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沖縄県 > 那覇・沖縄本島南部 > グルクン

グルクン

沖縄を代表する県魚「グルクン」

グルクンは、沖縄を代表する魚のひとつで、沖縄県の県魚にも指定されています。標準和名はタカサゴで、沖縄では古くから食用魚として親しまれてきました。

地域によっては、アカムロ、メンタイ、アカメンタイ、チャムロ、アカウルメなど、さまざまな呼び名があります。沖縄では一般にタカサゴ科の魚を「グルクン」と呼ぶこともあり、船釣りの対象としても広く知られています。

サンゴ礁を群れで泳ぐ美しい魚

グルクンは、沖縄のサンゴ礁域や岩礁域などに生息する魚です。昼間は大きな群れをつくってリーフの外側などを泳ぎながら餌を探し、夜になると群れを離れてサンゴの下などに身を隠して休みます。

水中を泳いでいるときの体は鮮やかな青緑色をしており、黄色の帯が入る美しい姿が特徴です。一方、水揚げされたときや興奮したときなどには体色が赤みを帯びるため、赤っぽい魚として知られることもあります。

大きな群れをつくるグルクン

グルクンは群れで生活する魚で、特に5月から7月頃には大きな群れで産卵するとされています。漁では追い込み網や刺し網などが利用され、沖縄の食卓を支える身近な魚として水揚げされてきました。

日本近海にはタカサゴ科の魚が複数の種類生息しており、沖縄ではさまざまな種類が「グルクン」として親しまれています。なかでもタカサゴや、体が平たいことから「ヒラーグルクン」と呼ばれる魚などがよく知られています。

刺身から唐揚げまで幅広く味わえる

グルクンの身は淡い紅色をした白身で、淡泊ですっきりとした味わいが特徴です。沖縄では刺身、煮付け、焼き物、唐揚げなど、さまざまな料理で食べられています。

特にグルクンの唐揚げは沖縄を代表する料理のひとつで、頭から尾まで丸ごと揚げて食べられるのが魅力です。身だけでなく骨や皮も楽しめるため、グルクンを無駄なく味わえる料理として親しまれています。

また、すり身にしてかまぼこの材料として利用されることもあります。沖縄の海で身近な存在として親しまれてきたグルクンは、見た目の美しさだけでなく、食材としての魅力も豊かな魚です。

沖縄の海と食文化を感じるグルクン

色鮮やかな姿でサンゴ礁の海を泳ぎ、沖縄の食卓ではさまざまな料理に姿を変えるグルクン。県魚に選ばれていることからも、沖縄の自然と食文化を象徴する魚のひとつといえます。

沖縄を訪れた際には、定番の唐揚げをはじめ、刺身や焼き物など、地域の食堂や飲食店で味わえるグルクン料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。

旬:5月~8月

Information

名称
グルクン

那覇・沖縄本島南部

沖縄県