎ、輝く太陽、珊瑚由来のアルカリ性でカルシウムを代表とするミネラルが豊富な大地に恵まれた沖縄で穫れた良質の紅いもだけを原料に、沖縄で初めての本格いも焼酎が誕生した。その名を「紅一粋」(べにいっすい)。黒麹仕込みならではのコクと紅いもの甘い華やかな香りが引き立つ、芳醇な味わいの本格いも焼酎である。...»

琉球泡盛 古酒 くらクース

樫樽の長期熟成琥珀に輝く泡盛

泡盛の最大の特徴は、黒麹菌(くろこうじきん)による全麹仕込みの醪(もろみ)を一度だけ蒸留する伝統の製法にある。「古酒くらクース」はその伝統の製法に加え、より酒の熟成を促すといわれる銅製蒸留機を用いて蒸留を行い、樫樽でゆっくりと熟成させたクース(古酒)だ。1961年、ラム酒造りでスタートしたヘリオス酒造の長年に渡る樫樽技術とブレンド技術が生んだ泡盛。クースならではの華やかな芳香と、深い味わいをぜひお楽しみいただきたい。樫樽熟成による琥珀色の輝きと芳醇な香り、まろやかでいて重厚な深い味わいに、至福のひとときに誘われる一品。ロックや水割り、お湯割りで。...»

久高島産 海ぶどう

生だからこそのぷちぷちした歯ごたえで、海の味が楽しめる

沖縄県にある久高島で育てられた海ぶどう。海ぶどうとは《クビレヅタ》という海藻のことで、 ひとつの房に沢山の粒々がついているのが特徴。 噛むと口の中で海ぶどうの粒々がプチプチとはじける その食感が人気。栄養たっぷりな海藻だと いうこともあり《長命草》、そして世界三大珍味のひとつ《キャビア》に似ている事から、 《グリーンキャビア》とも呼ばれる。那覇市寄宮で沖縄の食材を販売する翁屋は、その年月の中で育んだ経験から食材を厳選し、常に美味しさ、鮮度品質にこだわり、沖縄の食材を全国へ届けている。久高島産海ぶどうは、生だからこそのぷちぷちした歯ごたえで、海の味が楽しめる。食べる分だけを水でかるく浸して、ドレ...»

亀の甲せんべい

昔ながらのみんなのおやつ、あとひくおいしさのせんべい

”亀の甲せんべい”とは、名前の由来である亀の甲羅に似せた、こぶしほどの大きさのせんべい。”おかき”に似たサクサク食感と、沖縄の塩がほどよく効いた、後を引くおいしさで人気がある。沖縄では亀せんとも呼ばれ、昔から駄菓子屋でも売られていたほどメジャーなお菓子で、定番の塩味以外にも、甘めに味付けしたものや、梅味などが販売されている。沖縄県民でなくても、思わず故郷を思い出してしまいそうな素朴な味わいは、老若男女を問わず楽しめるだろう。...»

ちんすこう

色々な味が揃う沖縄みやげの定番といえばコレ

琉球王朝時代から沖縄県で作られている、上質なラードと黒糖を使って焼き上げたシンプルな伝統菓子。当時ちんすこうは、琉球王朝の王侯貴族のみが食する事ができた宮廷菓子であったため、「ちん」は珍しい、「すこう」はお菓子というのが名前の由来となっている。ビスケットのような食感と、控えめな甘さが特徴で、黒糖風味のプレーンのほかに、チョコや紅芋、マンゴーなど、味のバリエーションも豊富。日本茶やコーヒーのお茶請けに限らず、アイスクリームの口休めやトッピングにも用いられている。箱詰めにされた同商品が県内の土産品店で販売されており、代表的な沖縄みやげとして観光客にも人気だ。 ちんすこう(金楚糕)は、琉球王朝時代...»

シークヮーサーこしょう

沖縄の特産品のコラボが食欲をそそる、フレッシュな調味料

沖縄を代表する特産柑橘類”シークヮーサー”と、沖縄産の島唐辛子、石垣島の名蔵湾で採れた石垣の塩で作られた”シークヮーサーこしょう”。ゆずこしょうよりも唐辛子と塩味が少なく、ふんだんに配合されたシークヮーサーのさわやかな風味とフレッシュな味わいの後に、ピリッとした辛さがあとを引く、クセになるおいしさだ。特に鶏肉との相性がよく、シンプルな焼き鳥でも一層うまみを増す。うどんや天つゆ、鍋物、お茶漬けの薬味としてもおすすめだ。昭和25年創業、沖縄の老舗調味料メーカー「赤マルソウ」のこだわりの調味料。...»

タンナファクルー(郷土菓子)

明治から続く素朴な焼き菓子

溶かした黒糖に小麦粉と重曹を混ぜてこね、丸く型抜きして焼いた、安価で素朴な焼き菓子です。もともと琉球王家にはクンペンという胡麻餡入りの高級菓子がありましたが、庶民には手が届かないものでした。タンナファクルーは、そのクンペンの代用品として、餡を使わずに作られました。今では沖縄の伝統的な焼き菓子として広く知られています。 明治20年に、首里で菓子商を営んでいた沖縄の製菓メーカー「丸玉」(旧 丸玉製菓)の創業者、玉那覇二郎が考案した、黒糖と小麦粉、卵で作った素朴な味わいのお菓子。家の名「玉那覇」(沖縄の方言でタンナファ)と、色黒だった二郎のあだ名「色黒」(クルー)を合わせて「タンナファクルー」と呼...»

具だくさん食べる沖縄ラー油

沖縄の島とうがらしや島らっきょうが入った食べるラー油

カリカリのガーリック、香ばしいオニオン。ピリリと辛い沖縄の島とうがらしから沖縄特産の島らっきょうまで、沖縄ならではの食材を使用した絶品の食べるラー油。ごはんにかけたり、冷奴の上にのせてもおいしい。さらにサラダのトッピングやチャーハン等の隠し味にもぴったりなので、ひとつあるととても便利な調味料。フライドガーリック、トーストオニオンで食感豊か。沖縄那覇空港の売店でも売れ筋商品となっている。 ...»

沖縄豚肉みそ ごはんが旨い

芳醇な味噌の香りと豚肉の旨味が絶妙!ごはんにお酒の肴に最適

沖縄県内の多くの家庭に親しまれ続けている赤マルソウの少し甘めの豚肉みそ。米味噌と麦味噌をバランス良く調合することで、芳醇な甘味と香りを引き出したブレンド味噌に、旨み成分であるグルタミン酸をたっぷり含んだ県産の豚肉を加えた一品。縄県産豚肉の旨みと米みその甘み、麦みその芳醇な香りが食欲をそそる。濃厚な味わいととろけるおいしさで、主にごはんのお供に親しまれているが、お酒のおつまみにもおすすめ。泡盛との相性も良く、沖縄を代表する珍味のひとつとして地域に親しまれている。昭和25年創業、沖縄の老舗調味料メーカー「赤マルソウ」のこだわりのおかず味噌...»

沖縄県産 焼き紅いも

まるで和菓子のような上品な甘みの焼き芋

株式会社 琉堂は創業8年目、沖縄のカラフルなトロピカルフルーツや栄養たっぷりの野菜を取り扱う会社。スウィーツ店として、マンゴー等フルーツ専門のお店『マンゴーカフェ琉堂』と、紅いもを専門に取り扱うスウィーツ店『紅いも琉堂』がある。『沖縄県産焼き紅いも』は、読谷村・八重瀬町・久米島でとれた、沖縄にしかない『紅いも』を焼き芋にした。生の紅いもは沖縄県外への持ち出しが禁止となっており大変希少価値の高い商品。しっとりとしていて、まるで和菓子のような上品な甘みとジューシーな食感が楽しめる。紅芋を使った、紅いもどら焼きや、芋チップス、紅芋の干しいもなども製造していて、国際通りや、沖縄県内スーパー、百貨店、那...»

さんぴん茶

沖縄で最も親しまれているジャスミンの花の香りが爽やかなお茶

”さんぴん茶”というと聞き慣れないが、その正体はジャスミン茶。中国で、ジャスミン茶のことを「香片(シャンピエン)茶」と呼ぶ地方があり、それが訛ってさんぴん茶になったといわれている。ジャスミン茶は、ジャスミンの花をお茶にしたものではなく、緑茶にジャスミンの花の香りをつけたもの。人気が出てからは、全国展開している大手飲料メーカーもこぞって缶やペットボトルを発売したため、近年はジャスミン茶といえば、全国的にメジャーなお茶のひとつになった。沖縄を訪れた際は、本場の味を確かめてみてはどうだろうか? 沖縄のお茶といえばさんぴん茶 ルーツは中国!? 家族の団らんのひとときに、親しい仲間と一緒に、気分を...»

かめ仕込み もろみ酢

昔ながらのかめ仕込みで作られるもろみ酢は体も喜ぶ最高級品質

美容や健康に優れた効果を発揮するといわれているクエン酸を多く含んだ健康飲料“かめ仕込み もろみ酢”。1883年(明治16年)に創業して首里王府の城下町にて泡盛製造を始めた老舗「まさひろ酒造」(旧 比嘉酒造)が、昔ながらの「かめ仕込み」で行われる泡盛(沖縄の地酒)作りの製造工程で生じる蒸留後の良質のもろみ使って作られる”もろみ酢”で、酢特有のにおいと酸味が少なく、あっさりとした味わいで飲みやすい、という特徴がある。この飲料には、GABA(ギャバ=γアミノ酪酸)や18種類以上のアミノ酸、クエン酸が含まれており、美容や健康維持に気を使っている方におすすめです。体調が気になる人は試してみてはいかがだろ...»

沖縄県